宗教観の無い日本人リクルーターが仏誕節に思うこと

キリストの誕生日はクリスマスだと思うけど、ブッダの誕生日をご存知ですか。僕も知りませんでした。

実は仏教国タイではブッダの誕生日は休日です。仏誕節と言います。ただその休日ですが、毎年変わるのです。誕生日が変わるって、ちょっと何言ってんだかわからないって感じですが、理由は「タイ太陰暦6月の満月の日」となっているからで、毎年変わるわけです。

なぜ、「タイ太陰暦6月の満月の日」かと言うと3つの出来事が重なる、神聖な日だからです。

・ブッダは6月の満月の日に生まれた

・ブッダは6月の満月の日に悟り(大悟)を開いた

・ブッダは6月の満月の日に入滅(死去)した

この3つが、奇跡的に同じ日に起こっているので、タイ太陰暦6月の満月の日は、タイでは祝日なのです。そして、当然のことながら、満月の日は毎年微妙に変わりますので、毎年違う、つまり毎年ブッダの誕生日は違うのです。

と言うことで、2020年のタイでの仏誕節の祝日は、5月6日でした。奇しくも日本も振替休日ですよね。まあ、今年はコロナでGWも休日もへったくりもないかもしれませんけど。

ところで、何も仏教について色々書きたいわけではありません。標準的な日本人なので、宗教にあまり詳しくありません、お寺に行って、神社に行って、結婚式は協会で。。みたいな。友達はミッション系の幼稚園に、仏教系の私立の中学高校に、キリスト教系の大学に、と、日本人の宗教観って、だいたいこんなもんですよね。

と言うことで、タイ人は仏教を信じている人が多く、常日頃からお祈りをしたりしています。タンブンと言います。

で、タイ人はよくハスの花の話をするわけです。蓮です。仏教に関連する花です。

蓮は何やら、泥水でなければ根が張らず、いずれ水面に出て、高いところで花を咲かせると言うことです。

つまり泥の中でしっかりと根を張って、いずれ泥水を出て、高いところで花を咲かせる。

逆に言えば、

蓮が綺麗な華を咲かせるためには、泥が欠かせないのです。

根っこの世界が泥水であることが、綺麗な華を咲かせる必須条件でもあります。

無理やりかもしれないですけど、リクルーターをしていると、この蓮の花の泥水の話を聞くといつも、ドロドロした会社というか、グレーなというか、黒い会社社会を思い出してしまいます。

いつも爽やかにしている奴が生きているドロドロした世界です。

なぜ転職をしたいのか。なぜ、今の職場を離れたいのか。

面接では色々とポジティブなことを言いながら、実際はパワハラやアンフェアで理不尽なことでいっぱいな泥から抜け出したいのが一番だったりします。

そこに根を張りうまいこと、なんとか過ごしてきた人は、やがて高い場所で花を咲かせるのですよ。

だからと言って、何も泥水の中で我慢することはないかと思います。それを交わすことも、避けることも、根をはることに含まれるかと。

ただ、志だけはずっと持ち続けているのでしょう。

キャリアアップとは、泥水の中をかわすことなのかもしれない。

つまり、なんとか、のらりくらりしながら、泥の中から、水面に出て、そしてその後泥を見下ろしながら高いところで花を咲かせる。

泥に飲まれずに。

泥に飲まれない方法は転職でも良いですし、何か適当に交わすのも良いですし、戦うのも良いのかもしれません。

このコロナの在宅で色々と考えている方、今の状況が泥水の中だと思う方、そのうちに高いところに出て、花を咲かせましょう。

泥水から外に出るには、転職も一つの方法です。