会社のプロと業界のプロ

今早期退職が発令されたら、あなたはどうなりますか?

新型コロナの影響で今年のリストラは大変なことになっていますね。早期退職、希望退職の募集企業が、昨年の2倍ペースで急増しているらしいです。

会社が早期退職を発令したらどうしたら良いでしょうか。その時になって考えても遅いですよね。その時になって慌てても遅いです。

そうなる前に、もう、今から準備をする必要があります。

準備って何をするのでしょうか。

会社のプロと業界のプロ

今の会社以外でも働けるようにすれば良いですね。つまり、業界のプロになることです。

  • 業界のプロであれば、競合他社からも誘われる人材です。
    • 業界のプロとは、客観的なスキルを身につけた人です。客観的なスキルとは、広く汎用されるもの。英語、プログラミング、マーケティング、MBAタイトル、資格、ITリテラシー、金融リテラシーなど、普遍的なものです。
  • 会社のプロは、その会社では出世できますが、競合他社から誘われない人です。
    • 会社のプロとは、客観的なスキルは二の次にして、とにかく上司、その上司、その上司など、会社の上の人に立ち回るのがプロ級に上手い人です。業界も何も関係なく、とにかくその会社では間違ってでも出世できるかもしれないという人です。

この二つしかないですよね。それ以外は独立かプー太郎です。

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転職はとりあえず経験をしておいた方が良い

他社に転職するには、そもそも転職を経験していた方が良いですね。

逆にいうと、これから先の世の中は、日本企業であったとしても、ずっと転職をしないでいる方がレアケースという時代が来るかもしれません。

外資系企業で働いている方は、転職なんて当たり前ですよね。

でも国内の、特に大手企業では、依然として転職する人はまだまだ少ないです。もう10年以上同じ会社にいる人がいれば、「多分面接とかに落ちている人」という風に見られてしまう時代が来るかもしれません。

転職を経験していれば、別に早期退職制度が発令されたからといって、慌てることはありません。むしろ「ラッキー!」とか、「チャンス到来!」みたいに考えられるかもしれませんよ。

色々な準備をした方が良いです。危ないのは、その会社にしがみついていることです。出世など、狙うのやめましょう。その代わりに客観的なスキルを身につけて、自分でキャリアアップしましょう。

その会社のプロになるのはやめましょう。

その業界のプロになりましょう。

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