コロナ時代を生き残る対策として、雇用がもし脅かされそうになった時には、事業主にしっかりと雇用助成金などの対策をとったのかどうか、確認しましょう。。という趣旨のことを書こうと思ったのですが、何やらニュースでそのオンラインシステムが停止しているとのことじゃないですか。
この記事が思わぬ方向に!!
まあ、システムエラーだったら、仕方ないな。多分。殺到したのかななんて、思いますが。もしそれが個人情報流出だったら、どうしますか?
「不具合」なの?
厚労省の「雇用調整助成金等オンライン受付システム」が現在停止しています。理由ですが、6月5日に受付システムで、不具合が発生したことが判明したことによるものです。実はこれは初めてではなくて、2度目ということになります。不具合の原因までは明らかにされていません。利用者にとっては郵送や実際にハローワークに出向くなどして時間を割かなければならない事態に発展してい流ということです。原因は今調査中で、把握できていないとのことですが、おそらく、オンラインの利用者が殺到したのではないでしょうか。
その前に雇用調整助成金とは
そもそも、雇用調整助成金とは何でしょうか。それは雇用者側に対して支払われる助成金です。このコロナで申請方法も簡素化されていた矢先でした。もし、リストラという話になった時には、雇用者に対して「雇用調整助成金などの申請などを行なっていますか?」などと聞くべきなのです。実は、これは裁判沙汰にもなっています。雇用者側はしっかりと助成金申請などの努力を怠るべきではないですし、雇い止めやリストラされる側は、それを材料に法的手段に出ることもあり得ます。
雇用助成金はどうしたらもらえるのか
① 売上げが下がり、従業員を休業させる必要があった
② 従業員を計画的に休業させた
③ 休業させた従業員に休業手当を支払った
上記のような時には、雇用者側は雇用助成金がもらえます。実は従業員の方が知っておくべきことだと思います。ここでいう、「休業」とは、働く意思があるにも関わらず働けない状況のことを言います。休暇などは当てはまりません。当たり前ですよね。
雇用が危うくなったら、雇用主に十分な対策を取っているのかを聞いてみましょう。
厚労省のホームページによると、そのあと次のステップで流れるそうです。
- 休業協定書にまとめ、従業員の代表と合意する
- 計画どおりに休業させ、休業手当を支払う
- 助成金の支給申請書を作成する
- 労働局・ハローワークに申請する
⬇️ ⬇️ ⬇️ ⬇️
指定した口座に、助成金が振り込まれます
このような手順を踏まないと、訴訟を起こされることもありますので、雇用者側は注意です。
従業員側は、この手順を雇用者が踏んでいるのかどうか、注視したほうが良いです。
不具合ではなくて、個人情報流出なのか?

不具合とか、違和感とか、何かこう、抽象的な表現ってありますよね。不具合って、なんですか?ということですよね。実は個人情報流出かもしれないですよ。もしこれが個人情報流出だったら、これは不都合なことになりますよね。NHKで報道されておりますけど。。。。
え、不具合って、何かシステムトラブルと思ってしまいますけど、うまい表現ですよね。
もし報道が事実なら、実は大変なことです。どんな個人情報でしょうか。そもそも、雇い止めをされそうな予備軍というか、そういう人の情報だったら微妙です。
もしかしたら、不都合なことをオブラートに包んだ表現だったのかもしれませんね、「不具合」って。
ちょっとどうなるのかわからないので、なり中ですね。
でもこの手続き、面倒ですよね。簡素化されたとはいえ、中小企業の雇用主がただでさえ資金繰りなどで、何とか持ち堪えようと奮闘している時に、手続きができないし、誰からも知らされてなければ、そもそも知らないですよね、こんなの。
仮に何とか知ることができて、しかもオンラインでできるのならそれをしようと思ったら不具合で停止です。結局簡素化しても機能せずに、役所まで行かなければならなくなっています。そんなの無理ですよね。
大変なことになっています。
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