偶然を演出するCosmos Video
いちいちアポを取らないでMRと話したいという医師は多いと思います(俺調べ)。そもそも、それが本来のMR活動です。本当に必要な時にはアポイントとりますけど、普段の活動ではいちいちアポイントとりません。
「先生、ちょっといいですか?」
とか、
「あ、武田さん、ちょっといい?」
みたいなやりとりこそ、医師も望んでいるのです(俺調べ)。
ところが、コロナで、MRもリモートになり、全てオンラインになってしまいました。特段用事がない時には、普段なら、ドクターと医局とかでつまらない話でもしていれば良いのですが、何しろリモートですので、ドクターと話す時には一個一個アジェンダ(懐かしい。渡辺喜美)が必要になります。
あそこの焼肉が美味いとか、あの子可愛いとかいう雑談にアジェンダはありません。ですので、それはリモートではできなくなりました。
考えたのですが、ポケモンGOでしたっけ? そういうゲームありますよね。それの病院が舞台のを作ってもらえば良いと思いました。医局とか院長室とかにいくわけです。良いと思いませんか。偶発的なミーティングができそうです。
医師は、MRと偶発的なMTGとか、あるいは、何かのついでにちょっとだけ話したいとか、そういうことを望んでいるのです。
- 偶発的なMTG
- ちょっとだけよ
それが可能になるかもしれないと思わせたのは、Cosmosという会社です。
Cosmosは人と一緒に仕事をするような感じを提供する、バーチャルプラットフォームです。ただ、同じ会社とか、オフィス空間がプラットフォームになるので、外部をプラットフォームにできるのかわかりません。
もしも、外部のパブリックな場所をバーチャルにできるなら、まさにVRの登場になります。
VR 【 Virtual Representatives 】の登場
Cosmosをちょっと加工すれば、パブリックスペースのプラットフォーム化が可能になるのではないでしょうか。
そうしたら、医局のバーチャルプラットフォームが誕生します。
そこに、MRならぬ、VRとしてログインして医師や各メーカーがうろつくのです。
そこに、おっと、声がかかります。先生からです。
「はい。あ、それはですね、症例としては。。。。」
みたいな、医師とMRのセッションが早速始まります。アポ無しです。
Cosmosを改良して、VRとして活動できる時代が来るかもしれません。
ただ、もう、そこまでいくと、「普通に訪問しなよ」とおもってしまうのです。