大手か、中堅か、提携せずに自前か?

こんにちは。

ある薬があるとして、日本ではA社(販売会社)が売っていたとしても、実は海外ではB社(製造元)が開発元だったりするケースです。 コプロの形にも色々とあるのですが、今までは大体が外資の日本法人が開発元で、国内企業が販売元だったりするケースが多かったのではないでしょうか。

国内企業のA社は、自社製品ではありませんが、売上も大きいので、注力したりします。

開発元のB社の日本法人は、その薬は日本では全てA社に委託しているので、自分で販売しておりませんが、実はMSLやマーケは結構いて、その人たちは販売元のA社に相当入り込んで馴染んで仕事しなければならない身分だったりするケースです。

あるあるですよね。

開発元の外資のB社としては、自分達の会社にその薬のMRが居ないので、その薬に携わるチームは本社だけで、どうしても少数になります。少数精鋭なチームということです。なんか特別感というか、選ばれた感みたいなのが勝手に芽生えたりします。特殊な任務を負っているかのような、自意識過剰になっちゃう人もいるでしょう。

昔みたいに、ガチンコでコプロして、取ったとか取られたとか、ひっくり返されたとか、卸の勢力図がどうとかいうのは、もうないのです。昔のリストラゼネカとシオノギみたいなのは、もうありません。外資の新卒のイケイケお姉ちゃんMR vs 国内企業のおっさんによる、なんとかスタチンの奪い合いとか、もう無いですよね。それに今は、国内企業の方が、新卒女性なども多いですし、平和で雰囲気も明るいかもしれないですね。 外資のおっさんは、いつもカネカネ カネカネ言ってそうで、嫌気差されたりするかもですよね。

若い方々は、実際おっさんの話なんて興味もないけど、可哀想だから、スマイルで聞いてあげているだけなのです。

まあ、話はそれましたけど、結構前からですけど、コプロの形って、開発元には、営業部隊が居ない可能性が結構あるし、今後そういうスタイルは、前にも増して増加するかもしれないですよね。

開発元企業には、その薬担当のMRは居ないけど、MSLやマーケや、KAM、ストラテジーのような人々は居たりするパターンです。

そのストラテジーですけど、よくわからんですけど、もしかしたら、今後中堅狙いもありかもしれないですね。例えば、モデルナがワクチンを武田と組みましたが、武田のような大手は、自社製品で忙しそうな感じがして、あまり注力してくれないかも? みたいに思っちゃったりするのでは無いでしょうか。

そこで、MSDの期待のモルヌピラビルですが、なんとキョーリンとコプロですよね。キョーリンにとっては、なかなか新薬も乏しかった中で、極めて話題性のある製品を販売することになって、注目ですよね。株価にも影響するのでは無いでしょうか。キョーリンは昔、神田の猿楽町というところにありまして、お茶の水駅から近い場所ですが、今でも多分あるでしょうけど、個人的に中学、高校、大学とそのあたりをウロウロしていたので、馴染み深いです。オフィス街に突然、キョーリン製薬って、看板が出ているのです。自社ビルなのでしょうか?

また、MSDにとっても、例えば自前で営業部隊を作って、その部署を運営して、足りない人員はCMRを採用する、、、みたいなやり方だと、そもそもCMRにはスキルや経験のバラつきがありますし、なおかつ、コロナとか、終わりそうですし、季節性の製品の可能性もあるので、できれば外に出したい。。みたいな戦略があったのかと想像します。違うかもですけど。

そこに行くと、キョーリンのような国内中堅は、歴史もあればスキルもあるし、また、コロナの飲み薬とか、話題性もありますし、注目されて、なんとなく一生懸命やってくれそうな期待値が高まったりするのでは無いでしょうか。少なくとも、武田とかアステラス、第一三共みたいな国内大手よりは、一生懸命にやってくれそうな気がしたりするのです。

今後、このような、国内中堅を狙ったコプロはトレンドになるかもしれないですね。まさにトレンドルリナ。

ところで、そんな中で、ワクチンでは大手の武田と組んだモデルナですが、実は日本で治験している薬ですけど、今後もしそれが世の中に出てきたら、モデルナはどうするんだろう? と、勝手な思いを巡らせております。

例えば、日本でも治験をやってるだろうと、思われるモデルナの製品はどうなるのだろうな?? と、思います。2品ともあと2年くらいで世の中に出てくるのでは? と思います。

mRNA4157 ペムブロリズマブ 黒色種 MSD

AZD8601 (一般名わかりません)心血管疾患 AZ

この製品に関しても、個人的には、国内中堅と組んだ方が良いのではと思ってしまいます。ただ、オンコロジーとかになると、どうしても元々経験している企業の方が良いでしょうか。それとも、モデルナが、自前で営業部隊を作るでしょうか。

モデルナは日本法人もありますし、もしMRを採用するなら、そしてもし上記の製品を展開するなら、少なくとも200人くらいのMRは必要ですよね。もっとでしょうか? そうなったら、採用は大変になりそうですよね。リクルーターとしては、良い話だと思います。

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ノバルティスの営業所廃止はもしかしてコロナ終わってもオフィスに戻りたくないMRの心理を先読みした?

コロナで在宅勤務を強いられている。強いられているとか、大変とか言いながらも、実は快適と思っている人も沢山いるのでは。ああ、コロナ終わっても会社行かなくて済むなら、これで良いかな。。。なんて思ったり。

NY timesの記事を読んで、へーっと、インスパイアされていたその時を同じくして偶然にノバルティスの営業所廃止のニュースがあったので、自分の中でこの二つの情報が勝手に同期した。

NY times

そんな中で、ノバルティスの営業所廃止のニュースが。まあ、確かに営業所いらないと言えば要らなかったのかも、もうずっと前から。

Novartisの営業所廃止のニュース

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58778710U0A500C2TJC000/

別に営業所廃止ということが、それほどニュースバリューやインパクトがあるわけではない。なぜなら外資の中には、コロナの前から元々営業所なんてない会社も沢山ある。

各地方に営業所がある外資製薬企業って、たまたま大きな外資だったり、歴史も古かったりするので、営業所がそのままあるだけなのだと思う。で、それが無くなったところで、別に良いのなら、メリットの方が大きい。のかもしれない。

営業所がなくなるだけでは無くて、もう在宅もある程度続けても良いのではと、示唆されているのではないだろうか。

コロナ後の在宅の示唆。

メリットって、どんなんだろう?

車の移動

営業所がなければ、車で営業所まで行かなくて良い。さらに、もしコロナ後も在宅で済むなら、地方の、特にオーファンとかの部門の人。全国に20人くらいの部門とかあるよね。移動距離が何百キロってハンパない、長距離トラックの運転手かと思うくらいの人がいるのだけど、そういう人も移動しなくて良い。この車の移動のストレスでMRを辞めた人を数人知っている。それに交通事故もなくなるではないか。

効率が良くなる

在宅でそのまま働いていれば、着替えとかしなくて良いし。最近は、ビデオミーティングでもスーツ着なくても良い風潮もあるからそのまま働ける。効率が良い。自分のペースで働けるし。より生産的ではないのか。

環境が良くなる

排気ガスが出ないじゃん。みんな在宅なら、車の量が減るし。環境は良くなるのでは。そう言えば、バンコクも最近空が青いよ。

何よりお金の節約

営業所の家賃。維持コスト。これの削減は大きい。一体いくらくらいのコスト削減になるのか。大体の営業所は、その地方の一等地の駅前とかにあったりするので。家賃も高いに違いない。それに、もし営業車いらないよねー、みたいになったら、そのコストも、駐車場代も削減できるのだ。

職場環境のリスク削減

そもそも、職場ないわけだから。嫌な上司とか、嫌な先輩とか。逆に変な雰囲気とか気にしなくて済む。そもそもコミュ障の人たちが多いデジタルネイティブ世代にとっては、デジタルの世界でのコミュニケーションの方が都合が良いのでは。若い人たちはそもそも昔みたいにあんまり酒とかも飲んだりしないし。

健康になるかも

まず、感染症は間違いなく減るよね。人に会わないから。それに、筋トレとかしたくなったら、いちいち職場から家に帰るとかしなくても、もうその場でできる。服装も気にしなくて良いわけだから。すぐシャワーも浴びられるし。

そもそも口には出せなかったけど、会社でのコミュニケーションが煩わしいと、漠然と思っていた人は沢山いるはず。それがこのコロナで在宅になり、その煩わしさが無くなったことに気づいている人も沢山いる。営業所廃止は、そういう人たちの、コロナ終わってもこのままでいいんじゃね?みたいな心理を先読みしているのかも