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シャイアー経営陣、「全会一致」で拒否

シャイアーの経営陣が、武田薬品からの買収提案を全会一致で拒否した模様です。

4月19日のナスダックのレポート

 

によると、シャイアーの経営陣は武田からの買収提案、2018年3月29日分(第一回)、2018年4月11日(第二回)、そして4月13日分(第三回)の全てを、全会一致で拒否したとのことです。

シャイアーが武田の了承無しに発表したナスダック上のコメントによると、拒否の理由として武田の買収提案金額が安い、つまり、シャイアーのパイプラインを武田が過小評価しているためとしております。

武田からシャイアーへの打診は非公式に3回あり、最終的には6.5 兆円を超える打診になりましたが、それをシャイアーの経営陣が過小評価と捉えたということになります。

ただし、シャイアー側は今後さらなる魅力的な提案が出てくるのかどうかは、様子を見るというふうに含みを残しているとのことです。

武田が正式に買収表明をしなければならない期限は、今月25日までです。

が、武田のウェーバー社長は税金対策で本社機能をシャイアー側のアイルランドに移す計画もほのめかしているので、どうでしょう、武田の取締役会がその決定を了承するかどうか。

また、シャイアーはこれに先んじてオンコロジー部門を売却しました。アナリストによって見方が分かれているようですが、より資金を強化して買収防衛をしたいのか、あるいは買収金額を引き上げたいのかと言う意図が見え隠れしているようです。

さらにここにきてアラガンがシャイアー買収に名乗りを上げてきました。おそらく前から投機筋を探していたアラガンですが、武田に先に買われては買い物の選択肢がなくなるという危機感が見え隠れています。シャイアーには眼科用剤もありますから、アラガンにとっては良かったのかもしれません。

ただ今回の武田のトライですけど、市場の反応はおしなべて冷ややかな雰囲気ですよね。ちょっと無理な買い物のような気がしてる人は多いと思います。

25日まであと5日間ですが、どのような動きがあるでしょうか。武田がさらなる資金調達をして攻勢をかけてくるのか、はたまたアラガンが勝負に出てくるのか。成り行きが注目されますね。

 

 

参照

https://globenewswire.com/news-release/2018/04/19/1481776/0/en/Shire-plc-Statement-re-Proposal-from-Takeda-Pharmaceutical-Company-Limited.html

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