社員紹介による転職で本当に大丈夫ですか?

この記事で言いたいことはだいたいこんな感じです。

🔶 社員紹介の場合、その紹介してくれる社員に給与交渉をお願いし難い。

🔶 社員紹介の場合、断ったら不義理な感じがして、この狭い業界で後後に響かないか不安になる。

🔶 社員紹介の場合、勤務地の交渉など、その紹介側の社員の人が人事に交渉してくれないだろう。

🔶 社員紹介の場合、競合他社との比較などをちゃんとその社員が言ってくれないだろう。

🔶 社員紹介の場合、面接のプロセスなどが通常通りなのか、先方は当事者なので客観視できない。

🔶 社員紹介の場合、その会社のデメリットをなかなかその社員から知ることは難しいと思う。

🔶 社員紹介の場合、自分の家庭の事情や、自分の現在の給与水準などをその社員に知られることになり、その社員ともしかしたら同僚になるわけで、なかなか嫌な感じがする。

🔶 社員紹介の場合、仮に晴れてその会社に入社した後に、その社員の人と何らかの形でずっと恩を感じ続けるのも、嫌な感じがする。

とはいえ、その会社の募集は、もはや社員紹介とダイレクトソーシングのみで、エージェントを全く使っていない。

できればエージェントを使いたいけど使えない。

どうしたら良いだろう?

・・・と、思っている方は、相談に乗らせていただきます。

社員紹介や、ダイレクトソーシングによって転職のプロセスに入っている方。または、誘われて、どうしようか考えている方。

転職のノウハウをアドバイスさせていただきます。

企業は社員の中途採用補強をエージェントによる紹介から、社員紹介やダイレクトソーシングに全シフトしつつあります。

例えば外資の大きなIT企業でエージェントを使っているところは少ないです。もちろん特別なポジションなどは使うこともあるかと思いますが、原則ダイレクトか社員紹介です。

GAFAMを例にとれば、活発にエージェントを使っているのはAmazonだけです。

GAFAMとは・・・GAFAMとは、IT企業の雄である5社(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の頭文字を取った呼び名のことです。 読み方はガーファム。 ほかにも、ビッグ・テック、テック・ジャイアンツ、ビッグ・ファイブなどと呼ばれることもあります。

マイナビニュース

社員紹介やダイレクトソーシングには、企業にとってはメリットがります。それは予算の削減かと思います。ここでは企業のメリットは割愛します。

企業にはメリット、でも

候補者にはデメリットでしかない!!

社員紹介って、そこの社員から直接声がかかるわけです。
「うちの会社に来なよ・・・」
みたいな。

そうすると、どうでしょうか。候補者が頼るのはその社員です。きっと良いことしか言わないと思いませんか? いや、正直な人もいるかもしれません。多面的な情報を提供してくれる良い人も、いるかもしれません。つまり、その会社の「嫌だなー」と思うことを、しっかりと伝えてくれる人も、中には居るかもしれませんよね。

ただ、レアケースですよ。発言には責任も伴うし、後にも残るので、わざわざまだ入社もしていない人に対して、自社のマイナス面をのうのうと語る人なんて、まずお目にかかれません。つまり、

マイナス情報が入ってこない!!

これがもしエージェント経由なら、多面的な情報も提供されると思いますが、社員紹介では、入ってこないですよね。

さらに、その社員の方に色々とアドバイスを聞いても、その人は中立な立場ではありませんし、

競業他社との比較情報が疑わしい!!

という事態に陥ります。他社の情報なんて知らない人ばかりです。結局、無理が多い仕組みではあるのです。企業にとってはメリットがあっても、候補者にはあまりメリットはないのです。

もっと突っ込むと、大事なお金の話になるかと思います。社員紹介で誘ってくれた人が、その会社に対して給料の交渉をしてくれるでしょうか。

その前に、自分の現在の給与とかを知られるのも嫌じゃないですか?

転職となるともしかしたら人生を左右しかねない事柄なだけに、その社員の人にお金や、家族の事情とかももしかしたら、話さなきゃいけなくなるのです。

  • 結婚の予定がある
  • 介護している家族がいる
  • 来年家を買う予定
  • 子供を私立の学校に入れる
  • 離婚調停中

こういう話が、どうしても出てくることがあるのです。エージェントとなら話せるかもしれません。いや、もしかしたら、話のわかる口の堅い社員の人がいて、しっかりと秘密を守ってくれるかもしれません。でも、もしかしたら、その人と同じ会社に勤めることになるかもしれないのです。

あまり言いたくない事とかを言う必要があったりします。そ言う事を知っている人と同じ会社に勤めることになるかもしれないのです。

嫌ですよね。

採用企業がエージェントを使っていないなら、社員と話すより他に方法はありません。

本当にそんなので良いのでしょうか???????

そこで、もし、何か心に溜まっている事を吐き出したい方、疑問難問を抱えている方。

いらっしゃいましたら、ご利用くださいませ。

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1-1 営業畑で生きて行く

若手(自称含む)のMRが、このまま製薬業界で生きて行くことを考えてみます。

全体の考えはこういう感じです。

 

  1. このまま製薬業界で生きて行く

    1-1 営業畑で生きて行く

    1-2 別職種を目指す

  2. 別業界に進む

  3. 独立開業する

  4. プー太郎になる

  5. 主婦・主夫になる

  6. 世捨て人。旅人。など。

 

現状若手MRの方が、このまま製薬業界で生きて行くには、今の会社にしろ、他社に移るにしろ、次の道が考えられます。

1-1 営業畑で生きて行く

1-2 別職種を目指す

では、1-1 営業畑で生きて行く について考えてみます。自社にしろ、他社にしろ、営業畑で生きて行くにはどうしたら良いでしょうか。

昨今、MRの全体数の削減が顕著なので、とりあえず、生きて行くと言うか、生き残らなければなりません。

生き残るMRは、当然仕事のできる人ということになります。つまり、嫌でも仕事のできるMRを目指さなければなりません。必然的に昇進昇格目指して行くことになります。

 

仕事のできるというのは、どういうことか。

→上司のサポートに徹することだと思います。

 

上司が良い人だろうと、嫌な奴だろうと、仕事のできるMR、生き残るMRを目指すなら、上司のサポートに徹するべきです。

仮に会社が傾いたり、買収やリストラがあって他社を考えたりすることもあるかと思います。

過去にサポートに徹した上司が、今別会社に居たら、引っ張ってもらえます。そいう関係構築ができていればです。

嫌だと思うような上司ほど、結構うまいこと勢いのある他社に行ってたりするものです。なので、嫌だと思う人でも、サポートしておく事が大事です。

 

今後、世の中の転職は、特に営業職、もちろんMRも同じですが、

 

→エージェントを使っての転職はなくなるでしょう。

→社員紹介による転職が主流になります。

 

現実として、今勢いのある会社の営業部門を見渡してみてください。元同僚で固まって居たりします。トップが前職の人を引っ張ったりしているからです。

 

そのトップの人は一般的には、何かと評判が悪かったりしますが、実は上からは良かったりするのです。だからこそ、嫌だけど、そこそこ力があります。

 

つまり、嫌な人、嫌な上司との関係構築が功を奏します。

 

嫌な上司をサポートをするのが嫌だとか、誰がそんなことするかとか、魂を売るとか、その議論は今は置いて置きます。また、念のために申し上げますが、良い事とは決して言っていません。

 

営業畑で生きて生きたいなら・・・という、技術的な話を、私見抜きに言っています。

 

 

では、次に別のグループですが、

 

昇進昇格には興味ないけど、製薬業界、MR職で生きて生きたい人々はどうしたら良いのか。

 

昇進昇格に興味がない事が、別に悪いわけではありません。そんな人沢山居ます。

ただMRのままで居たい。

このまま、時々ゴルフとか釣りとかして、好きなお酒を飲んで、転勤はせずに定年まで過ごしたい。

よくわかります。昔は、それでも良かったのです。しかしながら、

 

今後、1MRのまま平和を続けて行く生き方はオワコンです。

 

現状この状態の方は、遅かれ早かれ、リストラや早期退職ということになってしまうでしょう。

どうしたら良いのか?

→すみません。終わっていただくしかないかと。。。

 

どうせ、続けられないなら、どうせそのうち終わるなら、今のうちに早期退職パッケージがある会社に転職をしておいた方が良いかもしれません。

また、どうせ続けられないし、尚且つ早期退職パッケージがある会社に転職することも難しい場合・・・

→今、ムカつく上司の下にいる必要ありません。

→どうせオワコンで、転職も難しいなら、コントラクトMRへの転職はいかがでしょうか。

→→まだまだ採用意欲はありますので、メーカーほどハードルは高くありません。

→→給料下がるかもしれないけど、どうせオワコンという考えなら、終わるまでアホ上司にこき使われながら現状の会社にしがみ付くよりは、心の安定を保てます。お金に変えられません。

 

考えてみましょう。

 

次回は、「1-2 別職種を目指す」についてです。

製薬業界に居たまま、別職種を目指すことについてです。

 

 

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