6人に5人が禁煙に挫折

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CDC:アメリカ疾病対策予防センターによると、「2022年に禁煙を試みた約1500万人のアメリカ人のうち、6人に5人が失敗した。」とのことです。

https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/73/wr/mm7329a1.htm#T1_down

このレポートによれば、2022年で米国の喫煙成人2,880万人とのことなので、まあ、ざっくり10%以上ということですよね。

これは、非常に深刻な状況であると、米国国立薬物乱用研究所のノラ・ボルコウさんが言っているらしいです。

https://nida.nih.gov/about-nida/directors-page/biography-dr-nora-volkow

なんか少なくね? ほんとなのか、わからないです。もっと吸っている人が多い印象があります。で、その信憑性はおいておいて、その喫煙者の大半が禁煙を希望しているらしいです。これも、怪しい表現です。大半が、とか。どうやって調べるの?という感じです。

ただ、その中で禁煙を試みたというのは1500万人ですから、この人たちが禁煙を希望していると捉えれば、確かに、大半になります。まあ、大半か、どうかも、それも良しとして、この禁煙を希望している人、1500万人のうち、成功者は250万人という計算になるそうです。つまり、6人に5人が失敗しているのです。

CDC 衝撃的

この統計をCDCは非常に問題視していて、「衝撃的」と、捉えているようです。CDCは、禁煙によって予防可能な病気を予防できないでいることが、2,400 億ドル以上の医療費と 3,720 億ドル近くの生産性の低下、つまり、6000億ドル以上の損失と捉えているようです。

6000億ドルの損失ということは、日本円では85兆円くらいになりますから、2020年のブラジルの国家予算に匹敵します。そもそもこの統計自体が、控えめに抽出されているはずなので、理由は喫煙者を全て拾い上げているわけでは無いと思いますから、まあ、それ以上の損失がアメリカにあるということですよね。

そもそも、この概念にも疑問は残ります。禁煙で防げるという、エビデンスがあるのかどうか? 関連疾患の患者の中での喫煙率と、喫煙者の罹患率ということになりますよね。つまり、関連疾患の人を調べたら、喫煙者がたくさんいた、というのはわかります。他方で、喫煙者が罹患するという相関がわかっていないかと思うのです。ですので、とはいえ、禁煙者が多くなれば、治療費、保険、その他の損失が減るということは、理解できます。

で、禁煙に挑戦してもダメなら、薬物療法に求めるということになったりします。

禁煙の薬は、あるはありますよね。昔、チャンピックスとか、ニコチンガムのニコレットとか、その後にパッチ製剤なんかも出たりしましたよね。ただ、それから全く、開発もしていないようです。なぜ開発しないのかといえば、いうても、売り上げが期待できないからでしょうね。ウゴービみたいなインパクトがないと、この手の生活習慣を直す薬みたいなのは、売れないと思います。だから開発しない。

チャンピックス開発当時のファイザーのグローバル研究開発部門の社長を務めていたジョン・ラマティーナさんは、今、色々と重鎮として発信したりしていますが、禁煙は米国の損失を考えるととても大きなメリットがあるにも関わらず、禁煙の薬そのものがそれほど売れないだろうから、開発しないと、嘆いています。

まあ、確かに、6000億ドルの損失が軽減するとすれば、それはその薬そのものの売り上げよりも、社会的なインパクトはあるわけです。

これって、昔々、製薬会社が希少疾病の薬を開発したがらなかったことに似ていますよね。ところが今となっては、制度が変わって、希少疾病の薬が儲かるようになったので、世の中の開発品目の半数以上が希少疾病関連ですよね。

まあただ、どうなんですかね。タバコ、やめる必要がそこまであるのか。

タバコをやめたい人は、やめたらいいだけの話じゃないですか?これは。なんか、いつも、禁煙とか喫煙って、他者を巻き込むので、面倒です。

僕はタバコを吸いません。葉巻は吸います。

タバコは吸わないけど、別にたとえば、カフェで隣の席で誰かが喫煙していても、なんとも思いません。副流煙とかいう人いるけど、だったら、車に乗って排気ガス出しているのも、他人への迷惑ですし。。と、屁理屈が頭に浮かんでくるのです。

この、非喫煙者の自己肯定感のメインが、まるでタバコを吸わないという事に依存している気がするのです。で、喫煙者をディスることが、他に無い、唯一の肯定感だからか何かわかりませんが、それによって、さらに自分自身の満足につながっている気がするのです。ですので、諸々、long story short、結果的に、吸いたい人は吸って、やめたい人は、やめればという刹那的な結語になるわけです。

ソーシャルインパクトボンドはどう?

ただ、もしも、国家の損失が減るということで、しかも、禁煙を「希望している人」が、薬物によって成功するなら、アメリカは、もしかしたら、ソーシャルインパクトボンドみたいに、この薬の値段に、インセンティブを付加したら良いかと思います。

つまり、この薬の値段がある。で、その値段で最初は売る。その後、もし、その損失の6000億ドルが減ったなら、その減った分に一定の相関率で、製薬会社にインセンティブを支払うのです。

で、もしも、損失の6000億ドルがそのままなら、残念ながら製薬会社は、インセンティブはもらえませんが、まあでも、その薬は、安いながらもある程度の利益を出す事にはなるかと思います。

おっと、ここでソーシャルインパクトボンドとは何か?という事にも少し触れます。

ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)とは何ですか?
ソーシャル インパクト ボンド (SIB) は、公共部門または政府当局との契約であり、特定の分野でのより良い社会的成果に対して支払いを行い、節約された資金の一部を投資家に還元します。ソーシャル インパクト ボンドは、返済と投資収益率 (ROI) が望ましい社会的成果の達成に左右されるため、厳密には債券ではありません。目的が達成されなかった場合、投資家は利益も元本の返済も受け取りません。SIB の名前の由来は、その投資家が通常、投資の金銭的利益だけでなく、その社会的影響にも関心を持つ人々であるという事実に由来しています。https://www.investopedia.com/terms/s/social-impact-bond.asp

えー、てなわけで、国家として、損失ということで、とはいえ、禁煙薬を開発しても売れないと、お嘆きであれば、ぜひ、この、ソーシャルインパクトボンドを導入してみてください。アメリカさん。(誰が聞いてんねん、これ。)

おまけ:昔々に、僕がMR時代に担当していた禁煙外来を持っていた先生は、外来が終わると、いつもタバコを吸っていました。

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