ところでGWファーマの国UKは大麻合法なのか
なんかみんな大麻というと、あのマリファナみたいに思うかもしれませんが、医療用は別ですよ。ただ、見た目はあまり変わりないですけど。
だいたい医療用の大麻はヘンプと言いますね。ヘンプと大麻の違いは、大まかに言えば、THC含有量と用途です。大麻はTHC含有量が高く、娯楽や医療目的で使用されます。一方、ヘンプはTHC含有量が低く、工業や食品、化粧品などの用途に利用されます。(https://en.wikipedia.org/wiki/Hemp)
日本ではもちろんマリファナは禁止になっていますが、世界では解禁されている国もありますね。全部わかるわけではないですけど、アメリカはNGですが、カナダは何故か合法ですね。しかしながら、僕の感覚だと、カナダもアメリカも嗜んでいる人は多い印象はありますけど。
で、去年ですけど、タイも解禁になって、外貨獲得に走ったのですが、今回の選挙で、政権交代したら、再び規制が入るかもしれません。ていうか、タイでも娯楽用は禁止のはずなのに、何故かわかりませんが、街中に大麻の店が乱立しています。ウチのアパートにもテナントで2軒入っています。なんだかなー。という感じです。
ヨーロッパで大麻が合法なのは、オランダを思い浮かべますが、UKは禁止です。
で、そのUKですけど、ロンドンから車で2時間くらいのところに、広大な敷地があります。そこはKent Science Parkです。このブログでも、以前に紹介させていただきました。
サイエンスパークに畑を作る
ちなみにそのKent Science Parkというのは、ケント州にありまして、研究開発、生命科学、環境技術、食糧安全保障、ハイテク工学、ICT、知識集約型サービス産業の国家的中核施設であり、発展途上のクラスターです。最近、南東イングランドでベストライフサイエンス研究施設賞を受賞をしております。
南東イングランドで、、というところが、微妙です。そもそも、そんなに研究施設もあちこちにあるわけではないでしょうから、当然、そんな絞った地域では、ケントサイエンスパークが何かを受賞するしかないでしょう。
東京から車で2時間くらいって、多分、静岡県とかですかね。あるいは福島県とか。そこのだだっ広い広大な土地に、いろいろと施設が立っています。主にサイエンス関連の企業です。
GWファーマは、広大な大麻畑を作って、そこで大麻を育てております。もちろん、カンナビス製剤の研究のためです。最近は、畑だけではなくて、建物つくりました。結構おしゃれです。
なんと、60,000平方フィートの大麻施設の建設を開始したそうです。大麻の栽培は良いですけど、何かもっと、こう、やることがあると良いですよね。というところに、この施設がドーンと出来上がるわけですよね。畑に、施設があれば、強いです。
ですけど、なんとなく、このロンドンから車で2時間の施設っていうのが気になります。サイエンスパーク内には、ご飯食べるところもあるし、カフェもジムもあるみたいですけど、多分、周りは田舎ですよね。もちろん、田舎は好きですけど、人材の確保とかどうするのかな?なんて思ったりします。
例えば、日本の製薬企業も工場や研究所がすごい地方にあったりするケースもあるのですが、そこで人採用するのすごく大変なので、何か勝手に、人の採用が大変なのでは?と思ってしまいます。
それから、大麻製剤ですけど、値段とかどうなるのでしょうか?
大麻そのものは、そんなに高くはないはずですよね。嗜好用とかでなければですよ。医療用としてです、もちろん。UKでは、大麻は違法なんですけど、実はUKでは、違法な施設でものすごく大麻が栽培されているそうです。あまりにたくさんあるので、輸出しているのです。すごいですよね。違法なのに、育てて、ありすぎて、輸出しているなんて、ちょっとどうなっているのかよくわかりません。違法なのに、みんな育てて、輸出している。。。みたいな。
医療用途
UKでは依然として大麻が違法であり、医療用途での利用が限られているという事実にもかかわらず、英国は合法大麻の世界最大の輸出国なのです。最大です。と言っても、違法という括りでですよ。合法で考えると、とある資料では、モロッコとのことです。これも実際はよくわかりません。
とりあえず、UKには、たくさんあるということですね。であれば、ちょっと心配になるのは、GWファーマがせっかく作った広大な畑ですよね。そんなの作らなくても、UK全土に輸出するほど、大麻があるので、そこから集めれば良いんじゃね? みたいに思ったりします。
もちろん医療用ですから、そこはしっかり管理されたものを。。みたいな感じなんでしょうねきっと。どこかの誰かが家の植木鉢で育てたようなものを集めて、医療用、なんて言っても、ダメですよね。それから、これも当然のことですけど、Kent Science Parkの畑は、研究施設ですからね。生産目的ではないですよね、多分。
もし、すごく安く流通していたら、現金問屋みたいなのが現れて、売るかもですよね。ちょっと、医療用の大麻が、どんな管理をされるのか、気になりますよね。ならないですか?
あと、さらに付け加えるのは、カンナビス、マリファナ、ヘンプの違いですよね。医療用とか産業用は、大体ヘンプです。これを結構、ごっちゃにしちゃうと、まずいですよね。
大麻の種類 分け方は難しい
医療用大麻の種類
| 品種名 | 主な特徴 |
| ハーレクイン | CBD濃度が高く、THC濃度が低い |
| シャーロットのウェブ | 抗てんかん作用がある |
| アキュダル | 精神的な高揚感を与えず、鎮痛効果がある |
| ハーレクス | CBDとTHCのバランスがとれている |
| サワータンガーン | 吐き気や痛みの緩和に効果がある |
娯楽用大麻の種類
| 品種名 | 主な特徴 |
| ガールスカウトクッキー | 強力なリラックス効果がある |
| グリーンクラック | 気分を高揚させる効果がある |
| サワーディーゼル | 刺激的でエネルギッシュな効果がある |
| ブルードリーム | 心地よい高揚感をもたらす |
| サンライズ | クリエイティブな効果がある |
食用大麻の種類
| 品種名 | 主な特徴 |
| インディカ | リラックス効果がある |
| サティバ | 刺激的でエネルギッシュな効果がある |
| ルドラリス | CBD濃度が高く、THC濃度が低い |
| ハイブリッド | インディカとサティバのミックス |
| クッキー系 | 甘い香りとフレーバーが特徴的 |
GWファーマがどの種類の大麻由来の物質を使っているのかまでは、わかりませんが、おそらく、上記の医療用というところなのかと思います。
ケントサイエンスパークの大麻栽培も、おそらく、医療用の中のいくつかなのかなあと思います。それにしてもすごいですよね。ケントで100人くらい採用したらしいですから。雇用を生み出していますよね。
あ、背景に色をつけたのは、色々なウェブから咽頭しているという意味です。ChatGPTも使っています。
CBDとTHCのバランスが関係
CBD(カンナビジオール)とTHC(Δ-9-テトラヒドロカンナビノール)は、大麻植物に含まれる主要な化学物質であり、両方ともカンナビノイドと呼ばれる化合物の一種です。しかし、CBDとTHCは化学的な構造と作用において異なる特徴を持っています。
CBD(カンナビジオール):
THCに比べて精神活性作用(「高揚感」や「ユーフォリア」など)をほとんど持ちません。
大麻の中でも比較的高濃度で存在することがあります。
炎症の抑制や痛みの緩和、不安やストレスの軽減などの効果があるとされています。
医療や健康補助製品として利用され、研究が進められています。
THC(Δ-9-テトラヒドロカンナビノール):
大麻の主要な精神活性成分であり、「高揚感」や「幻覚」などの作用をもたらします。
大麻の中でも比較的高濃度で存在し、娯楽用の大麻や一部の医療用大麻に含まれています。
痛みの緩和や食欲増進、吐き気の抑制などの効果があるとされています。
高濃度のTHCを含む製品は、法的制約がある場合があります。
CBDとTHCは、大麻の中で相互に影響し合い、他のカンナビノイドやテルペンと共に全体的な効果を形成します。医療用や娯楽用の大麻製品では、CBDとTHCの比率や濃度が異なることによって、異なる効果が期待されます。また、法的な規制もCBDとTHCによって異なる場合があります。
sativexとは
Sativex(サティベックス)は、医療用の大麻製品であり、薬用大麻に分類されます。具体的には、Sativexはスプレー形式の製剤であり、主要な有効成分としてTHC(Δ-9-テトラヒドロカンナビノール)とCBD(カンナビジオール)を含んでいます。これらの成分は、大麻植物から抽出され、特定の病状の緩和や治療に使用されます。
Sativexは、神経系の疾患や痛み管理に関連する症状の緩和に効果があるとされています。一般的に、多発性硬化症(MS)に伴う筋肉の痙攣や痛みの軽減を目的として処方されることが多いです。
SativexのTHCとCBDの比率や濃度は、製品のバッチによって異なる場合があります。また、Sativexの使用には、患者の医師による処方が必要です。地域によっては、Sativexが入手可能な医療システムや法的枠組みが存在する場合があります。
sativexは、どの種類の大麻が原料ですか
Sativex(サティベックス)の原料となる大麻は、特定の品種や種類ではなく、THC(Δ-9-テトラヒドロカンナビノール)とCBD(カンナビジオール)の両方を含む医療用の大麻植物全般を指します。具体的な大麻の品種や栽培方法は、Sativexの製造元であるファーマシア・グリーン・イングランド(Pharmacia Green England)によって定められます。
Sativexは、医療目的の大麻植物から抽出されるエキスを基に製造されます。このエキスは、THCとCBDの両方のカンナビノイドを含むようにバランスが調整されています。そのため、SativexはTHCとCBDの比率が特定の品種に固定されたものではなく、医療目的に合わせて調整された組成を持っています。
Sativexは、痛みや筋肉の痙攣の緩和など、神経系の疾患に関連する症状の治療や緩和を目的として開発された医薬品です。製造元は、適切な品質管理や製造プロセスを通じて、安全で効果的な製品を提供するために努力しています。
上の背景に色をつけた部分は、ChatGPTも含めて、各種の英語のウェブサイトを引用しております。
Epidiolex(米)・Epidyolex(欧州)について
GWファーマの治験は、日本では現在Pー3です。
どの大麻を使っているのかは公表していませんが、医療系には違いないかと思います。
すでに、日本では、治験で患者さんに投与され始めているらしいです。
治験は、こちらです。カンナビジオール内用液「GWP42003―P」
欧米ではすでに発売されています。Epidiolex(米)・Epidyolex(欧州))2018年発売。
Epidiolex(米国)売上額 5億ドル(だいたい700億円)以上 (2020)
Epidyolex(欧州)売上額 2500万ユーロ(37億円)以上 (2020)
適応症 | 主な効果・用途 |
---|---|
レノックス・ガストー症候群 | 発作の頻度を減少させる |
ドラベ症候群 | 発作の頻度を減少させる |
その他のてんかん症候群 | てんかんの症状の改善や発作の頻度の減少など |
地域 | 症候群 | ドラベ症候群の患者数の推定値 | レノックス・ガストー症候群の患者数の推定値 |
---|---|---|---|
アメリカ | 患者数の推定値 | 1,000人以上 | 2,000人以上 |
欧州 | 患者数の推定値 | 1,500人以上 | 3,000人以上 |
日本 | 患者数の推定値 | 500人以上 | 1,000人以上 |
日本では、まだ、被験者の募集しているようです。
レノックス・ガストー症候群と、トラベ症候群の患者さんの選択肢に早急な製品化が期待されていると思います。
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