みなさま、お元気ですか？ 第二次トランプ政権が1月20日に始まってまだ3日しか経ってませんが、色々と目まぐるしく話題があるので、更新させていただきます。
それにしても、日本はもう、フジテレビの事件ばっかりですね。フジテレビがどうなろうと、あまり関係ないです。
トランプ大統領の掲げる、スターゲートプロジェクトの発表に、ソフトバンクの孫正義、オラクルのラリー・エルソン、オープンチャットのサム・アルトマンが大統領と共に声明を発表しています。ここでなんと、孫正義含むこの3人が、4年間で5000億ドルの投資をするとのことで、会見したのです。
スターゲートプロジェクト 全米にAIのインフラ
いやあ、大した金額ですよね。3社でどういうふうに割り振るのかわかりませんが、5000億ドルといえば、78,237,466,500,000円です。78兆円とかニュースに出てますが、おいおい、2374億円、端折るなよ！と、思ってしまいます。
このスターゲートプロジェクトというのは、AIのインフラを米国内で構築するためのプロジェクトです。https://group.softbank/news/press/20250122
まあただ、なんというか、なんでソフトバンクが？と思ってしまいます。もう日本は見切ったんですかね。トランプ大統領がMasa、とか言って彼を呼んでいる姿は、なんだか、仲良しだなあ、と、思ってしまいます。ソフトバンクテレコムが不振なので、孫さんも、米国に勝負をかけたという感じですかね。まあ、率直それはすごいと思いますよ。
このスターゲート・プロジェクトは、早速イーロンマスクがチクリと批判してたりして、面白いですね。イーロンは自分が仲間外れにもなったとか思って、へそ曲げたんでしょうか。そうですよね、AIのインフラ構築とかそういうのは、イーロンがやれば良いのに？と思ってしまいます。
で、ここで言いたいのは、孫さんのことでも、スターゲートのことでもなく、オラクル会長のラリーが言っていた、
オラクル社のAIによるがん発見と、オラクル社のAIによるがんワクチン
に関する件です。
ラリーがこの会見で言っていたのは、だいたいこんなことです。
がんワクチンについてです。非常に興味深い話ですが、早期診断に関するものです。簡単に説明しますね。すべてのがん、つまりがん腫瘍の小さな断片が血液中に浮遊していることが分かっています。ですので、血液検査を使えば、早期のがん検出が可能になります。
さらに、AIを活用して血液検査を分析することで、その人にとって実際に深刻な脅威となるがんを特定することができます。つまり、AIを用いたがん診断により、簡単な血液検査でがんを発見できる可能性があるのです。
その次のステップとして、がん腫瘍の遺伝子配列を解析（ジーンシーケンシング）することで、個々の患者に合わせたワクチンを設計し、その人専用のがんワクチンを作ることが可能になります。このmRNAワクチンは、再びAIを活用して、ロボットで約48時間以内に製造することができます。
想像してください。早期のがん検出が可能になり、その人の特定のがんに対応したワクチンが開発され、48時間以内に利用できるようになるのです。これがAIと未来が約束する可能性なのです。
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オラクルはもう、歴史ある会社ですよね。僕が新宿の大学病院をたんとしていた時、隣にあった英会話学校に行っていた時に、同じクラスによくオラクルの人が来ていて、たまに飲み会とかに来ていたのを思い出します。もう20年以上前です。いやあ、まあ、あの頃は平和でした。
この仕事をしてからも、臨床開発のデータマネジメントとかで、オラクルはヘルスケアに浸透していましたし、何しろヘルスケア部門が大きいですよね。昔は、それこそArgusとかね、ありましたよね。
そんなわけで、ヘルスケアに浸透しているオラクル、さすが、AIでガンを見つけるのか？、と思った次第です。
少し調べれば、その歴史あるオラクルの、今のビジョンも垣間見ることが可能です。例えば、こちらの動画でオラクルのビジョンが確認できます。
こちらは、CEOが出ています。
歴史あるオラクル社の現在のビジョン
オラクルは、AI技術を活用してがんの早期発見と個別化されたmRNAワクチンの開発に貢献しているということです。
具体的には、Oracle Cloud Infrastructure（OCI）のAIサービスであるOCI Visionを使用し、乳がんや肺がんの早期検出を支援するソリューションを提供しています。
OCI Visionは、X線マンモグラフィ画像やCTスキャンを分析し、潜在的な悪性腫瘍を特定することで、診断の精度向上に寄与します。
さらにラリー・エリソンは、AIを活用した血液検査によるがんの早期発見や、がん腫瘍の遺伝子配列を解析して個別化されたmRNAワクチンを開発する可能性について言及しています。
これにより、各個人に最適化されたがん治療が可能となり、AIを用いて約48時間でmRNAワクチンをロボットで製造できるとされています。
これらの取り組みは、AI技術が医療分野、とりわけがんの早期発見と治療において革新的な役割を果たすことを示しています。
イーロン：「孫正義？ やばくね？」
イーロンは、その後、オープンAIとか、金持ってんの？みたいに言ってました。ちょっと面白くないようです。
ただし、ちょっと散見さる日本のメディアというか、ツイートというか、そういうのにまるでイーロンマスクが孫正義を批判しているような論調になっているのがありますが、あれは印象操作というか、偏向報道ですよね。
この5000億ドルの出資におかしいのでは？と言っているだけで、孫正義に言っているわけでもないです。ていうか、どちらかといえば、OpenAIのSam Altmanの方に言っている方が多い気がします。
こんなところまで、偏向報道というか、すごいですよね、日本は。孫正義を潰したいというほどでもないだろうけど、批判的な態度というのが。
まあ、イーロンとオープンAIとの言い争いもありますが、みんな出たがりだから、争いにもなりますよね。争いと言っても、そんなにシリアスではないですよ、今のところですけど。
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