アルツハイマー診断:新しい血液検査の時代

みなさまお元気ですか?
そろそろ、トランプとかRFKとかの騒動も飽きてきました。アメリカって意外とつまらないですよね。まあ、かっといって日本が面白いわけでもないのですが。まあ、しばらく世界は、というか、アメリカは色々な意味でリードしていくことになるのだろうとおもいます。特に製薬業界の動きではもう、FDAしかないですよね。昔は結構、日本でも薬が出たんですよ。それからフェーズ4というのがあって、まあ、今でいう市販後調査とかでしょうけど、そのなかで「臨調」とかいうのがあって、なにかこう、ちょっと厚めの用紙が束になっていて、それを一枚一枚、医師に書いてもらうと、何万円とか謝礼あげるみたいな。超適当なのがありました。

そんな中で、勝手に日本で出た薬の中には、「やっぱり薬じゃなかった」みたいなのもありました。つまり、厚生省で承認受けて売り始めたにも関わらず、やっぱり効果がないですみたいなのです。そんなの、ありえるんでしょうか。その時すでに何億円も利益出したりしているのもありましたよ。たとえば、セレポートとか、アバンとかカランとかいう、脳代謝系の薬? いやあ、なつかしいですよね。フェーズフォーかなんかしらないけど、それで発売中止になったんですよ。理由は、効かないからだって。笑っちゃいけないかもしれないけど、吹きそうになりますよね。

脳代謝といえば、アルツハイマーですよ。

僕が新卒で入った会社は、このアルツハイマーの治験が進んでて、当時話題になりました。でも結局出ませんでいたけど。で、あろうことか、ロシアからその後出たそうです。なんでもありですね。

薬が出なかった理由は、治験が難しかったんですよね。

病識の無い患者さんに効果の判定もできないし。だから、家族がずっとそばにいるとかなんとかいう、縛りがあったんですよ。で、その家族って言ったって、そんな製薬会社の説明なんて、売る覚えですよね。で、患者さんの側を離れて、旅行とかに行っちゃうんですよね。そりゃそうですよ。数ヶ月とか、へたしたら数年の治験でそんなずっと側に居れるわけないですよね。で、その少し離れた時にたとえば、服薬のコンプライアンスとかがくずれると、なんとなんと、その症例はパーです。使えない症例になってしまったりするのです。そんなの、バタバタやっているうちに、ぽしゃりました。

🎵そばにいーてー くーれるー だーけでーいーいー。

まあそれはだいぶ昔の話で、今時はもっと効率的になっているんでしょうけど、あのバイオジェンとかリリーの薬も大変でしたよね。FDAの承認が。このブログでもたまにとりあげさせていただいております。

まあ、そんなこともあってかなくてか知りませんが、富士レビオの診断薬がFDAで承認されたのです。

🧠「アルツハイマーの確定診断が簡単に⁉️」

それって本当に“しあわせ”につながるの?🤔


「最近ちょっと物忘れが多くなったかな…?」

「でも、特に困ってないし、毎日元気に暮らせてるしなぁ」

そんな人に、「実はアルツハイマー型認知症です」と伝えること。
それって本当に、本人のためになるのかな?と、ちょっと考えてしまいますよね🌀

富士レビオが開発した血液検査が、アメリカFDA(食品医薬品局)の承認を受けました🧪✨

富士レビオ。懐かしい。バップフォーですよね。UCBに買収されましたが、富士レビオの社員はもう中には居ないというか、たぶんリタイアしたかもしれないですね。UCBって結構外資では珍しく、定年で辞める人とかも多いと聞いているので、そうかもしれないですよね。富士レビオもUCBも良い会社です。

で、薬はUCBに行ったかもしれませんが、診断薬の富士レビオはまだまだ残っていたのですね。それで今回の、アルツハイマーの診断薬のFDA承認になったわけです。

これまで大変だったアルツハイマーの“確定診断”が、ぐっと簡単になる時代が来ようとしています。


🔬血液で“アルツハイマー診断”ができる時代に!

この検査、「Lumipulse(ルミパルス)」は、血液中のAβ42/Aβ40というバイオマーカーを測定するもので、
脳の中に“アルツハイマーっぽさ”があるかを見極める補助になります🧠

従来のPET検査や脊髄液検査(これはほんと大変…)と比べると、
💉体への負担が少ない
🏥病院の現場でも導入しやすい
というメリットがあります。


💊 製薬会社にとっては、まさに“追い風”

このニュース、実は製薬会社にとっては超ありがたい話でもあるんです。

なぜなら、新薬(たとえばリリーのKisunlaや、バイオジェン&エーザイのLeqembi)は、
“アルツハイマーの確定診断”がないと処方が難しいから💦

でも、いままでその診断自体が難しかった…。

そんな中で「血液で簡単に診断できる」ようになったら…

🧾 ⇒ 医師が処方の“お墨付き”を得やすくなる
📈 ⇒ 新薬の市場が広がる

というわけで、企業としてはかなり嬉しい流れです。まじやば。


🧪でも、ちょっと気になる「裏側」も…

ここで、ちょっと引っかかる話も🤔

実は、これらのアルツハイマー治療薬って、効果が“とても限定的”で、副作用もあるのに、FDAの承認をめぐってかなり揉めた歴史があるんですよね。

特に**バイオジェンのAduhelm(アデュカヌマブ)**に関しては──

💥 科学者の一部が最後まで反対していた
💥 承認プロセスに疑問の声も多かった
💥 実際、医療現場では「効果に見合わない」という声も…

その後、LeqembiやKisunlaも出てきましたが、どれも「すごく効く!」というわけではなく、慎重な運用が求められる薬です。

そんな中で今回の診断薬のニュースを見ると──

「これって処方を後押しする“口実”を作るためでは…?」
「FDAの承認も、製薬会社の圧力があったんじゃ…?」

…なんて、ちょっと疑いたくなっちゃうのは、私だけじゃないはずです😅
(すみません、性格なんです…)


🧓じゃあ、患者さんにとってはどうなの?🤷‍♀️

本人が穏やかに暮らしている中で──

「あなた、アルツハイマーです」って伝えられること。
それって、幸せの一歩なんでしょうか?

しかも…

💉 新薬には点滴や副作用のリスク
🧾 診断がつくことで“社会的なラベル”が貼られる不安
🕰️ 通院・検査・治療で日常生活が医療に縛られることも…


🌈進歩はすばらしい。でも、“幸せ”は人それぞれ

医療技術が進んでいくことは、本当にありがたいことです✨
でも、認知症においては「進行を遅らせること」よりも、「その人がどう生きたいか」「何を大事にしているか」がもっと大切な軸になるのでは…?と思うのです。

ただまあ、一方で、効果が限定的と言っても、これは僕の知人の話ですけど、年老いたお母さんと同居していて、ずっと下向いて俯いて何も喋らなかった母親が、アルツハイマーのくすりで、すこし前とか上を向くようになった。という話をきいて、家族にとっては、それでも意味があるなあと、おもったりなんかしましたよ。

ちなみに、私ごとですが、母も少しボケてきています。

それから昔々、脳外の先生に聞いたことがありますが、薬飲んで覚醒して凶暴化する例もあるとか。。。。。😱


📝おわりに:あなたならどう思いますか?🕯️

結論、答えはないです。

血液検査で病気が「見える」ようになる時代。
でも、「見えたその先」にあるのは、本当に希望でしょうか?それとも不安でしょうか?

あなた自身、またはご家族が同じ立場になったとき、
「知ること」は、救いになりますか?

ぜひ一緒に、ゆるっと考えてみませんか🍵

なんちゃってなーっ!!!! あははは。😄


💬 ご感想・コメント、お待ちしてます🌷




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💼ポジション:オンコロジー領域 ブランドマネージャー(G16–17)

📍勤務地:東京
🏢:米系製薬企業


🔍ポジション概要:

オンコロジー(がん)領域におけるブランド戦略の立案・実行をリードいただくポジションです。社内外のステークホルダーと密に連携し、患者さんに価値を届ける革新的なマーケティング活動をお任せします。


🌟主な業務内容:

ブランド戦略・戦術の立案と実行(英語・日本語を用いてグローバル/エリアチームと連携)営業部門との協働による現場での戦術展開のサポートと実行促進
KOLや関連団体との信頼関係構築および戦略への反映
営業担当向けの製品トレーニング企画(フィールドトレーニングチームと連携)
患者支援プログラムの企画・強化
メディカル、営業、他マーケティング部門とのクロスファンクショナル連携
外部ベンダーやプロモーション予算のマネジメント
グローバル戦略との整合性を図りながら、現場視点での日本市場に合ったプランの提案
インサイト収集による新たな価値提案の発見とブランドプランへの反映
クロスタスク、他領域マーケチームとの連携によるマーケ活動の一貫性・効率化
G17想定の場合:部下の育成・マネジメントおよびアクションプランの実行


✅応募要件:

必須スキル・経験:

製薬業界におけるマーケティング経験(3年以上)

※営業経験、医療業界での経験がある方も歓迎論理的かつ簡潔なコミュニケーション力(日本語:ビジネス上級、英語:TOEIC800点以上を目安)
高い対人スキルとステークホルダーとの連携力
プロジェクトマネジメント力、マルチタスク能力
データ分析に基づく戦略構築力、イノベーティブな思考
マトリクス組織での横断的な協業経験・影響力のある働きかけ
自律的に業務を進められる方、プロフェッショナルとしての姿勢がある方

歓迎スキル:

ピープルマネジメント経験(G17レベルの場合

学歴:

大学卒業以上


💡求める人物像:

社内外の関係者と良好な関係を築き、状況に応じて柔軟に対応できる方不確実な状況でも主体的に考え、迅速な意思決定ができる方(Decide Smart & Sure)
中長期視点でビジョンを描き、周囲を巻き込んで動かせる方(Agile & Accountable)
困難な場面でも率直に意見を伝え、課題解決に前向きな姿勢を持てる方(Clear & Courageous)
患者さんを中心に据えた視点で、常に「より良い未来」を実現しようとする方(Make Possibilities Real)