みなさまお元気ですか。
僕は長期の旅行で身も心も疲れ果てて、バンコクに帰ってきて3日くらい経ち、ようやく日常が戻ってきました。
旅の終わり、日本に立ち寄ったとき、ちょっと言葉にならない疲れを感じたんです。駅の構内、人々の表情、流れるアナウンス、そして服装。全部が“精一杯の無難さ”でできているように思えて。どこか張りつめているのに、どこか諦めているような、そんな空気でした。
かつて、街にはもっと尖った格好の人が歩いてた。誰かの視線なんて関係ないって感じで、自分の好きな色を堂々と着ていたような。でも今は、その「はみ出すこと」をみんなでやめてしまった感じがする。
強い日本を取り戻さなきゃって、ふと思ったんです。
でも、それは「昔に戻れ」って意味じゃない。
むしろ、世界の最前線をちゃんと見つめて、そこにもう一度食らいついていく覚悟を持たなきゃ、という気持ちです。
そう思ったとき、ふとアメリカのバイオベンチャーのことが頭に浮かびました。
肥満、がん、免疫疾患──世界中の人が本当に困っている病に対して、彼らは小さな資本と、とてつもない情熱で挑み続けています。フェーズ3にまでたどり着いた企業たちは、いままさに「世界を変えるかもしれない瞬間」を迎えようとしています。
日本が忘れかけているかもしれない「攻める姿勢」「はみ出す勇気」。
それを今、最も体現しているのは──小さな研究室から世界を狙う、そんなベンチャーたちなのかもしれません。
注目の米バイオベンチャー3社:株価・買収の噂・日本との接点
| 会社 | 魅力ポイント | リスク要因 | 日本との可能性 |
| Viking | GLP-1薬の巨大市場、製造体制確保済 | 競合激化、M&A期待の減速 | 糖尿病市場での導入余地あり |
| Iovance | FDA承認間近、TIL療法の先駆者 | 訴訟リスク、商業化の不確実性 | がん治療での協業可能性 |
| Mersana | ADC技術への注目、プラットフォーム型 | 資金繰り、上場維持問題 | ADC開発での技術提携期待 |
世界の医療課題に対して、命がけで突破口を探す人たちがいる。お金も、人材も、時間もギリギリの中で、それでも「治したい」「救いたい」と願って、治験を回し続けている。
彼らが作り出そうとしているのは、薬だけじゃなくて、未来そのものです。
そして、その未来に、日本はどう関わっていけるのか──。
この問いに正面から向き合わずして、「強さ」なんて取り戻せるわけがない、と思うんです。
📊 株価の激動ドラマを見てみましょう!
Viking Therapeutics(VKTX):王者の風格?それとも踊り場?
現在株価33.9ドル(+3.01%)で、なかなか安定した動きを見せています。でも皆さん、この数字に騙されてはいけません!年初来高値が81.73ドルだったことを考えると、現在は半分以下まで下落しているんです。
それでもアナリストたちは「まだまだいける!」と強気で、ターゲット価格を80〜110ドルに設定しています。R&D投資で赤字が膨らんでいるにも関わらず、この強気姿勢。さすがはGLP-1薬への期待の表れですね。
Iovance Biotherapeutics(IOVA):波乱万丈の主人公
2.82ドル(-3.42%)と、現在は少し下げていますが、この会社の今年の動きは本当にドラマチックでした!
5月の業績下方修正で株価が44%も急落し、一時は1.75ドルまで転落。「もうダメかも…」と思われた矢先、7月23日には30%超の大ジャンプ!まさに「大逆転劇」の典型例です。FDA承認への期待が再燃したんですね。
でも気をつけてください。株主からのクラスアクション(集団訴訟)も起こされていて、まだまだ予断を許さない状況です。
Mersana Therapeutics(MRSN):苦戦中の技術派
6.95ドル(+1.76%)で、表面的には安定しているように見えますが、実は1:25のリバーススプリット(株式併合)を実施したばかり。これは株価維持のための苦肉の策でした。
年初来高値の70.75ドルから見ると、現在は10分の1以下。ADC(抗体薬物複合体)技術への注目は集まっているものの、商業化への道のりはまだ険しそうです。
🤝 提携・買収の駆け引きが面白い!

Viking:製造体制を着々と構築
CordenPharmaとの製造契約締結で、株価が8%上昇しました。「契約一つでこんなに上がるの?」と思われるかもしれませんが、バイオベンチャーにとって製造体制の確保は生命線なんです。
一方で、Merckがライバル企業と組んだことで、「買収される可能性がちょっと下がったかな?」という見方もあります。でもアナリストは依然として「M&Aターゲット」として注目していますよ。
Iovance:承認間近で買い手も注目?
TIL療法「Amtagvi」の2025年中FDA承認可能性が高く、これが株価を支えています。承認されれば一気に商業化フェーズに入るので、大手製薬会社も虎視眈々と狙っているかもしれません。
ただし、先ほど触れた訴訟リスクがどう影響するかは要注意ですね。
Mersana:過去の栄光を取り戻せるか?
AstraZenecaとの共同開発歴があるものの、現時点で大きな提携ニュースはありません。ADC技術への注目は高いので、どこかのタイミングで大手との提携発表があるかもしれませんね。
🇯🇵 日本企業との接点は?今後に期待!
実は現時点では、3社とも日本企業との明確な提携はありません。でも業界の動きを見ていると、将来的には面白い展開がありそうです。
第一三共のADC技術や、日本国内でのTIL療法への関心の高さを考えると、特にIovanceとMersanaには日本との協業チャンスがありそうです。VikingのGLP-1薬も、日本の糖尿病・肥満治療市場を考えれば導入の余地は十分にあります。
🎯 独断と偏見による今後の見どころ
- Viking:次の四半期決算で投資家の信頼を取り戻せるか?
- Iovance:FDA承認のタイミングと訴訟の行方
- Mersana:大手との提携発表で復活なるか?
バイオベンチャー投資は本当にハラハラドキドキの連続です。一夜にして株価が倍になることもあれば、半分になることもある。だからこそ面白いし、だからこそ怖い(笑)
皆さんも投資される際は、必ずリスクを理解した上で、余裕資金での投資を心がけてくださいね。そして何より、これらの会社が開発している薬が患者さんのために一日でも早く実用化されることを願っています。
続報があれば、また熱くお伝えしますので、お楽しみに!
この記事は2025年7月30日時点の情報に基づいています。投資判断は自己責任でお願いします。

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