みなさん、いかがお過ごしですか。
こちらは、静かに仕事する日々が訪れています。いつもの仕事場から、仕事しております。
静かといえば、いつの間にか、大麻由来のエピレプシーが静かになっちゃいましたよね。そして誰も話題にもしなくなりました。よくわかりませんが、患者さんには悲報だったんでしょうね。それも含めて、このドラッグラグみたいなのは、そのうちになんとかしなきゃいけないですよね。
で、去年にナスダックに上場を果たした会社はどうなっているのか。ジョンソンジョンソンのスピンアウトなので、日本ではヤンセンから出るんですかね。まあでも、日本で治験やってるかどうかもわからないっす。
アメリカ・ボストン発の神経科学系バイオベンチャー「Rapport Therapeutics(ラポート・セラピューティクス)」をご存じでしょうか?
もし知らなければ、今覚えておくと数年後に“先見の明あった自分”を褒めたくなるかもしれません。
大企業からこぼれ落ちた? いやいや、実は選りすぐりの「本命」が、独立ベンチャーに
この会社、ただのスタートアップじゃありません。
親は、あのJohnson & Johnson。そう、ヤソセソからのスピンアウトです。タモリ倶楽部からスピンアウトしたブラタモリを彷彿とさせます。
J&Jの神経科学部門で温められていた技術が、「もっとスピード感を持って世に出そう」と社外にスピンアウト。
その結果、生まれたのがRapport Therapeuticsです。
これはSONYでずっと温めていたゲーム機開発がスピンアウトしてプレイステーションになって大ブレイクみたいな。違いますかね。
研究者たちが大企業の制約から解き放たれて、「自分たちの手で本気の治療薬をつくりたい」と旗を掲げた——そんな熱量から始まっています。
神経疾患に“ピンポイント”で効かせる? RAPプラットフォームとは
彼らの看板技術は「RAP(Receptor-Associated Proteins)プラットフォーム」。
聞きなれない単語ですが、要は「脳の特定の神経回路だけを狙い撃ちする精密ミサイルみたいな薬を作る」という発想です。
日本で治験しているのでしょうか。わからないです。
たとえば、てんかんや双極性障害。これらは“脳の暴走”が原因となる病気です。でも、従来の治療は広範囲の神経活動を鈍らせるようなアプローチが主流で、副作用も強かった。
RAPプラットフォームは、「その暴走してる部分だけをピンポイントで止めにいく」。
科学的にもロマン的にも、なかなかエッジが効いてます。これはかなり画期的です。

わずか2年でIPO しかもシリーズA→B→上場まで一気
設立は2022年。最初の出資者は、Third Rock VenturesとJ&Jの投資部門。
そこから資金調達ラッシュが始まり、なんと2024年にはNASDAQ上場。
しかも、上場時のバリュエーションは約6億ドル(約960億円)。調達額も約1億5400万ドルと、ここ数年で稀な成功事例となりました。
バイオベンチャーがこのスピードで上場するのは珍しく、しかも大手製薬との強固なライセンス関係を持っているという点で、他とは一線を画しています。
日本では…まだ知られていない
Rapportは現時点で日本に法人もなく、治験も未展開。
まさに“ブルーオーシャン”。
「バイオ投資やスタートアップとの提携、もしくは人材供給で一枚噛みたい」と思っている人にとって、まさに穴場のタイミングかもしれません。
勝手な見立て
- 科学の純度:高い(J&J出身研究者 × 専門特化)
- ビジネスの成長速度:早い(設立〜上場まで2年)
- 投資家の熱量:強い(シリーズA/B/IPO、すべて成功)
- 日本市場との接点:ゼロ(だと思う。だから面白い)
つまり、「今はまだ知る人ぞ知る存在だけど、数年後には日本でもニュースになる会社」になる可能性、大です。
製薬企業出身の人や、バイオ領域で転職や投資を検討している人、そして単に「面白い会社」を知りたい人にも、Rapportは刺さるテーマかもしれません。
ぼくはこういう、「大企業からこぼれ落ちた熱意」が形になっていくストーリーに弱いんですよね。
そして、そういう会社ほど、だいたい化けます。
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