みなさま、いかがお過ごしですか。

まあ、またリストラのニュースありますね。キリンて、昔、キリンビールの医薬品部門だった頃、MRの名札もキリンビールでした。そういえば、明治製菓も明治製菓だったし。で、キリンの人は、忘年会シーズンは忙しいと言っていました。で、明治製菓の人もバレンタインデーが近くなると忙しいって言ってました。医薬部門なのに、関係あったのでしょうか。何か、バイアスですかね。

で、バイアスといえば、FDAの科学者が政治のバイアスに塗れているという話です。そもそも、科学と政治って、関係なくないですか？　科学はただ、科学なのに。

とはいえ、政治色がどうしても濃くなっちゃうんですよね。RFkJr.になってから、FDAの偉い人がごっそり変わったみたいに。で、その中の一人で、なんと、FDAを3ヶ月で辞めちゃう偉い人が出てきました。FDA就任以前は結構批判的なツイートをしていた科学者ではあったんですけど。

その方の名は、Vinay Prasad

先日、Vinay Prasad博士がFDAをたった3ヶ月で辞めたというニュースを見て、「あーやっぱりな」って思いました。
血液腫瘍の専門家で、論文500本以上書いてるガチの科学者。そんな人がなんでこんなに早く辞めるの？って話なんですけど、ちょっといろいろ背景があるんですよね。

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科学者と政治家って、そもそも相性悪くない？

だって、科学者って「データはこう言ってる」って人たちで、政治家は「みんながどう思うか」を気にする人たちじゃないですか。

科学者：冷静にエビデンスを追う
政治家：支持率とタイミングが命

この時点で、同じ会議室にいたらもう空気が微妙ですよね。

で、Prasad博士って、そういう「空気読まない系」の人だったんです。Twitterでも堂々と「これ効果ないやん」「なんでこんな高い薬承認したの？」って言っちゃう。そりゃ、いろいろ起きますよね。

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FDA、最近ちょっと政治の風が強すぎない？

FDAって、一応「科学的な判断で医薬品を承認する機関」なんですけど、ここ最近、政治的な匂いがすごいするんですよ。

背景としては、新薬1個の承認で、何百億も動くんですよね。株価、保険制度、患者の期待…。だからもう、政治家も黙ってられない。COVID-19のときなんか、ワクチンの承認時期一つで選挙結果が左右されかねない状況だったし。

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Prasad博士、なぜ辞めたのか

辞めるきっかけになったのは、Sarepta社の遺伝子治療薬の件です。博士が関与した判断に対して、右派の評論家たちが「お前がアメリカの医療をダメにする！」みたいなキャンペーンを始めちゃった。

で、博士は「トランプ政権のFDAの仕事の妨げになりたくないから辞める」って言ったんですけど、この言い方がまた複雑ですよね。
つまり「科学的に正しいこと」をやること自体が「政治的には邪魔」になる、って構図。

めんどくさ。

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科学と政治、どこで線引くの？

もちろん、FDAも政府の一部だから、政治と無関係でいろってのは無理があります。けど、問題は「どこまで政治が入り込んでいいのか」ってラインの話です。

理想を言えば、
「科学者が根拠出す → 政治家が尊重して判断する」
みたいな健全な流れがほしいけど、現実はそんなキレイな話じゃない。

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優秀な科学者が去るって、やばくない？

Prasad博士みたいな人が「もう無理」って辞めていく流れが続くと、FDAが「専門性より政治的配慮が重視される場所」になっちゃう。
それって、患者にとっても、製薬業界にとっても、医療現場にとっても、誰にも得がないですよね。

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そもそもアメリカ国民のためになってるの？

結局のところ、政治が入り込んで医薬品承認のスピードが上下するのって、誰のためなんだろう？って思います。

患者団体の声で承認が早まるのは、確かに救いかもしれない。でも、科学的にまだ不確かな薬を通して、後から大問題になるなら、それって本当に正しい判断だったの？って。

博士が問題視していた「高額で効果が怪しいがん治療薬」の話も、彼が辞めたことで、また誰も言えなくなってしまった。これって、がん患者のためになってるのかな。

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国益という視点で見ても、ちょっと危ない

FDAの承認って、世界中が参考にする「お墨付き」なんですよ。
その信頼が「なんか最近アメリカ、政治で承認決めてない？」ってなると、他国がFDAを信じなくなる。

それって、アメリカの製薬業界にとってはかなりの痛手。
さらに、若い優秀な研究者たちが「政治に巻き込まれるの嫌だから政府機関には行きたくない」ってなれば、もう完全に逆風ですよね。

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結局、「誰のため？」って話

科学と政治の関係って、永遠に難しいと思います。
でもやっぱり、どっちも「国民のため」っていう原点を忘れちゃダメだと思うんですよ。

正直、簡単な答えはないです。でも少なくとも、「科学者が自由に物を言えて、その知見がちゃんと政策に活かされる」社会であってほしいなと、Prasad博士のニュースを見て思いました。

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2025年8月時点の情報をもとにしています。

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