みなさまいかがお過ごしですか。まあ、毎年毎年異常気象とか言われていて、一体何が正常なのかわからなくなってきました。しかしまあ、日本はまだ、東京で言うと、34度とかありますね。タイは日本ほどは暑くないですね。一体日本はどうなってしまったのでしょうか。
そんな暑い日本で、世界に比べると意外とそこまで熱くないのがGLP1ですよね。日本は、肥満率は少ないですからね。ただまあ、美容目的で使用されたりしているのは、結構困りますよね。
世界ではまだまだ続きそうなGLP1ですが、このブログでも以前にご案内した、orforglipronに進展があったみたいです。
ロイター通信によると、年内に承認される可能性があるとのことです。
💊 最新情報:Eli Lilly の経口GLP‑1薬「orforglipron」、2025年末までにFDA承認の可能性
Eli Lilly の経口GLP‑1受容体作動薬「orforglipron」が、2025年末までに米国食品医薬品局(FDA)による承認を受ける可能性が高まっています。
2025年9月16日付の Reuters の報道によれば、FDAは新たに導入した「Commissioner’s National Priority Voucher」プログラムを通じて、重要な公衆衛生上の課題に対応する薬剤の承認審査を迅速化する方針を示しています。このプログラムを活用することで、通常10か月かかる審査期間が1〜2ヶ月に短縮される可能性があります。orforglipronは、この迅速審査の対象となる有力候補と見なされています。 Reuters
また、同日に発表された別の Reuters の報道によれば、orforglipronは最近の第3相試験(ATTAIN-1)で、72週間の投与期間中に平均12.4%の体重減少を達成しました。この結果は、同じくGLP‑1受容体作動薬である注射型薬剤(例:Wegovy)に匹敵する効果を示しており、経口薬としての利便性とコスト面での優位性が期待されています。 Reuters
業界動向とキャリアへの影響
まあ、日本にはあまり関係ないかも知れないですけど、リリーの勝ち確というか、それよりもノボが更なる窮地に追い込まれるのでは?
今まさに、リストラ中かも知れませんが、今後更なるリストラとかもあり得そうな気配が、しなくもないです。やばいよやばいよ。
orforglipronの承認が実現すれば、肥満治療薬市場は大きな変革を迎えることになります。経口薬の登場により、患者のアクセスが向上し、治療の普及が加速することが期待されます。これに伴い、薬事、臨床開発、規制対応(Regulatory Affairs)などの分野での人材需要が高まると予想されます。
特に、経口GLP‑1薬や肥満治療領域に関心のある方々にとって、今後のキャリア戦略を再考する良い機会となるでしょう。ご自身のスキルセットがこの新しい治療法とどのように関連するかを見極め、適切なポジションへの転職やキャリアアップを検討されることをお勧めします。
ご不明な点や、さらに詳細な情報が必要な場合は、お気軽にご連絡ください。
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2025年9月現在、Eli Lilly は GLP‑1 市場で Novo Nordisk を上回る勢いを見せています。Lilly の Mounjaro(チルゼパチド)と Zepbound(ゼプバウンド)は、いずれも注射型 GLP‑1 として高い効果を示し、2025年第2四半期には米国市場でのシェアが57%に達しました pharmavoice.com。これに対し、Novo Nordisk の Wegovy(セマグルチド)と Ozempic(オゼンピック)は供給問題や偽造品の流通などの課題に直面し、2025年の売上見通しを2度下方修正しています S&P Global+1。
さらに、Lilly の経口 GLP‑1 薬「orforglipron」は、2025年内に FDA 承認を受ける可能性が高まっており、これが実現すれば、経口型 GLP‑1 市場の先駆者としての地位を確立することになります Reuters。一方、Novo Nordisk は新薬 Cagrilintide(カグリチチド)での巻き返しを図っていますが、2025年の売上見通しを2度下方修正しており、競争が激化しています S&P Global。
このような状況から、Lilly が GLP‑1 市場でのリーダーシップを確立しつつある一方で、Novo Nordisk も新薬の投入や戦略の見直しを通じて逆転を狙っています。市場の動向や各社の戦略に注目が集まる中、今後の展開が注目されます。
ノボ、リリー以外のサードプレーヤー?
Eli Lilly と Novo Nordisk に続く GLP‑1 市場の「サードプレーヤー」として注目される企業は、主に以下の通りです。
🧪 注目のサードプレーヤー
1. Structure Therapeutics(ストラクチャー・セラピューティクス)
- 注目薬剤:GSBR-1290(非ペプチド型経口 GLP‑1 受容体作動薬)
- 開発状況:2025年8月、12週間の中期試験で平均6.2%の体重減少を確認。2025年末までに第2相試験の結果を発表予定です。
2. Terns Pharmaceuticals(ターンズ・ファーマシューティカルズ)
- 注目薬剤:TERN-601(経口 GLP‑1 受容体作動薬)
- 開発状況:2025年8月、Phase 2 試験で体重減少効果を確認。今後の臨床データが期待されています。
3. Glyscend Therapeutics(グライセンド・セラピューティクス)
- 注目薬剤:経口薬剤(ポリマー治療プラットフォームを基盤とする)
- 開発状況:肥満管理手術の効果を模倣する非侵襲的な経口薬剤を開発中。Phase 2 試験が進行中です。
📊 市場動向と競争環境
GLP‑1 市場は急速に拡大しており、2025年には Eli Lilly と Novo Nordisk が市場の約57%を占めています。Structure Therapeutics や Terns Pharmaceuticals などの企業は、経口型 GLP‑1 受容体作動薬の開発を通じて、利便性と効果を兼ね備えた新たな治療選択肢を提供しようとしています。これらの企業は、特に経口薬の需要が高まる中で、重要な役割を果たす可能性があります。
これらの企業の動向や新薬の開発状況は、今後の GLP‑1 市場における競争をさらに激化させると予想されます。特に、経口型薬剤の登場は患者の利便性向上に寄与し、市場の拡大を促進する要因となるでしょう。


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