セマグルチド・ジェネリック時代は「リピトールの再来」か、それとも新しい始まりか

皆さまいかがお過ごしですか。
インドのジェネリックメーカー、ドクターレディが着々とセマグルチドのジェネリック開発を進めていますね。ドクターレディ、準備はレディです。
しかしまあ、この痩せ薬の加熱競争がありましたが、この後、どうなるのでしょうか。昔々のその昔、リピトールのゾロが出た時には、そりゃあ、大変なことが起こりました。スタチンのマーケットが終焉した、あの現象を思い出します。そうなるんですかね。

https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/dr-reddys-aims-launch-generic-obesity-drug-60-discount-2026-02-17/

セマグルチドのジェネリックは「終焉」ではなく「二層化」をもたらす? 知らんけど。

セマグルチドのジェネリック登場は、かつてのスタチン市場のように「価格と普及の革命」を起こす可能性が高いのですが、「開発競争の終焉」にはならないのではないでしょうか。知らんけど。セマグルチド自体は安価な標準薬として定着する一方で、より強力で差別化された次世代薬の開発はむしろ加速し、市場は終わるどころか二層構造へと進化していくと、信じています。いや、そうあって欲しいです。活発な方が良いからです。

リピトール特許切れがスタチン市場を終わらせた日

この前例が相応しいのか、相応しくないのか、わかりませんが、もしマンジャロとかウゴビ、リベルサスのゾロが出たら、何気にインパクトはあります。2011年にリピトールの特許が切れたとき、スタチン市場は劇的に変わりましたよね。ジェネリックの登場によって価格は10分の1以下になり、医師も保険も一斉にジェネリックへ切り替えました。その結果、「コレステロールを下げる」という目的において、新しいスタチンを開発する経済的合理性はほぼ消え、市場は完全にコモディティ化したのでした。

ただまあ、セマグルチドのジェネリックの価格は10分の1にはならないと思いますので、違いますよね。あとまあ、違うのは、当時はメタボの薬大流行りでしたので、それも今とは時代が違います。

セマグルチドが「誰でも使える標準薬」になる!?

これはまあ、そうなったら良いですよね。安全性の面では注意が必要ですけど。先進国だけでなく、東南アジアとかも肥満が問題かしつつありますので、そういう世界でも買える薬になったら良いかと思いますよ。

まあ、そうなれば、セマグルチドも同様に、ジェネリック化によって「標準治療薬」としての地位を確立する可能性が高いのではないでしょうか。特に糖尿病や一般的な肥満治療では、安価なジェネリックが第一選択となり、現在のような高価格のブランド製品は急速にシェアを失うことにはなるかと思います。新しい開発中のGLP1とか、中止に追い込まれるかもな、、なんて思ったり、思わなかったりします。これは製薬企業にとっては収益圧迫ですけど、患者数という観点では市場はむしろ爆発的に拡大するのです。今までアクセスできなかった患者さんもアクセスできるようになるかもしれないですね。

GLP-1はまだ進化の途中にある

これはもう、リピトールの時とは決定的な違いですよね。スタチンだけじゃなくて、あのニューロタンとかのゾロが出た時とも決定的な違いです。なんかすみません、例が古くて。ジェネレーションですね。蔵王にあった三共の保養所に、連れてってもらったなあ。。。

スタチンと決定的に違うのは、GLP-1系薬がまだ進化の途中にあるという点なのです。すでにGLP-1とGIPを組み合わせた薬や、さらに強力な三重作用薬が登場し始めていますので、体重減少効果はセマグルチドを大きく上回る可能性が示されていますよね。ジェネリックが普及しても、「より効果の高い新薬」の開発インセンティブは依然として強く残るのかなと、思います。まだまだ、効果の高い薬を求める方が強いですよね。

ジェネリックと次世代薬が共存する新しい市場構造

市場は「安価で広く使われるジェネリック」と「高価だが高い効果を持つ次世代薬」が共存する構造になるのでしょうかね。これはスタチンの終焉というより、抗生物質や抗がん剤のように、古い薬が基盤となりながら新しい薬が次々と追加されていくモデルに近いのではないでしょうか。セマグルチドのジェネリックは、終わりではなく、肥満治療が真の意味で“世界中の標準医療”になる始まりを意味しているのかもしれないです。

新たな始まりの予感ですね。

そうです、なんかこう、どんどん色々始まってくれた方が、景気が良くて良いのです。



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