キャリアプランはなぜ大事か

キャリアプランは大事です。

開発職の場合を考えてみます。

1社目が製薬メーカー勤務の臨床開発職の人は、一度外資のCROを挟むと給与が上がります。

例えば、それぞれ職歴10年目の、同期4人が居ました。

Aさん  メーカーに10年目
Bさん  メーカーに5年 別メーカーに5年目
Cさん  メーカーに5年 別メーカーに3年 別メーカーに2年目
Dさん  メーカー3年 外資CRO3年 メーカー4年目

もちろん、どんなメーカーなのか、どんなプロジェクトなのか、個別にどんなスキルを持ち合わせた人々なのかにもよるのですが、この場合、同期キャリアの4人の中では、Dさんが結果的に1番給与が高い場合が多いです。

少しの差と思うかもしれませんが、年収で100万円以上、いや、10年目であれば、もしかしたら300万円近く違う場合があります。生涯賃金ではかなりの差になります。

さらに、その後の転職は、そこから叩き台で昇級するわけなので。

つまり、新卒でメーカーにCRAで就職した場合は、5年以内に外資のCROに転職をお勧めします。

これは、エビデンスを取っているわけではないので、いい加減なことは言えないと思いますが、僕の12年のリクルーター経験から体感しているものです。

また、営業の人々と違って、臨床開発は常に採用側がハイデマンドなので、採用側の意欲もいつも高く、転職に多少失敗してもまたどこかに移れる可能性は高いです。

つまり、冒険しても大丈夫ということです。

さらに、臨床開発の人は、営業の人と違いまして、特にメーカーかCROかというこだわりはない人が多いです。
逆に、働きやすさとか、給与には敏感だったりします。まあ、当たり前です。

新卒でメーカーに就職したCRAの皆さん、ご連絡ください。キャリアプランを考えましょう。

 

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