錆びた英語を面接合格レベルに【五日で磨く方法】

うわ最終面接の面接官が外国人 まじか


外資系企業でマネージャーより上のポジションで面接が進むと、最終面接の面接官が外国人だったりします。

「英語はある程度できる」と、思っていても、普段の業務でそれほど使っていなかった場合は、スピーキングにおいては錆びついてしまっていることも多々あるかと思います。

今回は、そんな時の対策をいくつかご案内いたします。

そもそも、外国人はそれほど日本人の英語力を気にしていない

英語圏の外国人はそもそも日本人の英語力をそれほど気にしておりません。なぜかと言えば、逆を考えてみてください。

逆です。

つまり、あなたが日本人の面接官。そしてあなたを訪ねて外国人の候補者が面接に来る。

言語は日本語。

英語圏の候補者が、その人が勉強した日本語で、面接官の日本人であるあなたと面接したとします。もしあなたが面接官だと仮定した場合、その英語圏の外国人の日本語に高い期待をしますか?

しませんよね。初めから、その候補者が喋るのは「勉強した日本語」で元々は「英語ネイティブ」という前提があるからです。

もし日本語がすごく上手だとしたら、そうだとしても、

「日本語上手ですね」

と、思う程度です。

「ある程度の英語力」を見せる

とは言え、全く喋れなければ面接になりませんので、ある程度の意思疎通ができるレベルで十分なわけです。

日本人が喋る英語に、優劣をつけたがるのは、英語圏の外国人よりもむしろ英語が得意な日本人でしょう。

外国人の面接官に対しては、むしろ、ある程度の意思疎通ができるレベルで十分であることを最初から念頭に置きましょう。

そう考えるとだいぶ楽になりますよね。

とは言え、全く意思疎通ができないレベルではもちろん困るわけです。そのポジションではある程度の英語力が求められているでしょうから、ある程度の英語力は見せなければなりません。

すでに錆びた英語を、「ある程度できている」と面接官に思わせるにはコツがあるかと思います。

効果的に「訊き返す」

相手の質問がわからなかった時には、リアクションを誤魔化さずに、むしろ訊き返しましょう。

訊き返すということは、すなわち、
「この候補者は、英語を理解している」
ということになるのです。

つまり、全く英語がわからない人って、当たり前ですが、英語で何を言ってもわからないですよね。

聞き返すということは、その部分がわからなかったということなので、ある程度英語がわかっている人ということになるのです。

で、その聞き返し方が重要です。

英語で何かを聞かれて、わからなかったときに、

「pardon me?」とか、「sorry?」みたいに聞き返しちゃうと、その候補者が

「全く言ったことを理解していないのか」と思われてしまいます。

その代わりに、

「could you repeat the last part?」とか
「I didn’t get it the beginning word. Could you tell me again it?」 とか
「Could you give me some example for my understanding?」

みたいに聞き返してください。そうすると、この人は英語がわかってて、部分的なところを確認してるんだな・・・という風に見せることができます。

pardon me? とか、sorry? だけだと、英語圏の面接官に、この人、言っている英語の意味が全体的にわかっていないのか・・・と思われてしまいます。

ですので、聞き返し方が大事になります。聞き返し方を工夫していただければ、面接官にある程度の英語力を見せることができるのです。

さらに大事なことがあります。面接官の外国人の気持ちになってください。


外資系企業の日本法人に居る外国人の日本でのミッション

例えば、あなたが日本の大企業に勤めていて、その会社が新しくスペインに法人を出すことになり、あなたがスペイン法人に部長で派遣されたとします。

あなたのミッションは、スペインでの業績向上です。

当然、その業界の経験者をスペイン国内で採用することになります。

スペインで、スペイン人の候補者に、部長であるあなたは何を求めますか?

日本語能力ですか? それとも、スペインでの業績アップですか?

答えはもちろん、スペインでの業績アップです。そのために、スペイン人の経験者を採用します。日本語なんて二の次で、伝われば良いです。

それと同じです。

外資系企業の日本法人に来ている外国人部長は、日本での業績を向上させるミッションを背負って、本国から派遣されています。

仮に、日本法人での現地採用の外国人であったとしても、本国からは相当プレッシャーを与えられているでしょうし、あわよくば、日本ローカル採用で本国のボードに上がろうと目論んでいる場合だってあるわけです。

そういう面接官のミッションに、直球で答えることが大事です。

そこが最も求められていることで、肝です。

肝は英語力ではありません。英語は伝われば良いです。そもそも、日本人の英語なんて、初めからたかが知れてると思われているのです。

ですので、面接では、あらかじめ練習して準備しておいた英語で、日本での今までの強みや経験を十分に語って、

「自分に任せてくれれば、日本において、その業務を遂行する自信は人一倍ある。」

と、ハッタリかましてください。

これで、外国人のエキスパット(駐在員)だろうと、日本の現地採用の外国人だろうと、ミッションにダイレクトに刺さることまちがいないです。これで面接官はハッピーです。

この時点で、もう、ある程度の英語力があれば、それで問題がなくなるのです。ペラペラじゃなくて良いです。

最終面接で外国人の部長クラスが出てきた場合、一番大事なのは英語ではない。

一番大事なのは、面接官のミッションにダイレクトに刺さることです。

これが念頭にあれば、錆びた英語のブラッシュアップには、5日もあれば面接に耐え得るものになります。


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