ヘルスケアの固定概念を一新するAmazon

失われた3年間とはいえ、そこから得たものもあるかも知れないです。

コロナが終わっても、リモートワークが終わることはないでしょう。このQOLの改善はもしかしたら、パンデミックから得たものでしょうか?

医薬品の供給にも、ついにゲームチェンジャーが訪れました。

RxPass

Amazonはアメリカ時間で2023年1月24日、なんと月額5ドルだけで、複数の対象医薬品を受け取れるという、プライム会員向けの新しいサービス、「RxPass」をリリースしました。

対象医薬品であれば、毎月毎月、5ドルの負担で必要な医薬品が宅配されます。これは今までの医薬品流通、供給の概念とは全く異なったサービスです。

アメリカの話ですけど。

もし、プライム会員で、いつも服用している医薬品に月に 5 ドル以上支払っているなら、まずみんなこのサービスに入るかと思います。いつもの薬が、自宅に勝手に届くのです。もちろん、今までも薬の宅配くらいはあったかと思いますが、サブスクで毎月5ドル、複数の薬でもよくて、5ドル以上はかからないのです。

逆に言えば、このサービスに加入すると、プライム会員としてのエンターテインメントのコンテンツも見ることができるのです。

もう一つの特筆すべき点は、保険に入っていなくても毎月5ドルで利用できます。対象になる医薬品は、糖尿病、高血圧、不安症などなどです。

対象医薬品リスト

さらに、色々な意味が考えられます。例えば、高血圧や糖尿病や高脂血症などの慢性疾患で、新しい薬は壊滅的になる恐れがあります。それほど新しくなくても、このリストに載っていない薬を敢えて買うメリットが、経済的なメリットを越えるかどうか? ですよね。メリットがそれほどでもなければ、このリストの薬でいいや、ということになります。

つまり、飲み放題メニューみたいなものです。

「飲み放題メニューはこちらのリストになります。」

って、ありますよね。リスト外のものはその値段を払うみたいな。そんな時には、だいたい飲み放題メニューから選んで飲みますよね。

ーーージョニクロのハイボールは飲み放題じゃないから、リストにある角ハイボールでいいや。そんなに変わらないし。みたいな感じです。

ですので、この分野で開発中の新薬は、よほどの新規性がない限り、もうオワコンかも知れないです。

慢性疾患で言うと、リストはこんな感じになります。

痛風
アロプリノール ›

高血圧と不整脈
アムロジピン ›
ドキサゾシン ›
フロセミド ›
リシノプリル ›
ロサルタン ›
ラミプリル ›
ソタロール ›
テラゾシン ›

高コレステロール
アトルバスタチン ›
ロスバスタチン ›
シンバスタチン ›

糖尿病
グリピジド ›
グリブリド ›

今まで、アジルバを使っていた人は、このサブスクで他の薬も併用しているし、ロサルタンでいいや。と、なります。

まあでも、痛風でフェブリックとか使っていると、アロプリノールでいいや、、になるかどうかは微妙ですけど。それに、糖尿病の薬が少な過ぎやしませんか?????

マンジャロとか気になりますよね。良い薬だけど、まあ、Amazonのサブスクでいっか! みたいになっちゃったりして。。

あと、供給問題が気になりますよね。

なんか、5ドルだし、ついでにこれとこれも頼んでおこう! みたいになったら、供給が追いつかなくなったりしないのでしょうか?

まあ、ツッコミどころはあります。

個人的には、なんか、お菓子じゃないんだから、こんなことしていいのか? 
中毒とか事故とか、大丈夫か?
責任とか倫理とか、いいのか?

と言う印象は若干あります。

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