こんにちはご機嫌いかがですか。最近はリアルに仕事が忙しかったです。それは良いことではありますが、こちらの更新が滞った理由でもあります。
まあ、上司も部下も同僚も居ませんので、気楽っちゃ気楽なのですが、仕事のリズムを自分でコントロールするのは難しいです。思えば、夏前まではコンスタントに色々な仕事、特に発信関係をタイムリーにこなしていたのですが、夏に各地を旅行して遊び過ぎて、夏が終わって戻ってきてからリズムが狂っています。やはり、1ヶ月もルーティーンを崩すとなかなか元のリズムに戻すのは骨が折れます。さてそんなことはどうでも良いのです。
ゼップバウンドはサンクスギビングの後に?
リリーの肥満症治療薬、ゼップバウンド(Zepbound)がFDAを通過しました。ノボノルディスクのウゴービと競合するのですね。これは全米では大ニュースです。何しろ、アメリカには普通の体型の人は3人に1人くらいしかいないらしいですから。らしいと言うのは、色々な文献を見てください。例えば、アメリカ、肥満、人口とかで色々検索した内容を見ていると、そんな感じです。ゼップバウンドの記事を見ていると、アメリカで適応になりそうな人は5000万人とか、7000万人とか言われていますけど、だとしたらこの薬すごいですよね。ゼップバウンドはウゴービよりも安いらしいです。患者負担は少ないというか。。リリーによると、ゼップバウンドはサンクスギビングの後には手に入るみたいなことを言っています。え、サンクスギビングって、今月ですよね??。今月の23日の木曜日ですよ。こないだFDA通過して、もう買えるんですね。あと、買うって言うけど注射じゃなかったかなと。自分で打つやつですよね。。 市場に出るという意味ですかね? それにしてもアメリカはすごい。
全米が食いまくるサンクスギビング
サンクスギビングは、アメリカ人がめっちゃ食います。笑。それぞれのお家でターキーを焼くわけですよね。ターキーが丸々入るでっかいオーブンが各家庭のキッチンについてますから。親戚中が集まって、女性は料理します。メニューは大体、ターキーの中に入れるスタッフィング、ハロウィンのカボチャを使ったパンプキンパイ、Trader Joe’sで買ったチョコレートを溶かして作ったチョコレートパイ、レモンのパイ。コーンブレッドも焼きますね。まあ、素朴と言えば素朴なのですが、そのスタッフィングも各家庭でレシピやフレーバーが違ったりして、母親とか、娘とかが、レシピとか作り方を話して盛り上がるわけですよ。1年ぶりの会話をしたりね。まるでマーサ・スチュワートのクッキングTVを彷彿とさせますよ。脱税で捕まりましたけどね。。。(知らんよね)今でもケーブルテレビでたまにやりますね。自家製のレモンパイには、バックヤードの片隅に作ったハウス栽培のレモンをとってきて使ったりするのですよね。母親が、家に伝わる味を娘に伝授したりするわけですね。日本でも似たようなことありますよね、まさに、サザエさんがお母さんに、「母さん、この味どうかしら?」と聞いているのと同じです。笑。アメリカに居た時に、サンクスギビングが一人ぼっちで、哀れに思ってくれた友人が彼の家に招待してくれましたよ。NYからはるばるウィスコンシンまで行きました。僕以外みんな全員白人でちょっと最初は焦りましたが、すぐに慣れて、子供たちが本当に懐いてくれたりしました。で、なんとなんと!、その家、ウィスコンシンのその家のご主人は、リリーのMRでしたよ。偶然にも程がありますね。昔々の話ですし、そんなことはどうでも良いです。でもまあ、親戚中が集まるわけですから、実家から離れて暮らしている兄弟や親戚が集まります。年に一回、子供とおばあちゃん、おじいちゃんが会うわけですね。「大きくなったねえ」みたいなことを言ってハグしたりするんですよね。ああ、アメリカのホームドラマそのものです。
ゼップバウンドのCMをアメフトで流してほしい
あんまり女性とか男性とかいうと、またアレかもしれないですけど、一般的な話ですので、ご理解くださいね。で、親戚中が集まって女性は、料理をしていますが、サンクスギビングの時の男性はと言えば、ターキーが焼きあがる時にそれをナイフで切る役目をします。なぜなら骨もあるし結構切るのも難しいからです。それまで何しているかというと、自家製のカクテルを作って飲みながら、アメフトを見てますよ。これまたカクテル作るシェイカーとか色々な道具が揃ってるんですよ、家に。ミニバーみたいなのがあったりして。 豊かですよね。で、アメリカではちょうどサンクスギビングの時にNFLのアメフトの試合があって、男衆はみんなそれを見てます。今年のサンクスギビングゲームは木曜日は3試合あります。金曜日もありますけど。ちなみに、その木曜日の3試合は昼、夕方、夜と、試合開始時間がバラけていますので、全ての試合を見ることができるようになっています。もちろん、東と西で時差がありますから、どんな感じか細かいことまではわからないですけど。ちなみに、その3試合はこんな感じです。グリーンベイ・パッカーズ vs. デトロイト・ライオンズ / ワシントン・コマンダース vs. ダラス・カウボーイズ / サンフランシスコ・49ers vs. シアトル・シーホークス
これは、もう、平和を愛するアメリカ国民、特に男性全員が見ますよ。で、このハーフタイムショーやって、その時に結構CMが入るんですけど、もしかして、ウゴービ、ゼップバウンドのCM入りますかね????流石に、まだ作って無いですかね。
毎年2月頃の、全米が熱狂の渦の、スーパーボウルで、ご存知一番大きな試合なんですけど、数年前、ハーフタイムにAZが便秘の薬、モバンティックのCM流して超話題になりました。肥満と同様にアメリカの社会問題であるオピオイドの副作用の便秘の薬モバンティックです。
サンクスギビングゲームではもちろん、スーパーボウル程のインパクトは無いけど、ここでウゴービとゼップバウンドのCMしたら、超タイムリーですよね。ノボさん、リリーさん、流しますか?
ブラックフライデーで全米が浮かれまくる
さらにさらに、サンクスギビングの直後、翌日にまた大事なイベントが待ってます。次の日、つまり11月24日(金曜日)からはなんと、ブラックフライデーが始まるんですよ! もう、ターキー食べてカクテル飲みすぎた夜中、24:00から日付が変わればAmazonオンラインショッピングでブラックフライデーがスタートします! で、夜更かしして起きたら、クリスマス商戦で盛り上がっているモールに行くわけですわ。ランチはアップルビーとかでまたステーキをガバッと食べたりします。ターキーの翌日に笑。これじゃあみんな太っちゃいますよ…。 ウゴービ、ゼップバウンドの出番ですよね。まー、コロナも終わって(終わったの?)少しは冬のボーナスも増えるでしょうから、きっと今年のブラックフライデーは数年ぶりに賑わいそうですよね。
で、サンクスギビングの木曜日、ブラックフライデーの金曜日が終わり、週末が終わる頃に、リリーによれば、ゼップバウンドが買えるようになるというのです。買えると言っても、注射ですから、自分で打てますけど、医療機関に行くと言うことですかね。CVSでも薬剤師が居れば買えるんでしょうね。ちょっとその辺よくわからないです。感謝祭の後と言っていますから。これは売れるでしょうねえ。
・・・関係ないですけど、今日、11月11日は中国では独身の日です。アリババ、ネット通販各社がが賑わっています。笑。
だけど注射
ただ、まあ、注射ですよね~。 自分で打てるでしょうけど。錠剤が欲しいところではありますよ。糖尿病薬の痩身目的使用は、結構適応外で昔からあって、今までも問題にはなってますよね。メトホルミンもフォシーガも勝手に飲んでいる人はたくさん世の中に居ますよね。ただなんかこう、「いいのかな?」みたいな感じはあるかと思います。自己責任とはいえ。それに引き換え、ウゴービ、ゼップバウンドはなんていうか、「良いんだ」みたいな感じになれますよね。注射ですけど、これは売れますよね。ゼップバウンドの発売を心待ちにしながら、サンクスギビングとブラックフライデーで浮かれちゃう人も続出するかもですね。
「来週、ゼップバウンド打つし、今日は食べても大丈夫だもん!」みたいな人々が木曜日、金曜日、そして土日に大発生して、みんなでバカ喰いし始めたらヤバヤバですね。
アメリカと肥満
そもそも肥満が社会問題であることは、アメリカに居ればもう、すぐにわかります。ウゴービ、ゼップバウンドの使用資格者だよねえ、、と、思われる方々が本当に、本当に沢山居るのです。でもそもそも社会やカルチャーが肥満を生んでいるとも言えるかなと思いますよ。社会かと思いますよ。まず、甘くない飲み物が無いです。マジで、日本みたいに砂糖なしのお茶とか探すの大変なんですよ。あと、食べる量が違います。とにかく、すごい量を食べますね、アメリカでは。ちなみにですけど、残す量も多いです。レストランでもどこでも注文すると、ものすごい量が出てきて、またそれを残す人は普通に半分以上を平気で残したりします。なんか、いろいろな問題がありあそうですよね。あ、緑茶?とか思うと、そもそも、緑茶じゃねーし?と思わせる色で、とにかく甘かったり。アリゾナとかいう飲み物ですね。あれはパッケージングからして日本人としてはどうにかしたほうが良いと思います。一時期、伊藤園が全米でウーロン茶のペットボトル売り出しましたが、イマイチだったんでしょうね。Teas’Tea NYとか言いながらCMガンガンやってたけど、まあ、多分、アメリカンはあんなの飲まんよね。。。
甘くない飲み物が無い。過食。
でもこの甘い飲み物とか、過食とか、全く止まる気配ないですから、みんなウゴービ、ゼップバウンドの資格者になります。肥満と太り気味みたいなのを合わせると、70%とかいう統計もありますから、その人たちが皆ウゴービ、ゼップバウンド使い出したら、もうどんな市場になるのかわからないです。バイアグラ発売以来のマーケット激震です。
ウゴービとゼップバウンドの競争は熾烈なものになりそうですよ。これってもう、コンシューマー業界のマーケティングしないとダメですよね。医療用医薬品のマーケティングではなく、コンシューマー向けのマーケティングが鍵だと思います。特に日本はマーケティング大事ですね。コンシューマー企業からマーケター引っ張ってきた方が良いです。リリーなんかはMBA採用大好きですから、MBAがいっぱい居るかと思いますが、コンシューマービジネス経験者が良いかと思いますよ。でも難しいですよ。薬価収載とかされると、コンプラとかは全くコンシューマーと違うわけで。公競規とかも独特ですからねえ。そのコンプラと公競規を意識しながら、さらにコンシューマー向けのマーケティングは至難の業ですね。なんなら、僕が候補者紹介しますよ。笑
ただ、日本のカルチャーでは、どうですかね? 日本の今までの薬品マーケットの歴史で、こういう製品って、なかなか売れないんですよね。肥満症っていうくらいだから、病気といえば病気ですが、ただなんかこう、「別に必要でもない、でも飲んだほうが良いよ」、、みたいな薬、日本の文化にあまり合わないから大変です。なんか、日本人って、体調悪くなって医者に行って、処方された薬が特に何なのかまでは知る由もなく、ただありがたく服用するみたいな。そんなカルチャーなんですよね。受け身というか、国民皆保険の弊害ですかね。例えば、過去を振り返ると、まず、ピルが売れませんでしたよね。承認自体がものすごく遅れたりして。バイアグラも。 そういう、病気じゃないけど飲んだ方が良いよ系の薬、あと予防関係の薬、なかなか売れなかったですよね。日本ではその辺が鍵になりますよね。カルチャーです。GLP1の薬、後から出てくるのもありそうですし、特にウゴービはもしゼップバウンドより高いんだったら、相当な対策必要ですね。それから、短期決戦しないとです。ロケットスタートしないと。何故なら後から出てくるのが結構あるみたいで、それがよかったらそれに代わりますし。。後これ、皮下注なので難しいですよね。コンシューマー系と言っても、勝手に使えないですし。薬価もつけば、マーケティングは複雑になりますね。これ錠剤だったらすごく良いですよね。
AZは錠剤の痩せ薬の準備してますよ~。中国企業から買うみたいです。錠剤出れば物凄く売れます。
忘年会は盛り上がる
なんか、関係ないこといっぱい書いてしまいました。こういうのはこのブログではなくてnoteにでも書いたほうが良いですかね。このブログにはもっと普通に業界情報を書いたほうが良いかな。まあ、同じか。
さあ、サンクスギビングだか、ブラックフライデーだかクリスマスだかなんだか知りませんが、日本はこれから忘年会シーズンですね。コロナも終わって(終わったの?)今年は忘年会も盛り上がるのでは? これこそ日本のカルチャーなのです!!。くれぐれも暴飲暴食にお気をつけくださいませ。
またまた気になるパスカルソリオ
前述でチラッと触れましたが、パスカル・ソリオが目をつけた中国の錠剤の痩せ薬、気になります。ジェネンテック買ってロッシュを世界一にのし上げた彼が目を付けた訳ですから、紛い物ではない筈。 中国の錠剤気になりますよね。。。でも中国か。。
では!
