有名起業家が描いた「ヘルスケア×AI」の未来

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AIってなんか、気持ちが入ってないよね?
だって、AIだし。

と、お嘆きの貴兄に、気持ちのこもったAI、しかも、ヘルスケアAIをご案内いたします。
AIもやっぱり、思いやりとか、気持ちが入ってこその産物だと思っています。

ビジネスは個人的な動機から生まれる

「ビジネスは個人的な動機があり、自分にとって個人的な問題を解決しようとしている時に、最も上手くいく」。これは、エリック・レフコフスキーが残した言葉です。はい、出ました、今回は、エリック・レコフスキーによる、Tempus。そして、エリックの昔の会社、などなどにも言及していきます。

https://lefkofsky.com/

これからぼちぼち、ヘルスケア、AI、スタートアップについてもこのブログで触れていきます。

いやあそれにしても、人々が何かを始めるとき、その動機が単に「お金を稼ぎたい」や「成功したい」だけでは、なかなか本気で取り組めなかったり、途中で挫折してしまうことがありますね。

しかし、エリックが言うように、その動機が「個人的な問題の解決」であれば、私たちはより情熱的に、そして持続的に取り組むことができる、そんな話です。

エリック・レフコフスキーとTempusの誕生

エリック・レフコフスキーは、Tempus AIを創業した億万長者の起業家です。彼がこの企業を立ち上げたきっかけは、妻が乳がんと診断されたことにあります。愛する人が深刻な病に直面したとき、エリックはただ待つだけではなく、自分自身がその問題に立ち向かうために、Tempusを設立しました。

Tempusは、医療分野における最先端のデータ分析と人工知能(AI)技術を活用して、患者一人ひとりに最適な治療を提供するためのプラットフォームを提供しています。この企業は、個別化医療の未来を変える可能性を秘めており、医療業界から非常に注目を集めています。

Tempusの成長とIPO

今年、Tempusは株式公開(IPO)を果たし、ますます多くの人々の注目を集める存在となりました。

https://www.nasdaq.com/market-activity/stocks/tem

IPOを通じて、Tempusはさらに多くの資金を調達し、研究開発や技術の革新に投資することで、より多くの患者に質の高い医療を提供できるようになるでしょう。

自分の解決すべき問題は何か?

たくさんありすぎて、どれから手をつけて良いのか、わかりません。とりあえず、今、首、肩が凝ってます。w

エリック・レフコフスキーの格言に立ち返り、今一度自分自身に問いかけてみましょう。「あなたには、解決したい個人的な問題がありますか?」

ビジネスの成功において大切なのは、何をするかよりも、なぜそれをするのかという動機なのかもしれません。エリックのように、自分にとって本当に重要な問題に向き合うことで、新たなビジネスの可能性や革新が生まれるのではないでしょうか。

Tempusの例が示すように、個人的な動機が原動力となり、そこから世界を変えるようなビジネスが生まれることがあります。あなたも、自分の中に眠る「解決したい問題」を見つけ、それをビジネスに変えていく力を持っているかもしれません。

エリック・レフコフスキー(おさらい)

さてさて、エリック・レフコフスキーは億万長者らしいので、知る人は知っているでしょうけど、知らない人は全く知りません。まあ特に、日本人にとっては馴染みのない人ですよね。個人的には、グルーポンが日本に上陸した時に、一瞬調べたりしたことがありますが、それももう、10年以上前の話のような気がします。当時は麻布十番にあったエージェントで働いていました。それはどうでも良いですけど。

エリクは、ヘルスケアにおける人工知能(AI)の実用化を通じて、精密医療の未来を切り開く企業「Tempus」を創業し、現在そのCEOを務めています。エリックの目標は、AIを活用して医療の現場に革命を起こすこと。患者一人ひとりに最適な治療を届けるために、日々挑戦を続けています。

でも、彼の取り組みはそれだけにとどまりません。エリックは、破壊的技術に投資するベンチャーファンド「Lightbank」の創設パートナーでもあり、さまざまな革新的なスタートアップをサポートしています。さらに、医薬品開発にAIを利用する「Pathos.AI」、世界的なeコマースの巨人「Groupon」、広告業界を変革する「Mediaocean」、物流と輸送の効率化を目指す「Echo Global Logistics」、そしてプリント&プロモーションのソリューション企業「InnerWorkings」など、数々の成功した企業を共同で立ち上げてきました。

エリックの活動はビジネスだけにとどまらず、慈善活動にも積極的です。2006年には、妻のリズとともに「レフコフスキー・ファミリー財団」を設立し、地域社会に貢献する取り組みを支援しています。また、シカゴの文化や教育にも深く関わっており、ステッペンウルフ・シアター・カンパニー、シカゴ・ルーリー小児病院、シカゴ美術館など、さまざまな団体の理事を務めています。

さらに、エリックはシカゴ大学で非常勤教授として教鞭を執り、ビジネスに関する著書『Accelerated Disruption』も執筆しています。ミシガン大学で法学博士号を取得し、法学の視点からもビジネスを理解している彼だからこそ、さまざまな分野での成功を収めているのかもしれません。

エリック・レフコフスキーのように、自分の情熱を追い続け、困難な問題に真正面から向き合う姿勢が、最終的に大きな成果を生むのかもしれません。いや、間違い無いです。気持ちのこもってないAI、ただなんでもAIにしとけ、的な会社。なんら新規性の見当たらない。ただの便利なオンライン診療か何かのスマホアプリとか開発しているだけでは、それは情熱とは言えないのです。たぶん。

情熱、その熱量がAIの起業をして、さらには、ヘルスケア領域に進んでいく。ヘルスケアには、気持ちが必要です。

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