過去1年にFDAが承認した希少疾病医薬品の数は?

こんにちは。

答えは、29‼️

2024年10月15日(火曜日)にFDAの2024年10月15日(火曜日)、FDA(アメリカ食品医薬品局)の医薬品評価研究センター(CDER)は、2024年の「Accelerating Rare disease Cures(ARC)プログラム年次報告書」を発表しました。

要点をまとめました。

📊 ARCプログラム 年次報告書 要点データ

  • 🧬 29 新薬承認(希少疾患)
  • 🎤 40+ 一般向け講演(ARCプログラム)
  • 🤝 13 外部主導による患者中心の医薬品開発会議
    • ✨ 希少疾患に関するCDERスタッフによるサポート
  • 🗣️ 15 患者公聴会(希少疾病に関する):
    • 📅 委員会事務局が12回開催
    • 🤝 患者担当スタッフ(PAS)とCDERスタッフが参加
    • 📋 プロフェッショナル・アフェアーズ・アンド・ステークホルダー・エンゲージメント(PASE)
  • 📰 32,358 CDER希少疾患ニュースの購読者
  • 🗞️ 3 ARC 四半期ニュースレター
  • 📱 1M+ インプレッション(1,047,976ビュー)
    • 💬 ソーシャルメディア投稿103件

29の新薬承認ですので、すごい数ですね。やっぱり、アメリカはすごいです。この中で、日本でも承認された薬はあるのでしょうか。まあ、調べればわかりますけど。どなたか、教えてください。

下記は、PDUFA(Prescription Drug User Fee Act 処方薬ユーザーフィー法)ベース、つまり、処方していいよ、というデータだと、これだけあります。既存薬の新適応とかもあるので、たくさんありますよね。

PDUFA日付希少疾病用医薬品表示会社状態
2024年第1四半期ブルキンサ(ザヌブルチニブ)再発性または難治性の濾胞性リンパ腫ベイジーン承認された
2024年12月1日オルベツキシマブ胃食道接合部(GEJ)腺癌アステラス製薬完全な回答書
2024年1月16日Hyqvia [組換えヒトヒアルロニダーゼ配合免疫グロブリン輸液 10% (ヒト)]慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)武田承認された
2024年1月31日デュピクセント(デュピルマブ)好酸球性食道炎(EoE)サノフィ承認された
2024年2月13日オニバイド(イリノテカンリポソーム注射剤)転移性膵管腺癌イプセン承認された
2024年3月13日リヴマルリ(マラリキバット)進行性家族性肝内胆汁うっ滞症(PFIC)患者における胆汁うっ滞性掻痒ミラム製薬承認された
2024年3月13日テビンブラ(ティスレリズマブ-jsgr)切除不能または転移性食道扁平上皮癌ベイジーン承認された
2024年3月14日レスメチロム非アルコール性脂肪肝炎(NASH)マドリガル製薬承認された
2024年3月14日ブレヤンジ (リソカブタゲン マラロイセル)再発性または難治性の慢性リンパ性白血病(CLL)または小リンパ球性リンパ腫(SLL)ブリストル マイヤーズ スクイブ承認された
2024年3月15日アベクマトリプルクラスの曝露を受けた再発性または難治性の多発性骨髄腫ブリストル・マイヤーズスクイブと270バイオ新たな行動日を待つ
2024年3月18日レンメルディ (アティダルサゲン オートテムセル)異染性白質ジストロフィー (MLD)オーチャード・セラピューティクス承認された
2024年3月21日ジビノスタットデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)ITFセラピューティクス承認された
2024年3月22日オプシンビ(マシテンタンとタダラフィル)肺動脈性高血圧症(PAH)ジョンソン・エンド・ジョンソン承認された
2024年3月25日ウルトミリス(ラブリズマブ-cwvz)視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)アストラゼネカ承認された
2024年3月26日ソタテルセプト肺動脈性高血圧症(PAH)メルク承認された
2024年3月27日バダデュスタット慢性腎臓病による貧血アケビア・セラピューティクス承認された
2024年3月30日エクサガムグロゲンオートテムセル(エクサセル)輸血依存性ベータサラセミアVertex PharmaceuticalsとCRISPR Therapeutics承認された
2024年3月31日オドロネクスタマブ(REGN1979)再発性/難治性濾胞性リンパ腫または再発性/難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)リジェネロン・ファーマシューティカルズ完全な回答書
2024年4月1日ヴォイデヤ(ダニコパン)発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)の成人における血管外溶血アストラゼネカ承認された
2024年4月5日Carvykti (シルタカブタゲン オートロイセル; cilta-cel)再発性または難治性の多発性骨髄腫ヤンセン承認された
2024年4月5日オプジーボ(ニボルマブ)切除不能または転移性尿路上皮癌ブリストル マイヤーズ スクイブ承認された
2024年4月5日アベクマ (idecabtagene vicleucel; ide-cel)2 種類の治療歴を持つ再発性または難治性の多発性骨髄腫患者に対するトリプルクラス曝露療法ブリストル マイヤーズ スクイブ & 2seventy Bio承認された
2024年4月18日アレセンサ(アレクチニブ)未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)陽性非小細胞肺癌(NSCLC)ジェネンテック株式会社承認された
2024年4月26日ベクベズ(フィダナコゲンエラパルボベック)血友病Bファイザー承認された
2024年4月30日トボラフェニブ再発または進行性小児低悪性度神経膠腫(pLGG)デイワンバイオ医薬品承認された
2024年4月30日マボリキサフォルWHIM(疣贅、低ガンマグロブリン血症、感染症、骨髄線維症)症候群X4ファーマシューティカルズ承認された
2024年5月23日ブレヤンジ (リソカブタゲン マラロイセル)再発性または難治性の濾胞性リンパ腫(FL)ブリストル マイヤーズ スクイブ承認された
2024年5月25日Pz-cel劣性異栄養性表皮水疱症アベオナ・セラピューティクス完全な回答書
2024年5月28日Bkemv(エクリズマブ-aeeb)発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)による溶血の軽減と非典型溶血性尿毒症症候群(aHUS)による補体介在性血栓性微小血管症の抑制アムジェン承認された
2024年5月31日ブレヤンジ (リソカブタゲン マラロイセル)再発性または難治性のマントル細胞リンパ腫(MCL)ブリストル マイヤーズ スクイブ承認された
2024年10月6日エラフィブラノール原発性胆汁性胆管炎(PBC)イプセンとジェンフィ承認された
2024年6月12日タルラタマブ進行性小細胞肺がんアムジェン承認された
2024年6月14日ブリナツモマブCD19陽性フィラデルフィア染色体陰性B細胞前駆急性リンパ性白血病アムジェン承認された
2024年6月16日イメテルスタット低リスク骨髄異形成症候群(MDS)ジェロンコーポレーション承認された
2024年6月20日ピアスキ(クロバリマブ-akkz)発作性夜間血色素尿症ジェネンテック承認された
2024年6月21日エレビディス(デランジストロゲン モキセパルボベック-ロクル)デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)サレプタ・セラピューティクス承認された
2024年6月21日VYVGART Hytrulo(エフガルチギモドアルファおよびヒアルロニダーゼ-qvfc)慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)アルジェンクス承認された
2024年6月26日エプキンリー(エプコリタマブ-バイスプ)再発性または難治性の濾胞性リンパ腫ゲンマブUS承認された
2024年6月30日RP-L201 (マルネテグラジェン オートテムセル)白血球接着不全症-I(LAD-I)ロケット製薬完全な回答書
2024年7月24日ブリニューラ(セルリポナーゼアルファ)神経セロイドリポフスチン症 2 型 (CLN2 病)バイオマリン製薬承認された
2024年7月31日ダシノック(ダサチニブアモルファス)慢性骨髄性白血病(CML)エクスプレイファーマ完全な回答書
2024年8月1日テセラ(アファミトレスゲンオートロイセル)切除不能または転移性滑膜肉腫アダプティミューン・セラピューティクス承認された
2024年4月8日アファミセル進行した滑膜肉腫アダプティミューン・セラピューティクス承認された
2024年6月8日ボラシデニブ感受性IDH1またはIDH2変異を伴うグレード2の星細胞腫または乏突起膠腫セルヴィエ製薬承認された
2024年7月8日ファバルタ(イプタコパン)IgA腎症(IgAN)ノバルティス承認された
2024年8月13日LYMPHIR(デニロイキンジフチトックス)再発性または難治性の皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)シティウス製薬承認された
2024年8月14日セラデルパル原発性胆汁性胆管炎(PBC)サイマベイ・セラピューティクス承認された
2024年8月14日パロペグテリパラチド副甲状腺機能低下症アセンディスファーマ承認された
2024年8月14日ニクティムボ(アキサチリマブ)慢性移植片対宿主病インサイトとシンダックス製薬承認された
2024年8月20日ラゼルチニブとリブレバント(アミバンタマブ-vmjw)の併用EGFR+進行性または転移性非小細胞肺がんヤンセンバイオテック承認された
2024年8月20日エクエカブタゲンオートロイセルループス腎炎および非腎性全身性エリテマトーデスIASOバイオ承認された
2024年8月22日リンボセルタマブ再発性/難治性多発性骨髄腫リジェネロン・ファーマシューティカルズ完全な回答書
9.5.24フィルスパリ(スパルセンタン)IgA腎症トラヴェレ・セラピューティクス承認された
2024年9月21日アリモクロモールニーマン・ピック病C型ゼブラ・セラピューティクス承認された
2024年9月24日アクネウルサ(レバセチルロイシン)ニーマン・ピック病C型イントラバイオ承認された
2024年9月25日キイトルーダ(ペンブロリズマブ)切除不能な進行性または転移性の悪性胸膜中皮腫メルク承認された
2024年9月27日サルクリサ(イサツキシマブ-irfc)とボルテゾミブ、レナリドミド、デキサメタゾンの併用移植不適格多発性骨髄腫サノフィ承認された

Checkrare.com

それから、SNSのインプレッション数とか、正確な数字が出ているところが、面白いですね。日本でCDERに相当する期間は、なんですかね?PMDAでしょうか。インプレッション数とか出すと面白いですよね。もう出ていたらすみません。

かれこれ10年以上前から、トレンドはレアディジーズですから、どんな内容なのかは興味があります。(ちなみにこれからのトレンドは、テックに変わっていくのかどうか?そこは個人的には懐疑的ではあります。)ご興味がある方は、こちらのPDFファイルになりますので、どうぞ。

https://www.fda.gov/media/182662/download?attachment

とはいえ、ARCがスタートしたのは2022年?でしたので、今回は2回目の年次報告ということになるのです。10年以上前からトレンドがオーファンということを考えると、少し遅い気もします。この手の報告はそれほど意味を見出さなかったのかもしれないですね。

今回のARC年次報告。

  • ダイレクターのDr. Patrizia Cavazzoni(パトリッツィア・カヴァッツォーニ博士)からのご挨拶

パトリッツィア・カヴァッツォーニ博士は、マギル大学で医学の学位を取得し、オタワ大学で精神科の研修医と気分障害のフェローシップを修了しました。その後、オタワ大学医学部に助教授として加わり、臨床業務、教育、気分障害の遺伝的予測因子の研究に従事し、多数の査読付き科学出版物を執筆しました。その後、カヴァゾーニ博士は製薬業界で数年間勤務し、臨床開発、規制関連業務、安全性監視の分野で上級管理職を務めました。

米国神経学・精神医学委員会の認定を受けており、カナダ王立内科医外科大学のフェロー、カナダ神経精神薬理学会の会員、米国精神医学会のラフリンフェローシップの受賞者でもあります。https://www.healthevolution.com/bios/speaker/patrizia-cavazzoni-md/

カナダで学位を取られたのですね。しかも精神科。

  • ARCプログラムのビジョン
    アンメット・メディカルに対応する有効で安全な治療法の開発を促進し希少疾患患者のアンメットニーズを満たす有効で安全な治療法の開発を加速し、増加させる。
  • ARCプログラムのミッション
    科学的・規制的イノベーションを推進し希少疾患患者のための治療法の利用可能性を加速する。

CDERとは

FDAのCDER(Center for Drug Evaluation and Research、医薬品評価研究センター)は、アメリカ食品医薬品局(FDA)の一部門であり、主に医薬品の評価と承認を担当する組織です。以下はCDERの成り立ち、目的、組織の規模、主要な人物についての概要です。

成り立ちと歴史
CDERは、医薬品の安全性、有効性、品質を確保するために、FDAの一部門として設立されました。FDA自体は1906年にアメリカで設立され、時代とともに規制の対象が広がり、医薬品の評価と研究に特化した部門としてCDERが形成されました。CDERは現在、FDAの中心的な部門の一つとして、医薬品の科学的評価を行っています。

目的
CDERの主な目的は、医薬品の承認プロセスを通じて、安全で効果的な薬を患者に提供することです。具体的には以下のような役割を果たしています:

  • 新薬の評価と承認:新しい医薬品が市場に出る前に、その安全性、有効性、品質を科学的に評価します。
  • 既存薬の監視:既に市場に出ている医薬品についても、継続的に安全性や品質の監視を行い、副作用や品質問題があれば対処します。
  • 医薬品情報の提供:医療従事者や患者に対して、薬の使用に関する情報を提供し、適正使用を促進します。


組織の規模と人数
CDERはFDAの中でも最大規模の部門の一つであり、数千人の科学者、医師、薬剤師、化学者、その他の専門家が所属しています。具体的な人数は変動することがありますが、2020年時点で約5,000人以上の職員がCDERで働いているとされています。この大規模な組織は、幅広い医薬品の審査と承認業務を支えるための科学的および技術的な専門知識を持っています。

(°_°) 5000人以上がCDERで働いているのですね。すごいです。FDAの住所を見たら、new hamphier とか出てきたら、え!ニューハンプシャー?とか思いましたが、それは通りの名前でしたw。広大なキャンパスがメリーランド州のシルバースプリングにあります。だいたい、ボルチモアとDCの間で、DCよりです。確か、NYからDCに行く時の、違法チャイナバスで格安で移動したことがありますが、その時に通った記憶があります。笑

主要な人物
CDERの指導的な役割を担っている主要な人物としては、CDERのディレクターが挙げられます。現在のディレクター(2024年時点)はPatrizia Cavazzoni(パトリツィア・カヴァッツォーニ)博士です。彼女は医師であり、製薬業界と規制の分野で豊富な経験を持ち、CDERの科学的リーダーシップを発揮しています。Cavazzoni博士の指導の下、CDERは革新的な医薬品の開発と迅速な承認プロセスを推進しています。

( ◠‿◠ )Twitter載せておきました。↑

組織の特徴
CDERは、科学的なエビデンスに基づいた意思決定を行い、特に新薬やバイオ医薬品の承認に関しては世界でも厳しい基準を持つ機関として知られています。また、患者の安全性を最優先に考え、医薬品の有効性と安全性のバランスを重視しています。

CDERは医薬品のライフサイクル全体にわたる評価と監視を行うため、患者や医療コミュニティにとって非常に重要な役割を果たしており、医薬品業界全体に大きな影響を与える組織です。

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なんていうか、日本から薬とか出るのかなあ、と、書きながらいつも思ってしまいます。

まあ別に、出ないなら出ないで、日本でも治験して、アンメットメディカルニーズに届けば良いと思います。

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🎯 仕事内容

科学的サポート: 医療専門家(KEE)との関係を深め、科学的情報を提供
研究サポート: 治験責任医師主導研究(IIS)の調整
製品最大化: 複数部署と連携し、製品戦略を推進
チーム協力: 他部門やMSLチームと協力しながら成果を追求
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🔑 必須資格

理学または薬理学の学士号(修士や博士号が望ましい)
製薬業界での3年以上の経験
結果重視の姿勢とKEEとの強力な関係構築スキル
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✨ 科学と患者ケアに貢献しませんか? ✨

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なんか、早期退職もそうですけど、CSOで現在ある大型PJが、次々撤退となってますね。今後も厳しくなりそうです。

では。