みなさまお元気ですか。
まあ、葉巻ショップは常連なんですけど、コロナ後の物価高でさすがにちょっと嫌気が差しますね。これも仕方ないですけど、なんとかならないもんですかね。
こういう現実のモヤモヤを、AIが何とか解決してくれたらいいんですけど…正直、よくわかりませんけどね（笑）。
あ、そういえばAIといえば──
医療分野でもAIの話は山ほど出てきますけど、「本当に安全なの？」とか「医師レベルの判断はできてるの？」って疑問も多いですよね。
そんな疑問に向き合って、OpenAIが2025年に発表したのが「HealthBench（ヘルスベンチ）」という評価基盤なんです。
そんな疑問に真正面から取り組んだのが、**OpenAI社が2025年に発表した評価基盤「HealthBench（ヘルスベンチ）」**です。
HealthBenchの正体
HealthBenchは、実際の医師と患者の対話（5,000件）をもとに、AIの回答内容を医学的に評価するためのフレームワークです。
262名の臨床医が監修し、48,000以上の評価ルールで「安全性」「共感性」「適切な判断」などを多角的にスコアリングします。
アメリカではどんな企業が導入？
HealthBenchは評価基盤であるため、AIを導入する企業や病院、SaaS企業、製薬会社が活用しています。
たとえばこんなユースケースがあります。
- 製薬企業が自社AIチャットボットの信頼性評価に使用
- 病院が導入予定のAI問診ツールの評価に活用
- ヘルステックスタートアップが投資家向けに品質証明としてスコア提示
どんな部門で使われるのか？
HealthBenchは技術者だけでなく、以下のような部門での活用が期待されています。
- 人材育成部門：社内AI活用の教育プログラムに
- マーケティング部門：AIコンテンツの信頼性を担保し、対外発信で活用
- メディカルアフェアーズ：学術情報の正確性チェック
- デジタル部門：自社AIプロダクトの品質評価に
日本法人での導入実績は？
2025年7月現在、日本での導入事例はまだ確認されていません。
ただし、AI活用を進める製薬企業やCSO、医療系スタートアップにとっては、今後注目される存在になるのは間違いありません。
MRにとって使い道はあるか？（本邦初の試み！）
評価基盤というと開発者向けに感じるかもしれませんが、無理矢理MRが使ったらどうなるか、考えました。すみません、余計なことして。
ここでは本邦初！ MRがHealthBench的視点を活かす5つの切り口をご紹介します。需要は無いと思います。w
- 顧客チャットツールの提案力向上
AIチャットの正確性や安全性を、HealthBench的視点で評価・提案できる。 - デジタル教育ツールの選定支援
eラーニングやMA資材などの品質評価に意見できる。 - MR研修の新スタンダードに
「AI回答のどこがNGか？」を教材として活用し、情報提供の品質を高められる。 - 医師との雑談ネタに
「先生、AIの診断って信頼できますか？」という自然な話題の切り口に。 - 転職・キャリアアップ時のアピールに
AI×医療リテラシーを語れる人材として、差別化可能。
🎁 ChatGPTでHealthBenchトークを作れるプロンプト（無料！日本初）
MRとして、AI時代の医師対応力を高めるために——
ChatGPTで以下のプロンプトを貼り付けてみてください。無料で使えます✨
あなたは、製薬業界に精通した教育担当者です。現役の医薬情報担当者（MR）が医療機関や社内で「HealthBench」の話題を出す際に使える【導入トーク集】を作成してください。
【目的】
・MRが医師との雑談・提案の中で自然に切り出せるような導入トークを提供する
・社内向け勉強会やチーム内の情報共有でも使える内容にする
【出力形式】
1. 雑談から入る自然な切り出しトーク（3パターン）
2. 提案・情報提供トーク例（3パターン）
3. 医師・社内メンバーからのよくある質問と、それに対する返答例（3セット）
現場での口調で簡潔かつ自然にお願いします。
AIリテラシーがあるMRは、今後ますます重宝される時代です。
まずはこのプロンプトから、ひと足早く“次世代MR”を体験してみてください。
✅ 改訂版：ケース入力式プロンプト（日本語・ChatGPT用）
あなたは、製薬業界に精通した教育担当者です。現役の医薬情報担当者（MR）が医療機関や社内で「HealthBench」や「新薬」の話題を出す際に使える【導入トーク集】を作成してください。
【目的】
・MRが医師との雑談・提案の中で自然に切り出せるような導入トークを提供する
・社内向け勉強会やチーム内の情報共有でも使える内容にする
【出力形式】
以下のケースごとに、MRが現場で使えるセリフ（自然な日本語）を、それぞれ3パターンずつ出力してください。
【ケース①】新薬「＿＿＿＿＿＿」の説明
（ここに製品名と適応症を入力）
【ケース②】競合品からの防衛トーク（さりげなく差別化）
（例：「〇〇と違って、うちは患者背景を選ばない点が特徴です」など）
【ケース③】処方をさりげなく促すトーク
（強く勧めず、医師の裁量を尊重しつつ後押し）
【ケース④】謝罪を含むフォロートーク
（例：「供給の遅れ」「副作用報告の件」「前回訪問の件」など）
【ケース⑤】HealthBenchやAIの話題を自然に切り出す雑談トーク
（ChatGPTやAI診断などからスムーズに導入）
【トーン指定】
・現場のMRが実際に使えるよう、敬語だが堅すぎないトーン
・30〜40代MRのイメージ
・相手は医師（開業医〜専門医）
※それぞれのケースは空欄部分を埋めることで使い回せるようにしてください。
✅ 空欄例（実際に埋めるとこうなります）
【ケース①】新薬「アバシズマブ」の説明
（対象：眼科領域の加齢黄斑変性症）
【ケース②】競合品からの防衛トーク
「ルセンティスとの違いは、投与間隔と患者負担の観点です」
【ケース③】処方をさりげなく促すトーク
「すでに何名か先生のご施設で処方をいただいてまして…」
【ケース④】謝罪トーク
「前回の供給トラブルの件、本当に申し訳ありませんでした」
【ケース⑤】HealthBench導入トーク
「最近、AIの診断精度について先生からご質問があった件で…」
✋ 結論：そんな、うまくはいかない
ここまで、HealthBenchの概要と、それをMRがどう活かせるかをご紹介してきました。
でも正直なところ──
こんなトーク、ただ覚えて貼り付けるだけじゃ、うまくいきません。
なぜなら、
こういった会話術って、「現場でどう転ぶか」を何度も経験してこそ、ようやく自分の言葉として使えるようになるからです。
AIに頼れる時代だからこそ、実際に怒られたり、滑ったり、感謝されたりした体験の積み重ねが、MRにとっての武器になります。
今回ご紹介したプロンプトやHealthBenchの話題も、
使うのはあくまで「きっかけ」に過ぎません。
そこからどう相手と向き合うかは、やっぱりあなた次第です。
AIもプロンプトも、すべては「現場のあなたを助ける補助輪」。
でも漕ぎ出すのは、あなた自身です。
HealthBenchは、単なる技術者向けの評価ツールではありません。
**「医療×AIの信頼性を可視化する」**という視点は、今後のMRやマーケティングにとって極めて重要なキーワードになります。
他のMRが気づいていない今のうちに、こうした情報を知っておくことが、キャリアを広げる一歩になるかもしれません。
おまけ
他のプロンプトを考えてみました。
題して
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Ken リクルターブログ 
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