アメリカと中国がベースの製薬会社は社内でどうするのか? 

米中ベース企業結構ありますよね

数日前のニュースですが、気球が飛んでましたよね。既に忘れ去られようとしていますが。

中国から気球が飛んできて、アメリカが打ち下ろしましたよね。1つだけでなく、幾つも。カナダでも。何やら気球には、ソーラーパネルとかついていたり、ある程度方向も操縦可能だたりするのですよね。風が強すぎるとダメですけど。

中国は最初は中国に返せと言っていたような気がしますが、途中で中国のものではない、と言うふうになりましたよね。そして中国自身も、未確認飛行物体を見つけたみたいなことを言い始めたり。

アメリカとか中国とかロシアとかウクライナとか、なんだか、ちょっと、安定してないですよね、色々と関係が。こういうのは、医薬品の開発などなどのサイエンスの後退につながりそうで、マイナスでしかない様な気がするのです。

そんな中ですけど、数年前から、中国のバイオ企業の発展が凄まじいですよね。結構何社もあります。

BeiGene

まあ、一つピックアップすれば、BeiGeneですかね。オンコロジーの製品がいっぱいあるみたいで、パイプラインがすごいですよね。中国系アメリカ人の科学者と、アメリカ人によって起業された会社のようで、オフィスは世界各地にあるようです。

北京は、英語でベイジンですから、それに掛けているのですよねきっと。そんなこと、僕がいちいち言わなくてもみんなが思っていることですね。すみません。

ボードメンバーを見ても、何か、米中の共同企業という雰囲気が伝わります。

Co-foundernoの一人である、John Oylerは、スタンフォードとMIT出ています。すごいですね。なんと、自分でも気づいていませんでしたが、Linkedinで僕と繋がってくれていました。おそらく、過去に人を紹介しようとして、コンタクトした時がりました。またメッセージ出そうかな。

Xiaodong Wang 博士は、北京とアメリカでアカデミックの仕事を精力的にこなしていますね。優しそうで賢そうな雰囲気です。

とにかくこの会社は、オンコロジー、ヘマトロジーのパイプラインがすごく多いです。こんな薬がどんどん評価されて、世の中に出てくれば、本当に革命的です。

Glassdoorなどのレビューサイトでも、結構良いレビューがあります。日本法人もありますし、これから人が増えると思います。

ABCの時代が来るか

ABCは、America Born Chineseです。アメリカに移住済みの中国人の家庭に生まれた子供です。僕も友人がたくさんいますが、その中には、中国に行ったことさえない人も沢山います。こんなABCがどんどん力を持ってくるのでは? と勝手に思っています。

北京オリンピックでも、数人居ましたよね。ABCでアメリカ国籍だけど、中国パスポートで中国人として出場して、金メダルとったスノボか何かの美人選手みたいな感じの人。

まー、優秀な人が多いですよ。ですので、中国系の、こんなバイオ企業は増えると思っていました。 テックとかソフトウェアは既に、全然あるので、次はバイオがもっと増えると思っています。それに、ABCって、数学とか化学とか、コンピューターとか、そういうメジャーの理系は多いです。

あんなにたくさんのABCがサイエンスを学んでいるのであれば、そのうちに製薬会社も出てくると、僕自身も思っていました。

まあただ、どう言うわけかわかりませんが、FDAはその開発のデータに問題点があるみたいな事をたまに言っています。そう言われると、そうなのかなあ、と思います。中国で作られた薬って、どうですかね? イメージです。

確かに難しいですよね。政治的には対極にあったりする国同士なので。サイエンスは政治とは関係ないと言いつつも、それが普及するためにはビジネス、コマーシャルベースに乗っ取らなければ、普及はないわけですから。関係大有りです。せっかくなので、変なゴタゴタがなく、平和に、優れた医薬品が患者さんに届いてほしいと願うだけです。せめて、安倍晋三とトランプの時なら、もっと平和だったと思っています。個人的に。

HARBOUR BIOMED

最近ニューで見たのですが、Harbor BioMedとかはどうですかね。BeiGeneほどでかくはないです。というか、まだまだ小さいです。とはいえ、開発品目は注目です。免疫と、オンコロジーに力を入れていますね。

ハーバーと聞けば、関係ないですけど、ありあけのハーバーを彷彿とさせます。

マサチューセッツにあるのですが、founderはこれまた優秀なJingsong Wangです。ハーバードで公衆衛生学んで、あと複数のアメリカでの学歴がありますね。会社はボストンの中心からは結構離れたところにありますね。

まあ、この会社はマサチューセッツにありながら、株式は上海の市場に上場しているようですが、最近、Cullinan Oncology, Inc.と言う、ナスダックカンパニーとコラボして、何やら治験しますね。ファストインクラスだそうで、オーストラリアでも治験するらしいです。

どんどん新薬をこの世に出してほしいとは思いますけど、どんどん緊張感が高まって、そういうのが影響しないと良いと思うばかりです。

同じ会社に、アメリカ人と中国人がいたら、気球撃ち落とした話とか、するんですかね?

まあ、しませんよね。

知らないですけど。

患者さんにとっては、もし本当に良い薬なら、早く出してほしいとしか思わないですよね。

なんか、ロシアから米国企業が撤退しましたよね。マクドナルドも、スタバも、今までのままではありますが、とりあえずアメリカは撤退して、店舗は居抜きでロシア経営者に渡り、ロシア語の名前の店に変わりました。

マクドナルドは、ロシアでは、「おいしい、それだけ」というらしいです。

医薬品の開発で、そう言う、例えば、アメリカと中国の両方にベースのあるような企業だと、もし、どちらかが撤退とかしたら、どうなるのでしょうか?

開発が遅れるだけですよね。患者さんには悲報になりますよね。ですので、なんとか、緊張も解けてほしいですし、戦争とか、もってのほかです。

平和を望みます。それだけ。

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