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製薬業界 大リストラ時代をどう生き抜くか

ちょっと今回は雑談に近い内容で、恐縮です。ここのところ、ノバルティス、サノフィ、そしてGSKも正式に早期退職のパッケージが決まりました。第一三共も。他社続々です。また、若手とダイバーシティを重んじるあまりに、シニアの人材がどんどん居づらくなってきています。これが今この瞬間の製薬業界の現況です。

製薬業界は異業界の平均に比べて給料が高いです。もちろん、製薬業界よりも給料が高い他業界の企業もあります。ただし、そういう人は、それなりのスキルや実力が備わっている、選ばれた人々と言えると思います。

製薬業界においては、ごく普通の人でも給料が高いのです。

時々思いますが製薬業界、特にMRほど、労働力や能力に見合っていない高い対価が給与として支払われている職業は無いかもしれません。MRをバカにしている訳ではもちろんありません。私もMRでしたから。中には、とても「できる人」も居ます。このような人々は、対価として高給が支払われるのは当然だと思います。

ただ、その他大勢のMRはどうでしょうか。その他大勢のMRは、その他大勢の他業界の営業マンよりも、実力は同じでも給料は高いです。MRを何か特別な仕事と思っている人が大勢居るのですが、異業界の営業マンも、もちろんそれなりに専門性はありますので、私は、何もMRが他業界に比べて特別にレベルの高いスキルを必要としている様には思いません。

例えば、同じような人が同じ様に大学を出て、営業職になる。中にはどん欲に知識や経験を身につけ、スキルアップをする人も居れば、中には特段普通にこなしている人もたくさん居ますよね。

その、特段普通にこなしている人々をグループごとに比較すると、製薬業界はとても給料が高いです。

つまり個人の能力と、それに見合う以上の高い給料との間に著しい乖離があるのです。言い換えると、特段これと言った、突出したスキルはないまま、高い給料を貰いながら、時が過ぎてしまうのです。

45歳くらいになり、ずっとMRで、大学病院経験もない、必要なかったので英語などの勉強もしなかった、部下も居ない、どこかの地方から出た事がない、自分のパソコンがない、自分のメールアドレスがない、ワード、エクセル、ましてやパワーポイントが得意ではない、研修に耐えられない、長時間の内勤に耐えられない、製薬業界や医師以外の人脈も知識もない。

こんな人、居ませんか。たくさん居ますよね。現在20歳代のMRの方々は、今から意識して20年後にこのようにならない様にする事が良いかもしれませんね。

30代、40代の方、あるいはそれ以上の方々は、どうしたら良いのでしょうか。僕なりの答えは、

①コスト意識を持ってほしい・・・自分がいかに恵まれているのかを常に意識して、もし自分が製薬業界からはじかれたら、だいたいどんな給料になるのかを考えてほしいです。借り上げ社宅とかは無いでしょうね。でもそれが普通なのです。

いざ!となったときに、世の中の人はだいたいこのくらいの給料で生きている。。自分はそれができるだろうか? と試しに考えてみてください。もしそれができないとなったときには、今後のキャリアを見直す必要があります。

②MR以外に何かできることはあるのか・・・歳を取るまでMRのままだと、急にリストラが始まったときに困ります。MRへの転職マーケットは若い方が中心です。でも、他に何かできるのでしょうか。MRのままで歳を取ってから他の業界の事を考え始めるのは、難しいです。何か自分自身でスキルアップできる事、ありますよね。実はたくさんあります。

③30代でジョブローテーションを考えた方がよい・・・MRとして営業畑でキャリアを積む事は、決してわるいことではありません。営業所長になり、支店長になり、という具合に。しかしながら、途中で何らかの違う職種にチェンジしておくと、将来的にジョブセキュリティという観点からは、優位に立てます。つまり、ある程度歳をとっても、転職できるチャンスは広がります。

④英語・・・たとえ違う職種、例えばマーケティングとか研修とかリエゾンとかにチェンジしても、いざ転職するときには英語力が問われます。よく、MRから違う職種になって数年経った人が転職するときに「今までも今の会社で自分の英語力でやってこれましたので、仕事は大丈夫だと思います。」という人が居ます。実際は、そんなに英語ができなくても、その通り、仕事はこなせるのです。社内異動だったので、そんなに英語力は問われなかったかもしれません。しかしながら、転職となると、社内異動とは違います。外から人を採る訳ですから、英語ができない人よりも、できる人の方が採りたいのです。たとえその職種でそんなに英語を実際に使わなくても、転職のときには英語力が問われます。入社して、何年も立っている訳ですから、英語勉強してください。せめてTOEICとか受けて下さい。TOEICは800くらいは欲しいです。忙しい毎日で英語を勉強する方法?ありますよ。

⑤アグレッシブに・・・怖がってばかり居てもしかたありません。業界がどんなに変化しようと、自分自身が必要とされれば良い事ではありませんか。企業にとって、辞めてもらっては困る人に、なれば良いのです。今、辞められたら困る人になっていますか?? もし、まだなら、アイデアはたくさんあります。

僕と考えませんか。今後の事を!

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2 Responses to 製薬業界 大リストラ時代をどう生き抜くか

  1. yakiba07 says:

    この様な、人種は周りにいますね。歳をとった人だけでなく、若い人でもいるので、驚きです。
    少なくとも、必要とされる人間になるように、自分は努力するように、行動しています。

    • 山崎健一 says:

      コメントありがとうございます。たしかに。若い方でもいらっしゃいますね。のんびりしたい気持ちはわかりますが、気付いた後では遅いですね。

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