若手(自称含む)のMRが、このまま製薬業界で生きて行くことを考えてみます。
全体の考えはこういう感じです。
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このまま製薬業界で生きて行く
1-1 営業畑で生きて行く
1-2 別職種を目指す
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別業界に進む
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独立開業する
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プー太郎になる
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主婦・主夫になる
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世捨て人。旅人。など。
現状若手MRの方が、このまま製薬業界で生きて行くには、今の会社にしろ、他社に移るにしろ、次の道が考えられます。
1-1 営業畑で生きて行く
1-2 別職種を目指す
では、1-1 営業畑で生きて行く について考えてみます。自社にしろ、他社にしろ、営業畑で生きて行くにはどうしたら良いでしょうか。
昨今、MRの全体数の削減が顕著なので、とりあえず、生きて行くと言うか、生き残らなければなりません。
生き残るMRは、当然仕事のできる人ということになります。つまり、嫌でも仕事のできるMRを目指さなければなりません。必然的に昇進昇格目指して行くことになります。
仕事のできるというのは、どういうことか。
→上司のサポートに徹することだと思います。
上司が良い人だろうと、嫌な奴だろうと、仕事のできるMR、生き残るMRを目指すなら、上司のサポートに徹するべきです。
仮に会社が傾いたり、買収やリストラがあって他社を考えたりすることもあるかと思います。
過去にサポートに徹した上司が、今別会社に居たら、引っ張ってもらえます。そいう関係構築ができていればです。
嫌だと思うような上司ほど、結構うまいこと勢いのある他社に行ってたりするものです。なので、嫌だと思う人でも、サポートしておく事が大事です。
今後、世の中の転職は、特に営業職、もちろんMRも同じですが、
→エージェントを使っての転職はなくなるでしょう。
→社員紹介による転職が主流になります。
現実として、今勢いのある会社の営業部門を見渡してみてください。元同僚で固まって居たりします。トップが前職の人を引っ張ったりしているからです。
そのトップの人は一般的には、何かと評判が悪かったりしますが、実は上からは良かったりするのです。だからこそ、嫌だけど、そこそこ力があります。
つまり、嫌な人、嫌な上司との関係構築が功を奏します。
嫌な上司をサポートをするのが嫌だとか、誰がそんなことするかとか、魂を売るとか、その議論は今は置いて置きます。また、念のために申し上げますが、良い事とは決して言っていません。
営業畑で生きて生きたいなら・・・という、技術的な話を、私見抜きに言っています。
では、次に別のグループですが、
昇進昇格には興味ないけど、製薬業界、MR職で生きて生きたい人々はどうしたら良いのか。
昇進昇格に興味がない事が、別に悪いわけではありません。そんな人沢山居ます。
ただMRのままで居たい。
このまま、時々ゴルフとか釣りとかして、好きなお酒を飲んで、転勤はせずに定年まで過ごしたい。
よくわかります。昔は、それでも良かったのです。しかしながら、
今後、1MRのまま平和を続けて行く生き方はオワコンです。
現状この状態の方は、遅かれ早かれ、リストラや早期退職ということになってしまうでしょう。
どうしたら良いのか?
→すみません。終わっていただくしかないかと。。。
どうせ、続けられないなら、どうせそのうち終わるなら、今のうちに早期退職パッケージがある会社に転職をしておいた方が良いかもしれません。
また、どうせ続けられないし、尚且つ早期退職パッケージがある会社に転職することも難しい場合・・・
→今、ムカつく上司の下にいる必要ありません。
→どうせオワコンで、転職も難しいなら、コントラクトMRへの転職はいかがでしょうか。
→→まだまだ採用意欲はありますので、メーカーほどハードルは高くありません。
→→給料下がるかもしれないけど、どうせオワコンという考えなら、終わるまでアホ上司にこき使われながら現状の会社にしがみ付くよりは、心の安定を保てます。お金に変えられません。
考えてみましょう。
次回は、「1-2 別職種を目指す」についてです。
製薬業界に居たまま、別職種を目指すことについてです。