BeiGene(Nasdaq:BGNE)という、中国の製薬会社の勢いがすごい。抗がん剤の開発が上手くいきそうで、ナスダックに上場。アムジェン、セルジーン、ベーリンガー、メルクなどが次々に出資を発表している、
そんなん中、中堅どころのLeap Therapeutics’s(Nasdaq:LPTX)が、一部の製品を、アジアパシフィック、中国、オーストラリア、ニュージーランド、その他のアジア諸国で300万ドル前払いで販売する権利を獲得した。さらに、BeiGeneはマイルストーン支払いで追加で1億2900万ドル、Leapへの500万ドルの株式投資を提供した。
チャイナマネーにより、アメリカの中堅製薬企業が一躍、大手の一角にトランスフォームしようとしている。
このLeapが得た権利を見ると、日本が除かれている。日本を除くアジアパシフィックでの展開する権利を得たようである。しかも多額のお金と。
日本が除かれている理由として考えられるのは、すでにセルジーンやアムジェンが協力しているので、日本マーケットは彼らがやるという事なのだろう。
しかしながら日本企業は名乗りをあげなかったのだろうか?
中国という事で、リスクを感じたのか
時既に遅しだったのか
断られれたのか
全ての選択肢があり得る。特に、もしかしたら、名乗りをあげたけど、断られたのかもしれない。BeiGeneのホームページの、Leadership Teamのページを見ると、ほとんどの人がアメリカヨーロッパで教育を受けてビジネスの経験もある人たちばかり。何も、それだから優秀とは思えないけど、日本国内企業よりもとてつもなくグローバルである。こんな人材が揃っている日本企業は、あまりないだろう。断られたのかもしれない。
知らんけど。