【外資製薬】日本撤退とか全然あり得る

先日、ある外資系製薬企業で普通に働いているMRの方々と話した時に、その人は「外資系製薬企業の日本撤退とか、普通にあるのでは?」と言う趣旨の話をしていた。 しかも、大きい所とか、撤退してもおかしくはないよと。

大きい所って、考えると、グローバルカンパニーではロッシュとか、ファイザーとかMSDとかの日本法人だろうか。

まあこの世の中、大きな外資系企業が日本撤退しても、驚きはあるかもしれないけど、別におかしくはない。それは製薬会社であってもそうだろう。

なぜおかしくないかといえば、例えばだけど、日本ロッシュという会社が昔あって、中外製薬とは別だった。ロッシュが中外を傘下にしたので、中外製薬のロゴマークが突然ロッシュの水色になったりした。中外製薬はそのまま中外製薬として残っている。MSDもそもそも万有製薬だったし、そんなこと言ってたら、日本にある外資の歴史は何かしらの日本企業との合弁から始まっていたりするのだから。

参入してきたので、撤退してもおかしくはないということだ。

企業のホームページによく会社沿革みたいなのがあると思うけど、たまたまファイザーを見ると、「ファイザー田辺」とかいうのがあった。まじか! ファイザー田辺って何だ? 興和ヘキストとか?何だそれ。

人件費を考えれば、どうしてもボリュームから言ってMRのことを考えてしまうのだが、自前で日本法人が何千人ものMRを雇って行くことに、そろそろ限界もあるかもしれない。たとえ黒字でも、早期退職をかなりやっているし、日本での早期退職にまつわる割増退職金は、グローバルではどう思われているのだろう。

いっそのこと、製品を国内製薬企業に導出した方が良いのかもしれないと、思うかもしれない。そう思っていたら、日本法人を置いている旨味というか、メリットが無くなって、撤退するかもしれない。

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