blog

GSKはどうやってオンコロジーの人材を集めるのだろう

GSKがオンコロジー部門をノバルティスに承継したのは2015年です。

それから5年後の去年、2020年、GSKに再びオンコロジー部門が新設されました。ヘッドはインド系のAnant Vailayaさん。その前にはメルクに居ました。その前もメルクに居ました。というのは、直近のメルクはドイツのメルク、つまりメルクバイオファーマですよね。その前はMSDに居ました。その前はイエール大学の研究員ということです。お顔はどことなく、ノバルティスのグローバルのCEOのナラシマンさんに似ていませんか。いやあ、インド系の時代です。

去年の2020年にオンコロジーが立ち上がったものの、どうやって人を集めるのでしょうか。もう5年以上前にGSKはオンコロジー部門をノバルティスに承継したので、オンコロジー人材は社内にあまり居ないかもしれません。

とはいえ、製薬会社ですし外資ですから、たまたま転職してきた人が前の会社でオンコロジーやってました! みたいな人は珍しくないでしょうけど、ただ、立ち上げとなると、それなりの人材を採用しないといけないですよね。ヘッドのAnant Vailayaさんは研究者なので、おそらくビジネス寄りの人が必要になるのでしょうか。それにしても、この、ビジネスヘッドとかにR&D出身者が就任するというのは、最近の傾向かと思います。以前は、BUH、ビジネスユニットヘッドは、大体マーケなどからの出身者が多かった気がします。

最近の立ち上げといえば、バイオ系の企業で部門というよりも、会社そのものの立ち上げがいくつかありましたが、人の集め方は大体社員による紹介、もし営業部隊が必要になればコントラクトを半分くらい入れるみたいな感じでした。

パイプライン

発売されるであろうパイプラインは、日本では

GSK2857916 モノクローナル抗体薬物複合体  再発・難治性多発性骨髄腫 (P3)

これは、belantamab mafodotinという名前です。解説はこちらを見ると良いかと思います。

次なるパイプラインは

GSK3359609 ヒト化抗 ICOS モノクローナル抗体 頭頸部扁平上皮癌 (P2・P3)

M7824 TGFβ型受容体細胞外ドメイン&PD-L1モノクロナール抗体未承認 胆道がん  (P2)

ですので、血液と固形の人が必要になるかと思います。まず最初は血液になりますよね。そうすると、元々セルジーンとかシャイアーにいて、今は大手に吸収されてなんとなく次のチャンスを狙っている人には面白い案件になるかもしれません。

ただ、とはいえ、スタートアップではないので、例えばそこまでの高給や、RSUなどはのぞめないのではないかと思ったりもします。高給与狙いの人にとっては物足りない案件になる可能性もあります。

またGSKは、今までもあまり採用に関しては結構ゆるかった過去があります。(自分調べ)例えば、お友達なら結構普通に採用してきたような過去があります。

もちろん、中にいる人も以前とはガラッと変わっているので、昔と同じようにとはならないと思いますが、採用の方法をどうするのか? 気になるところです。

さらに、制度的な部分も特殊だったりしましたよね。例えば、営業目標をなくしたりとか、また復活させたりとか。

給与とかどうするの

ヘマトロジーとかオンコロジーの精鋭を雇うなら給与も高くしないと、良い人は来ないと思いますが、新設部門だけ既存の部門と違った給与体系というのも難しいだろうし、人材獲得には苦労するかと思います。

GSK2857916 belantamab mafodotinの治験情報を見ていると、対象薬がベルケイド、ポマリストなので、やはりヤンセンとか、もともとセルジーンとかから人が欲しいのでしょうが、どうなることやらです。

営業組織を作るとしたら、とりあえず100人くらいはスタートで必要になりそうな気がして、もしそれをコントラクトで何ていうことになれば、コントラクトでそんな人材は居ません。

もし、既存のGSKの呼吸器部門やその他の部門からというようなことになれば、それも現実的ではないかと思います。

個人的には、プライマリーの人もオンコロジーの薬売れるかと思いますが、現状を見ると現実路線では当然経験者からということになるかと思います。

とはいえ、新しい部門ができれば、そこに行きたい人はたくさん出てくるかと思います。

オンコロジー経験者でも、今の職場から離れたいという人はたくさん居ますから。

ただし、そういう人が気にするところは、まず条件部分かと思います、今活躍しているオンコロジー経験者の中から、どれだけの給料を出して採用できるのか? 結構大変かと思います。

行きたい、興味がある、これはビジネスマンなら当然です。興味が無い何て、逆におかしいですし、捻くれ者です。みんな興味はあるかと思いますが、問題は条件です。

最近、本当に給与に関して、以前より水準が低くなりつつあると思っているところです。特にメガファーマーほどその傾向にあります。GSKがメガなのかどうかは、微妙かもしれませんが、給与を出せるのかどうかとても気になります。

さらに、エージェントも使いたくないと思います。使うとしても、少数に絞ると思います。

どうやって人材を集めるのか?

おそらくですが、まず外人エージェントを使って上を集めて。その上が知り合いを集めるという、最近の常套手段が採用されるかと思います。Linkedinなんかを見ても、すでに外人エージェントがヘッドにコンタクトしている形跡がありありと見えます。僕の仲間もたくさん居ますけど。僕も頑張ってコンタクト取ります。

でも、給料高い人を送り込んで、良いオファーが出てくる気がしないのです。

エージェント使わずに、お友達採用をするときの弊害といえば、飲み仲間、ゴルフ仲間が集まることです。

公平なコンピテンシーを見るといっても、そもそも日本人の部門のヘッドによる採用方法は公平なコンピテンシーを持った採用ではありませんので。大体。

大体が知り合いを集めます。そこには誰も突っ込めないのです。

解決は全部エージェント経由ですけど、多分、しないでしょう。

結構大変になることが予想されます。

ただ、採用がうまくいかなくても、薬が勝手に売れれば、製薬会社としては別にOKですので、そこまでの心配もいらないのかもしれません。

👨🏻‍🏫 🏂 📢

公式LINE

IG: recruiter_ken

顔本のグループ

https://linktr.ee/ken_yamazaki

カテゴリー:blog