飲み薬も出るし、シオノギミュージックフェアは面白そう。観ようかな。

♪ 歌おう 踊ろう 今夜はぁ 夢ぇのー ラララ ミュージーックフェア〜

とうとう、塩野義製薬から、今度は、今度こそは本当にコロナの飲み薬が出るっぽいですね!!

本当に期待したいです。

僕の親の世代は、国産の薬と聞いただけで、安心するかと思います。

今まで、治験中もずっとニュースになったりしましたけど、株価操作などと言われたりすることもあって、色々大変だったと思います。そんな中で、しれーっと MSDが承認され、ファイザーも普通に承認されそうな感じですよね。塩野義製薬から出れば、安心する人も多いのです。期待できます。

晴れて、承認されれば、シオノギミュージックフェアの視聴率も上がるでしょうか? 12日はアルフィーと鈴木雅之が共演ということで、普通に面白そうなので、見ようかな。

株価はどうなるのでしょうか? 元々日本の製薬って値嵩株なので、昔から株やっている人たちの世界かもしれませんね。若い人は、株よりも仮想通貨ですね。仮想通貨といえば、僕も海外で入れる取引所の会員になりました。少し手数料が高いけど、登録が簡単な方を選びました。

今日はこの複合施設で仕事しています。

Wi-Fiフリーのフリースペース。電源もあります。

先日、そういえば、甘利明氏に、塩野義が治験の途中経過というか、結果みたいなのを報告していましたよね。

まあ、ロビイ活動かもしれないです。ロビイ活動もそれはそれで、無い方が良いかと思います。

もし、ロビイ活動でであれば、甘利さんは、言っちゃダメですよね。

言っちゃったんですよね。世界に向けて。

しかも、言葉遣いが、

「副作用は既存薬より極めて少なく、効果は他を圧しています。。。」

これって、多分、塩野義のロビイ担当者が、甘利明氏に分かりやすく説明するために、そういう言葉を使ったのかと思います。そして甘利さんが、そのままそれをTweetした。。。そんなところかと、思っています。

「極めて」とか、「圧している」などの表現そのものは、とてもアンプロフェッショナルですよね。

ロビイ活動しなくても、治験の結果が避ければ承認されますので、これで選択肢が増えれば良いということになりますよね。

ロビイ活動は必要か?

誰も大っぴらには言えませんが、必要というか、存在しているのだと思います。

必要か? と問われれば、不正はあってはならないですけど、合法的なロビー活動は、企業としては必要です。例えば、寄付や講演会など、世の中の役に立つようなアクションをして、なおかつ、国や役所などのパブリックセクターを巻き込んで、製品や企業プレステージを植え付けていくということは、必要なのです。

アメリカは、それうまいです。日本は、そもそも、その役割をしている人が製薬会社に居るでしょうか? 実は、居るのです。私のお世話になった方も、ロビーイストとして活躍しています。この仕事は、外資よりも国内企業に多いですよね。例えば、シオノギもまさに、国内企業ですし。

アメリカですけど、1999年から2018年まで、選挙献金とロビー活動に関する公開データを分析したこの観察研究が存在します。

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https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7054854/

このスタディによると、

1999年から2018年まで、全産業にわたり、米国では合計643億ドルが議会や連邦政府機関へのロビー活動に費やされました。

この間、医薬品・健康食品産業が全産業の中で最も高い支出を記録し(47億ドル[7.3%])、次いで保険産業(32億ドル[5.0%])、電気事業産業(28億ドル[4.4%])、電子製造・設備産業(26億ドル[4.0%])の順となりました。

保健分野では、ロビー活動費の総額は97億ドルであった。医薬品・健康機器産業による支出のほか、病院・老人ホーム(19億ドル)、医療従事者(17億ドル)、医療サービス・健康維持団体(13億ドル)、その他健康団体(1億3900万ドル)が記録しています。

医薬品・健康食品業界の連邦ロビー活動への支出は、年平均で2億3300万ドルでした。1999年から2009年にかけて、年間支出は増加し、その後、一時的に減少し、再び増加した(図1)。支出額のピークは、「患者保護・医療費負担軽減法」が成立する前年の2009年で、3億1800万ドルでした。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7054854/

さらにさらに、なんと企業名別のデータがありました!

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7054854/table/ioi200006t1/?report=objectonly

Top 20 Lobbying Spenders and Campaign Contributors in the Pharmaceutical and Health Product Industry at the Federal Level, 1999-2018a

RankOrganizationbExpenditures, $ in millions
Lobbying spenders
1Pharmaceutical Research and Manufacturers of America422.3
2Pfizer219.2
3Amgen192.7
4Eli Lilly and Company166.2
5Biotechnology Innovation Organization (BIO)c153.4
6Merck143.0
7Roche Holdingsc135.9
8Novartis130.2
9Johnson & Johnson129.9
10Sanofic116.7
11Bayer111.0
12GlaxoSmithKline110.8
13Bristol-Myers Squibb101.6
14Abbott Laboratories96.6
15Advanced Medical Technology Association79.4
16Seniors Coalition65.3

日本で新薬として売っている薬って、こうやって誕生しているのですね。ロビイ活動が、これだけ存在するなら、国内製薬企業が、日本の政治家に会うことくらい、当然のことなのです、ただ、なんか、FDAへの申請に比べれば、なんというか、小さいですよね。

ともあれ、日本国民にとって、コロナの選択肢が増えるのは良いことなのです。

そして、晴れて申請されれば、ここ数年、出る出る言われていた塩野義から、やっと出るのです。俺たちの塩野義製薬。昔は渋谷にあった塩野義。


そしてシオノギミュージックフェアを観ます。



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