Lecanemab

アルツハイマーといえば、昔はアリセプトがブロックバスターになったのです。エーザイですよね。杉本先生が開発した世界で売れた薬です。エーザイといえば、当時から本当に良い薬がたくさんあって、弱小メーカーに新卒で入社した僕から見たら、本当に強いメーカーだなという印象がありました。

アリセプトの販売経験は強力で、その後バイオジェンがアルツハイマーのパイプラインをエーザイと組んだりするのはよくわかります。アデュカヌマブは色々とデータがイマイチでよくないみたいですけど、レカネマブはよさそうですね。

これは、エーザイとバイオジェンにとってとても良いニュースですね。特にバイオジェン。やっぱりバイオジェンは、アルツハイマーでどんどん攻めたいかと思います。

アルツハイマーに関しては、過去にもこのblogで触れておりますので、過去記事を一応貼っておきます。

アデュカヌマブが出た時に、バイオジェンは事業部作って人を採用したりしましたが、その後どうなっているのでしょうか?もしもしレカネマブが出れば、それまで待っていれば良いかと思います。とはいえ、販売されるのはいつになるのでしょうか。まだよくわかりません。

そもそもアデュカヌマブも容量設定というか、高容量なら効いたというようなデータもあったかと思います。レカネマブの容量とか、あと薬価ですよね気になるのは。ある脳外科と老年病科の先生がSNSで発信していたのですけど、認知症だはあるけど、病識もなく、平和な雰囲気で暮らしている高齢者に、高容量で薬価の高いアルツハイマーの薬を投与する必要がどこまであるのか?みたいな意見がありました。

これは、病気を治すというか、社会学的なことを入れてしまうと問題が難しくなるので、避けたいなと思いますね、部外者ながら。

家族にも関わる問題になってきたりするので、ちょっと奥が深くなりますよね。

患者数が多いので、間違いなく売れますよね。それにしても、エーザイとバイオジェンの15年に及ぶ共同研究の成果がやっと出ますね。

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