大統領選とヘルスケア

ロン・デサンティス

フロリダ州知事のロン・デサンティスが2024年の大統領選への出馬を表明しました。フロリダ州といえば、ここ数年は反ワクチン、CDCへのガイドラインへの反発、そして直近のディズニーワールドとの対立が思い浮かびます。

で、このワクチンに関しては、フロリダ州の公衆衛生長官であるジョセフ・ラダポがキーマンになります。後でどんな人なのか、書いておきます。

結構混沌とした州ですが、その知事が2024年の大統領選に出馬しました。共和党からですね。共和党はトランプ元大統領も出馬を表明しておりますので、トランプと予備選やるんですかね。なんか大変なことになりそうです。まあ、デサンティスも、各方面から期待はされていましたが、正式な立候補表明になりました。他に共和党としては、ニッキー・ヘイリー元国連大使、マイク・ペンス前副大統領が期待はされています。が、ほぼほぼ、トランプとデサンティスの一騎討ちでしょうね。

最近、アメリカ大統領はバイデンの民主党、その前はトランプの共和党、その前はオバマの民主党なので、次回の大統領は、この順番から行けば、共和党になるので、トランプかデサンティスの可能性が高まりますよね。単純かもしれないですけど。

で、トランプはまあ、返り咲きっていうのは、なかなか無いですから、ひょっとしたら、一気にデサンティス大統領が登場する可能性もあります。もしそうなったら凄いですよね。ただ、いつも結構ペンスとかが良い味出したりしますけどね。まあ、なんとなくバイデンに飽き飽きして、じゃあ次は共和党ってことになって、いや、でも、トランプは。。。と、なったら、もうデサンティスですよ。凄いですよね。

ロン・デサンティスは、カトリック!?

それから、デサンティスってなんと、カトリックなんですよね。カトリックの大統領っ、もう、JFK以降、居ないだろうと、思っていたら、なんとなんと、バイデンはカトリックなんですね。灯台下暗しです。別に、信仰というものにあまり関心のない日本人から見たら、それがどうしたの?って感じかもしれないですけど、アメリカ人は結構気にしているかと思います。

大統領所属政党信仰している宗教
ケネディ民主党カトリック教会
ジョンソン民主党プロテスタント
ニクソン共和党クエーカー教
フォード共和党プロテスタント
カーター民主党プロテスタント
レーガン共和党プロテスタント
ブッシュ(父)共和党プロテスタント
クリントン民主党プロテスタント
ブッシュ(子)共和党プロテスタント
オバマ民主党プロテスタント
トランプ共和党プロテスタント
バイデン民主党カトリック教会

大統領って、まあ、WASPと呼ばれます、ホワイトでアングロサクソンでプロテスタントであるっていうのが、決まり事みたいになっていましたので。JFKの次からですね。もちろん、オバマは例外です。

まあまあ、そんな決まり事みたいなことそのものが、もう、現代ではナンセンスといえばナンセンス。多様化に真っ向から対立しちゃってますからね。

多様化といえば、UKの首相ですよね。なんとインド系ですから。インド系といえば、ノバルティスの社長ですよね。ナラシマンさんは、メッセージ送ったら、返してくれたんですよ。優しい方です。インド系社長といえば、マイクロソフトとかも入っちゃいますね。ちょっと、今回は別にインド系の偉い人についてでは無いので、このテーマは別途取り上げますね。

今回は、もし、デサンティスが大統領になったら、ちょっと、製薬会社とかに結構グイグイくるんじゃないかと思って取り上げている次第です。


フロリダ

フロリダです。

チャットの、風呂に入るので、離脱する、フロリダではありません。知らないですよね。

ガチの、アメリカのフロリダ州についてです。

ロン・デサンティスは、フロリダ州出身ですね。しかもジャクソンビルで生まれたとのことで、なんていうか、モロにフロリダですよね。昔は、マンハッタンとかボストンのビジネスマンが成功して、リタイアしたらフロリダ暮らしをするみたいなストーリーが結構ありました。東海岸の話ですけど。今では、それが結構、フロリダに限らず、ニューハンプシャーとかメインの不動産が売れているらしいですよ。寒すぎると思うんですけど、ニューハンプシャーも、メインも、老後を過ごすというイメージが湧かないですよね。

ジャクソンビルは本当に大都市です。合併合併を重ねて、面積も人口も多い。なんと言っても、Route1ですよね。国道1号線です。これで、キーウェストまで、行くのです。もし、夏休みに、特段予定がない人は、ぜひ! フロリダのジャクソンビルからレンタカーでも借りて、1号線でキーウェストまでドライブなんていうのはいかがでしょうか! 私は、飛行機でキーウェストに行ったことがありますが、今思えば、車で行くべきだったと、後悔しております。

https://shorturl.at/vKR89

ロン・デサンティスの経歴は、Wikipediaよりも、こちらのサイトの方が短くて良いです。ていうか、これって、百科事典のサイトですかね。ブリタニカって、ありましたよね。子供の頃。

https://www.britannica.com/biography/Ron-DeSantis

ロン・デサンティスの経歴

まあでもwikiを要約すれば、

1978フロリダ州ジャクソンビル生まれ
イタリア系アメリカ人
1997 イエール大学(野球部主将)
ハーバード大学ロースクール
フロリダ州弁護士
2004年に海軍に入隊
2007 Navyのリーガルアドバイザー
イラク派兵
2010 海軍除隊も、今でも予備役
2012 下院議員初当選 共和党
2018 フロリダ州知事
2022 フロリダ州知事再選

トランプとは仲が良い
全米各地を周り、大統領選に備えている

ということになっています。

学歴も良いし、素晴らしいです。しかも入隊しているてイラクに派兵されているというところが、アメリカの政治家になるべきしてなる人という感じがします。

奥様とか、ご家族とかもっともっと知りたいという方は、是非ググってみてください。色々と出てきます。

濃いキャラ来たー! ジョセフ・ラダポ

で、このデサンティスが連れてきているのが、話題になっているフロリダ州の公衆衛生長官であるジョセフ・ラダポです。まー、ユニークですよ。ラダポはナイジェリア出身です。

ジョセフ・ラダポ(Joseph Ladapo)は、アメリカ合衆国の医師であり、公衆衛生専門家です。私の知識の範囲では、彼はCOVID-19のパンデミックに関連して議論のある意見を持つ医師の一人です。

ジョセフ・ラダポは、COVID-19の対策に関して、一部のメディアや公共衛生当局のガイドラインに対して疑問を投げかける立場をとっています。彼は、マスクの着用や社会的距離の維持などの対策の必要性を否定する一方で、経済や教育などの社会的な影響を考慮することを主張しています。

Chat GPT

こんな感じで、知事と一緒になって、ワクチンに関して色々と言っているのです。記憶に新しいのは、フロリダ州は、昨年、職場でのワクチン義務づけを禁止していますよね。また、健康な子供にはワクチンを推奨しないとした、全米で初めての州です。

それも全て、ラダポさんの施作ですから。

ジョセフ・ラダポ(1978/12/16 – )
ナイジェリア生まれ 微生物学社の息子
5歳の時に家族と共に米国に移住 ベビーシッターに性的虐待を受ける
2000年 フェイクフォレスト大学で化学の学資
ハーバード大学 医学博士
2008 ハーバード大学 医療政策博士
ニューヨーク大学ベルビュー病院 内科医
ニューヨーク市ティッシュ病院 内科医
2020頃 ウォール・ストリートジャーナルにコロナの論説を書き始める
2021 論説に興味を持ったフロリダ州のデサンティス知事に呼ばれる

ラダポの論説はフロリダ州知事ロン・デサンティスの興味を引いた。2021年9月21日、フロリダ州上院による承認を待って、スコット・リブキースの後任として州公衆衛生総監に任命された。同時に、デサンティスの顧問である理事会の委員長がフロリダ大学ヘルス学長の前で履歴書を提出した後に開始された迅速な採用プロセスにより、フロリダ保健大学の准教授に任命された。

Wikipedia

さて、デサンティスがもし大統領になったら、ヘルスケアはどうなるでしょうか。
当然、コロナには厳しい論調になります。

コロナはまあ、アレですけど、物議を醸します。賛否両論がとにかく多いので、どうかなということになるのです。もしかしたら、言っていることがあっているかもしれませんが、ちょっと時代が早すぎな気もします。

フロリダ州は「健康増進を図るべきであり、ワクチン接種がそのための唯一の道ではない」と、ヘラルド紙に語っています。この発言は結構、多方面からツッコミが入りました。たぶん、日本で言えば、京都大学の宮沢孝幸先生のような感じかもです。ただ、違うのは、州の長官。アメリカの州といえば、もう、一つの国みたいなものですから、その公式な立場を有しているというところが、違いますかね。

グレートバリントン宣言

ラダポですけど、更に、グレートバリントン宣言に署名しています。グレートバリントン宣言というのは、とにかく物議を醸している宣言です。

グレートバリントン宣言とは、
グレートバリントン宣言(英語: Great Barrington Declaration)は、新型コロナウイルス感染症への対応についての政策提言である。同宣言は、2020年10月4日にアメリカ合衆国マサチューセッツ州グレートバーリントン(英語版)の米国経済研究所(英語版)(AIER)でオックスフォード大学のスネトラ・グプタ(英語版)教授やハーバード大学のマーティン・クルドルフ教授やスタンフォード大学のジェイ・バッタチャリヤ教授によって作成され、署名された。執筆者によると、若者の死亡リスクは高齢者や病弱者より千倍以上低いので、集団免疫に到達するまで集中的保護(「Focused Protection」)で社会的被害を最小化に抑えるために学校や大学やレストラン等を再開しつつ、死亡率を最小化にするよう介護サービス等を保護するべきだと提案している。

wikipedeia

大統領選、大統領予備選において、とにかく物議を醸していることというのは、なるべく避けた方が良いのですが、若くて熱い人々にとっては、それは臆するところではないのでしょう。ラダポが署名していることは、まあ、ちょっとしたツッコミどころですよね。

でももしかしたら、もう、そんなの、しょうもないことなのかもしれません。もっと、本質は、この3年以上の空白から脱出することなのですから。

これからヘルスケアは問題山積ですし、デサンティスになったら、まあ、保守的に動くことになりますよね。

ていうか、グレートバリントン宣言ですけど、誰でも署名できるのでしょうか。

署名してみてください。

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コメント: シニア、ベテランの方、大歓迎です。もちろん若手も非常に重宝されると思います。まずはご連絡ください。