AbbVie !! アッヴィ!! アボット分社化による新会社名決定 

2012年末までに分社化を決定しているアボットが新会社名を発表しました。

Abbott Selects AbbVie As New Name For Future Research-Based Pharma Co.

これはナスダックの記事ですが、アボットはNYSEに上場しています。 スピンオフの新会社がナスダックかNYSEはちょっと不明です。 いずれにしても分社化して上場し、投資をされやすくすることでリサーチベースの企業を作っていくということだと思います。 また一部アナリストによれば、ヒュミラに頼りすぎていたアボット本体から切り離し、上場し、研究開発を加速するとの思惑もあります。 ヒュミラに、リュープリン、シナジスにCNS、そしてオンコロジーとHIV用薬のパイプラインをさらに太くしていくことだと思います。 従来のプライマリー領域はアボットで存続します。

現アボットのヴァイスプレジデントであるリチャード・ゴンザレスさんがAbbVieのCEOになる予定とのことです。AbbVieのカタカナ表記はまだ決まっていませんが、ネット上ではすでに「アブビー」と表現されていますね。 発音的には「アッビー」に近くなろうかと思います。 ゴンザレスさんによるとAbbottのAbbはそのまま使い、Vieに関してはラテン語の生命に相当する言葉であるとのことです。

確かに、素晴らしい人生は、セラヴィですよね。 ラヴィアンローズといえば、バラ色の人生。 ここで吉川 晃司を思い浮かべた方は僕と同世代ですね(笑) 生命のViですね。

生命関連製品である医薬品を司る企業としては、AbbVieは素晴らしい名前ですよね。 いやあ、しかし考えるもんですね。

昔から存在する企業名は設立者の名前だったりしますよね。 一昔前は、M&Aでは創業者が二人になってしまうので、仕方がなく二社の名前をつなげたりしましたよね。 マリオン・メレルダウとか、ベックマン・コールターとかですね。

しかしながらspinoffになると完璧に造語にする必要がありますかね。今回のAbbVieは、なんだかCovidienを連想してしまうのは僕だけでしょうか。CovidienはTyco Healthcareからspin-offした企業で、これも造語ですよね。 collaboration と lifeにインスパイアされたらしいですから、まさに生命のviを使っていますよね。 たしかに似てるなあ。 また、Vをcapitalにするのは何となくインパクトがありますね。 Vは縁起が良いですよね、capitalにして映えます。inVentiveもそうですね。

spinoffで新社名になり、これから各メーカーの主力領域に成長するニューロサイエンス、オンコロジー、HIVや抗体医薬などに次々と特色を出していくAbbVieには注目が集まるのも当然ですね。日本でもグローバルに準じて組織改編があるとのことですので、今年2012年中には誕生しますね。 ロゴマークは新会社誕生時にヴェールを脱ぐとのことです。 きっとAbbottは現在大忙しでしょうね。 実は本日所要で田町のビルに行く機会があったのですが、心なしか皆さんご多忙のご様子でした。

AbbottそしてAbbVieに期待大ですね。今後の成り行きには注目が集まると思います。 採用が多くなると良いなあ(^_^;)

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