Nearly 26 million Americans are living with diabetes, including 7 million who remain undiagnosed. (Source: CDC) ・・・アメリカでは現在2600万人が糖尿病とともに生きている。 そのうちの700万人は予備軍である。
1 in 10 adults are living with diabetes in the United States today, a number the CDC expects to rise to 1 in 3 by 2050 if current trends continue. (Source: CDC) ・・・10人に1人が糖尿病であるが、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の調べだと、このままの推移を維持すれば2050年には3人に1人になってしまうだろう。
などなど、このサイトを見ていただければ、まず現在のオーバーオール状況から入ります。
そこで、女優のElizabeth Perkinsが登場するわけです。 実際にtype1糖尿病と戦っている彼女のストーリーが動画で紹介されていて、実際に糖尿病と診断されたときの苦しみや、その後の家族のサポートなどなど、彼女が実際に動画で話しています。そして夫と糖尿病メニューを料理している姿などが紹介され、このサノフィのキャンペーンを盛り上げています。
糖尿病が発覚した当初は、極々近い人にだけ内緒で明かしたこと、そして独りで採血検査をしていたこと、そのときはどうしていいのかわからなかった・・・・
しかし今ではこのサノフィのキャンペーンのおかげで充実している・・・というようなことです。
エリザベスに触発されてがんばった患者は、winnerとして定期的に紹介されたりしているのです。それはエリザベスのオフィシャルblogにも載っていました! http://elizabeth-perkins.org/3228
企業のイメージ、患者フォーカス、では、患者のために取り組んでいること・・・などなどは、各社、紹介されていて珍しいこともありませんが、実際にハリウッド女優をフィーチュアして、ここまで掘り下げて実際の患者の病気との闘いのサポートや取り組みをしている企業はなかなか珍しいかと思います。
有名人を広告に起用することは珍しくありませんが、その有名人にここまでのかかわりを持たせるのは、まさに斬新なマーケティングキャンペーンだと思います。