先日、7月31日に厚生労働省の薬食審医薬品第一部会で審議された項目です。
そしてこの項目はいずれも了承されました。見ると、オーファンが多いですね。現状、世界の開発品目の4割はオーファンとか? 品目を紹介します。
アイノフロー。これは、私がリクルーターになってからずっと追いかけている品目です。イカリアジャパンとエアウォーターです。ポンプみたいなデバイスに入ったガスですけど、薬価が付いていますので医療用医薬品です。そもそも新生児のNICUでの症例で使っているのですが、これが承認される以前は、必要な症例には工業用のガスで対応していたらしいです。日本だけ。まあ、いわゆるドラッグラグでしょうか。成人にも適応追加になるみたいです。
トラクリア。聞くだけでオーファンという感じがしますよね。アクテリオンですね。効能効果の追加ということですが、すでに30カ国近くでとっくに適応追加になっているみたいですね。これもドラッグラグでしょうか。同様です。
イクセロンパッチ。パッチだから、服薬が見えますよね。飲み忘れないですね。画期的です。ドーズも常に一定。初回通過効果受けない、こんな感じですか?
こういうニュースを見ていると、やはり高血圧とか糖尿病とかの新しい薬を開発している会社は焦るでしょうね。オーファンは昔は単純にマーケットが少ないという問題で開発が進まなかったのかもしれませんが、現在はそのアイデアが180度変わってきているような気がします。オーファン、儲かりそうです。また、こういう儲かるとかいう言葉を使うと嫌がる人もいますね、製薬業界には。気をつけなければ。