[ 緊急募集 MR  東京2名 九州2名 ]

今回は勤務地ありきの募集で、大変貴重です。東京に戻って来たい方にはうってつけです。九州ご希望の方、福岡になるかと思います。まずは、エントリーフォームからお問い合わせくださいませ。

 

ヨーロッパ系製薬会社でのMR

1月入社または2月入社

東京 2名

九州 2名

 

35歳くらいまで。MR経験者。

 

 

☆なお、4月以降の入社で通常採用がございます。4月以降入社をお考えの方も合わせてご検討ください。

 

下記よりお問い合わせくださいませ。

 

広告

ヨーロッパ系製薬会社 エリアマネージャー案件

ヨーロッパ系製薬企業です。エリアマネージャーの募集です。

募集担当エリア:
・大宮拠点の北関東甲信越エリア
・名古屋拠点の東海北陸エリア
・大阪拠点の関西エリア
・広島拠点の中四国エリア

年齢構成は30代から40代前半までの募集になります。

 

ただしダイバーシティの観点から、女性に限っては10年程度のMR経験で、所長経験はなくてもエントリーできます。

 

領域や、会社名など、詳細に関しては、ぜひご連絡ください

 

AZとZS

ここに来てまた製薬業界の吸収合併が盛んになってきましたね。

アストラゼネカは6日、米同業のZSファーマを27億ドル(約3300億円)で買収すると発表した。ZSが開発中の高カリウム血症の治療薬が将来、10億ドルを超える売上高になる可能性を評価した。アストラゼネカは昨年、米ファイザーからの買収提案を拒み独自路線を追求しており、買収で自社の治療薬を補完する。(日本経済新聞2015/11/6)

アストラゼネカの社長のパスカル・ソリオさんはかつてロッシュにいてジェネンテックを買収してパイプラインを強力にした人物です。ジェンテックはバイオベンチャーの中ではアムジェンに次いで大きいとのこと。wikiによりと武田より大きいです。このジェネンテックを筆頭に、数社を吸収することによってロッシュがパイプラインを拡大したことは知られていますね。その立役者がパスカル・ソリオさんです。この後ロッシュは特にHER2を拡大して「最強のパイプライン」とよばれるようになりました。さらにこのパイプラインにはオンコロジー、オーファンと、まさに個別化医療、専門領域の時代を牽引するような製品戦略で固まっていました。

そのパスカルさんを引き抜いたのはアストラゼネカの会長に就任して当時たった4ヶ月のレイフ・ヨハンソンです。ヨハンソンはボルボの最高経営責任者でしたが、アストラゼネカに会長として就任したのです。くしくもボルボは中国資本になってしまったので、その嫌気でしょうか。それはわかりません。

レイフ・ヨハンソンさんはWSJのインタビューで「アストラゼネカはこれから複数の製品が特許切れになるので、新しいパイプラインの補充が必要だ」と、答えていました。その矢先に、当時ジェネンテックの買収に成功して強固なパイプライン構築に成功したロッシュのCOOであったパスカル・ソリオを引き抜いたのでした。

つまり、パスカルさんに期待されていることは明白ですよね。買収により、パイプラインを強くして欲しい、ロッシュで経験した手腕を発揮して欲しいということですよね。それにしても製薬業界は本当にフランス人がたくさん活躍していますよね。

さてパスカルさんがアストラゼネカの社長に就任してからしばらく静かだったのですが、2014年には逆にファイザーから買収されそうになりましたよね。フィナンシャルタイムズの記事によるとヨハンソンさんがファイザーからのアプローチを蹴った感じですね。我々には必要ないと。ただ、アストラゼネカの状況を考えると決して悪い話ではなかったのですが、何か思うところがあったのだと思います。

何を思っていたのかわかりません。ボルボ時代に中国資本に買われてなんとなく悔しい思いがそうさせたのか。それともせっかくパスカル・ソリオを引き抜いて買収を目論んでいるところなのに買われてどうするんだ?みたいに考えていたのか、それとも普通に、投資される判断をビジネス的に分析してのことなのか、それはわかりません。

ファイザーのアストラゼネカ買収劇は収束しましたよね。その後ファイザーはホスピーラを買収し、最近はGSKに触手を伸ばしたり、アラガンに触手を伸ばしたりしていますね。どこか迷走しています。

そして今回、満を持してアストラゼネカはZSファーマの買収を発表しました。レイフ・ヨハンソンとパスカル・ソリオが就任して2年近く経っていますが恐らくこの間ずっと投機筋をさがしていたんでしょうね。これからこの買収がどんどん加速するのでしょうか。とりあえずですが、アストラゼネカは買われるよりも、買う道を選びましたね。

ただしアナリストの中には今回のZSの買収に首を傾げている人も居ますね。ZSが開発中の高カリウム血症の治療薬が将来、10億ドルを超える売上高になる可能性を評価したということですが、その薬がそんなに売れるかな?という疑問です。何か他に意図があるのではないかということですよね。一つには規模を少し大きくして容易に買収ターゲットになることを避けるといった意図もあるのでしょうか。そのために現在のパワーで可能な最大限の防御策なのでしょうか。また単純に高カリウム血症のマーケット拡大を狙った場合は、オンコロジーやオーファンから慢性疾患への回帰ともいうべきでしょうか。はたまた中国やASEANで経済が発展し透析施設が増えればこの種類の薬のマーケットは爆発するという考えでしょうか。それともアストラゼネカはクレストールやネキシウムのように、オンコロジー以外での特徴を広げようということなのでしょうか。。いろいろ考えられますけど真意はわかりませんよね。

何れにしてもひとつ言えるのは、パスカルさんもヨハンソンさんも、買われるより買う方が好きなんだろうなということです。そして明白なのはアストラゼネカがこれから拡大していくのだろうということですよね。このままさらなる大型の買収劇に見舞われなければ、元気のない他のメガファーマを押しのけてアストラゼネカが台頭してくると予想されますよね。

 

[用語] Co-pay Card

アメリカ

ネット上どこにも日本語での説明が見当たらないので、勝手に説明文作りました。

アメリカで医師が診察に来た患者に医療用医薬品を処方する時に、保険会社からその薬専用のカードを渡す。カードにはその薬を処方される時の患者が負担する金額や、患者の負担方法が示して有る。保険会社と製薬会社が共同で保険の仕組みをつくり、患者に還元するもの。基本的に医師から渡される。

 

 

こんなカードです。

スーテントcimzia シムジア

ゾフラン

Over reachなCopayカードsign upに見え隠れする、これからの製薬企業の戦略としての「情報」

前述のようにアメリカには国民皆保険はありませんと、言いました。厳密に言えば、オバマケアがうまく機能していれば皆保険らしきものはあることはありますよね。オバマケアの話をし始めるとこれで終わってしまうので置いておきます。

さてアメリカにはCopay-cardというのがあります。これは保険会社と製薬会社が連携して医療用医薬品のブランドごとに保険加入者を支援するという仕組みです。たとえばギリアドのCopayカードはこれです(http://www.gileadcopay.com/)。よくあるのは保険の掛け金ごとにその決まりがカードに書いていあります。たとえば、「ソバルディで100ドル以上は払いません」とか、この場合は100ドル以上になった場合は保険会社がカバーすると言った具合です。これがブランドごとにあるわけですから、すごいですよね。アメリカではこのように保険会社と製薬会社が協力しあって個人保険の商品を細かく作っているのですね。

それは良いのですが 今回のこのメガブロックバスターになるかもしれないというアムジェンのレパサですが、Co-payカード作成に関してちょっとした物議を醸しています。なぜかといえば、通常よりもサインアップに関しての質問が多いというか、同意しなければならないことが多いというのがその理由です。人にはそれぞれ個人情報がありますよね。中には、あまり表に出したくない情報や、あるいは表に出すと不利になるので出したくない情報などがあると思うのです。アムジェンは今回、患者にCopayカードを発行する代わりにたくさんの個人情報を得ようとしています。この薬を必要とする患者の立場になれば、まあその情報を提供することも無理はないかと思うかもしれませんが、ちょっとした物議はアムジェンのプライバシーポリシーにもあります。このように明らかにオーバーリーチだという識者もいます。Copayカードを発行するためにかなり踏み込んだ質問をするのですね。で、その情報は「自分たちで使うよ」ということです。

なんでそんなことをするのか。わかりませんが、なんとなくこれから訪れるであろう個別化医療のさらなる発展、オーダーメイド、そして再生医療に欠かせない個別の個人情報に関係があるような気がしてなりません。アメリカ人の、へたしたら3人に1人が興味をもつわけで、7000万人もの個別の健康状況がわかったら、すごくビジネスにアドバンテージを持てます。アムジェンのパイプラインを見ても当然オンコロジーや個別化医療に関係あることがほとんどですし、さらに今後の開発領域にもこのまさにビッグデータはかなり有用です。そうだとすると戦略的な意図も伺えます。

広く使われるようなコレステロールや糖尿病の開発から手を引いてトレンドの専門領域やオーファンの開発に着手してきた製薬企業ですが、実はそれらの専門領域やトレンドのオーファンに着手するためにプライマリー製品のビッグデータを使うということがあり得るかもしれません。医薬品は情報を持った化学物質と言われてきて、その情報部分が値段、薬価を決めてきました。今までの「情報」とは、その物質そのものの毒性や安全性、副作用情報や用法用量などなどでした。今後その「情報」部分が個人個人のデータ、これからニーズがあるであろう潜在的なマーケットのneedsとwantsの掘り起こし、ひいては今後の開発重点エリア策定への重要なデータとして使われるのでしょうか。

Copayカードにサインアップすることにやたらとアグリーメントが多いこの現状、そしてプライマリー領域でたくさんの人々が持つかもしれないこのデータは、今後製薬企業間での「情報戦」?につながっていくのでしょうか。成り行きが注目されますね。

PCSK9 inhibitors. メガブロックバスターがプライマリー領域を変える!?

ここ数年、プライマリー領域に対してスペシャリティ領域という言葉がなんとなくポジティブに聞こえますよね。MRも専門領域に移りたいとか、たとえばオンコロジー領域を希望するとか。社内で領域制を敷いている場合、プライマリー領域の部署に所属しているMRが社内異動の希望を出してオンコロジーなどの部署に所属したがっていたり。ところが領域を超える社内異動というものがこれまた中々無いのが実情で、それが理由で転職を決意したりするMRが大勢居ますね。彼らにとっては、自分たちのようなプライマリー領域、つまり高血圧や高脂血漿、糖尿病や喘息のような慢性疾患の領域を担当するよりは、抗がん剤やオーファンドラッグなどを担当しているMRの方が輝いて見えるのかもしれませんね。隣の芝が青いのか、実際にそうなのか、わかりません。最近、某アメリカ系大手製薬会社の若いMRが、何が何でもオンコロジー領域に転職したいと頑張っている人も居ました。

プライマリーがなんとなく精彩を欠いているように感じるのは、なんとなく働き方がもうお腹いっぱいということがあります。ARBやDPP-4、SGLT2などなどは大体5社以上と競合し、しかもジェネリックも出てくるという状況。一人の医者をいつも5、6社のMRで囲い、ろくに落ち着いて話もできない状況。その中でただ声がでかくて著しく負けず嫌いなだけなアホMRが勝っていたり。その中でただ会社に十分金があって、金の力で勝っているアホ丸出しのMRに勝ち誇られた態度を取られたり・・・。やっとひっくり返したら、1ヶ月後にまたひっくり返され、さらに次の年にジェネリックが出てひっくり返って結局元の木阿弥になったり。やたらと仕組まれた意味のない研究会が目白押しで土日が全部潰れたり。有意差なんて無いのにちょっとした違いがさも大げさに誇張された販促資材に嫌気がさしたり。このような働き方が、プライマリー領域を担当するMRを打ちひしがれたものにしていっている可能性もあります。

プライマリー領域担当MRがなんとなく打ちひしがれているように映る根本的な別の理由に、そもそもプライマリーで大型製品、ブロックバスターがあまり出ていなかった背景もあるかもしれません。つまり、ブロックバスターを売っていれば、MRも少しはドヤ顔になれるわけです。たとえばリピトールですね。スタチンが流行り、というかそもそもHmG-Coなどという概念さえなかった時に登場し、そして全盛期には100億ドルを売る製品。確かにもしリピトールの全盛期に担当していたら、プライマリー領域でも楽しかったかもしれません。それが今やリピトールにはジェネリックも出て、プロモーションすらしていないでしょう。そしてそもそもLDLコレステロールがそんなに下がってんのかよ、という根本的な疑問も解消できないまま、昇り竜のような龍勢を極めながら一時代を築いた薬剤ですよね。その後、ブロックバスターといえば、数年前にヒュミラが名乗りをあげて、100億ドルを達成ですよね。そして最近はやはりソバルディが発売1ねんであっさりとメガブロックバスターに躍り出ていますね。

ブロックバスターは、無くはないけど、かつてのようにコレステロールとか、ネキシウムの胃薬とかからでてくるのではなく、C型肝炎やリウマチのようにやはり専門領域から出ているということで、前述の通り、プライマリー領域担当者がますますプライマリーを離れたくなるような状況が膨張していますよね。

そんな中、ついに出てきちゃいそうなのが、そう、ついにコレステロールの治療薬ですごいのが出てきそうなのが、PCSK9阻害薬とよばれる新しい薬なのです。これはとてつもなく画期的な医薬品で、いままでスタチンでLDLが落ちなかった患者さんでも効いてしまうというくすりなのです。リピトールでも落ちなかったコレステロール値が落ちるとなれば、それはすごいことになりそうですし、かりにリピトールを服用している患者でもとりあえずこれも試そうとなったときには、もしかしたらアメリカ人の3人に1人がこの薬の対象になってしまいます。いったいいくら売れるんだ?計り知れないことになりそうです。

それがアムジェンのレパサと、サノフィのプラルエントです。そしてこれらはFDAがオッケー出したのです。日本ではどこの会社がうるのでしょうかレパサはアムジェンアステラスでしょうか。であれば、アステラスですよね。もしアムジェンアステラスが新しく営業でも募集すれば、そこもコプロになるのでしょうか。そうなった時にはアムジェンアステラスで営業部隊の募集が始まるかもしれませんね。一方でプラルエントは当然サノフィが売ることになるでしょうね。サノフィも2年くらい前からかなり人が減りましたので、もしプラルエントが実際に発売になるとした場合、当然アステラスとのバトルが予想されるのでこれまた人を増やすかもしれませんね。こうなってくると、プライマリー領域が活気付きますよね。PCSK9をやりたいです・・・というようなMRが増えるかもしれませんね。

ただしこれらのメガブロックバスターで賑わしている問題に高薬価であることがありますよね。特にソバルディが高くて発売後に話題満載ですね。1錠10万円もしたら、そりゃ話題にもなりますね。それでもC型肝炎の患者への奏功率が100%だったら経済効果が上回るという試算がありますよね。おそらくギリアドの社員はそのようなことを叩き込まれるんんでしょうね。さてそこにきてもしレパサとプラルエントが発売になったら、かなりの医療費を圧迫することになりますよね。なんとなくソバルディ一つなら、まあ、いいか、、というかどこか特別な例といったようなニュアンスもあったのですが、これがLDLコレステロールのようなたくさんの患者がいる薬でなおかつよく効いて高いとなると、ソバルディの特別感が薄れて、高薬価な薬のグループみたいなのができちゃいますよね。それはそれで早急な対策が打たれなければならなくなります。もう医療保険の崩壊も近くなるかもしれません。

ちなみにアメリカではご存知のように国民皆保険ではないですね。国が掌管する保険はないのです。ではアメリカでは個人保険がギリアドのソバルディを服用する患者をカバーしているのでしょうか。そうですが、もちろん、保険会社や製品の種類によって異なってきますよね。個人個人保険への掛け金が違いますよね。概ね大金を保険会社に払っている人はその分医療費は安く済むし、保険会社に少額しか払っていない人は実際の医療費が割高になります。このあたりが、一人一人ちがうアメリカらしいところですよね。ではどうするんでしょうか。それは次回にとっておいてひとまず今回はメガブロックバスターが勢力地図を変える可能性があるということですね。

MRの目標数字 撤廃?

ダイヤモンドオンラインによると、GSKがMRの売上目標を撤廃する方向にあるという話ですよね。と、言うか、もう昨年GSKはすでに日本以外の地域でMRの売上に対する評価を止めていますよね。

グローバルでMRが売上目標を止めている理由は2014年の中国で起こった不祥事のあとに、イメージ回復を狙ってのことでしたよね。賄賂工作が明るみになった事件、ありましたね。きわどい動画や、実際に渦中にあった人も未だにLinkedinとかで見られますね。敢えてリンク貼りませんので、検索してみてくださいね。

今回の売上目標の撤廃の理由がちょっと苦しいんですよね。ダイヤモンドオンラインの取材に社長が答えているのは、

売上を重点的に考えると、詳細なセールスデータを収拾しなければなりませんよね。どの患者さんに、どのように処方されただとか。当然ながら、それは機密データですから、簡単には手に入らず不正確になりがちです。集めにくいデータを苦労してかき集めて売り込もうとか、複雑なことをしなければなりません。むしろ、売上という評価基準をなくした方が、すっきりするのです。

 

ですが、そうですかね。これ苦しい弁ですね。現社長は2010年にGSKの日本法人の社長に就任したわけですが、中国で不祥事が起こったのは翌年の2011年ですよね。なんだかとばっちり感がぬぐいきれませんね。

でもその直後ではなくてこのタイミングで日本で売上目標を撤廃するというのは、何か日本でもあったのでしょうか。。と、思ってしまします。悪い噂が出る前に先回りしてイメージ戦略に出たのでしょうか。

イメージは良いとしても、目標数字がなくてMRが機能しますかね。であれば、なるべく余計なことをしたくなくなるような気がします。余計な研究会とかをもう作らなくなるのではないでしょうか。それで土日は休めるようになりますしね。目標撤廃なら、敢えて余分なことは極力無くなる方向になるでしょうね。

そういえば武田も現在のフランス人社長が就任とわかった直後にアクトスの問題がでてきましたね。何か、日本法人のフランス人幹部は各社に最近多いのですが、ついてないですね。

去年、今年と各社大幅な組織変更や体制の変更が続きましたよね。来年はこれで人を増やす方向になるかとは思うのです。そう願いたいです。