このチャートは、2015年の上半期に対する2016年の上半期の伸び額のランキングです。
どれだけ伸びたかのランキング
ですので、単純な売上げ額ランキングではありません。
chart from First Word Pharma
BMSのオプジーボがとりあえずリードしていますね。前年同期比で1300億円以上の伸び額をですね。約10倍に伸びています。
それにくらべると、同じPDL-1抗体である日本ではMSDのキートルーダですが、これの伸びがよろしくないと言えるのでしょうか。しかも2015年段階では僅差ながらオプジーボに金額で上回っていたものの、伸び額だけを見ると同期の2016年上期ではオプジーボの約3分の1になっていますね。この傾向は日本市場でも追随するのでしょうか。
キートルーダとオプジーボは、FDAではほぼ同期に承認されましたよね。2015年の10月ですね。まあ、厳密に言えば、オプジーボの方が1週間くらい遅かったのですが。
このオプジーボが勝っている状況は、何が要因なのかは、わからないのですが、言われていることはオプジーボがPD-L1タンパク発現の有無は関係なく使用が可能であることに対して、キートルーダは検査が必要ということですよね。
日本市場でもこんな状況になるのでしょうか。成り行きは注目されそうですね。
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