平成最後とは関係ないです

またまたGWの徒然です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。今、タイでよくあるCoffee Clubというカフェに居ます。快適、ワイファイも爆速で爽快です。

目次

・赤坂のシガーバーでたまたま隣りで葉巻喫っていたアメリカ人の普通のおっさんがイメージするMR像

・アメリカ人のおっさんがイメージするMR像は、実はタイでは顕著

・実際に、タイできれいなMRに遭遇した話

・日本人が個人輸入するのは、タイ、インドなどで作られている医薬品

・【唖然】医薬品個人輸入について、厚労省の見解 

・タイ 世界をリードする医療ツーリズム先進国

・日本で医療ツーリズムは現実的か

・【唖然】日本の医療レベルについての感想を、各国を研修で回っている若いフィリピン人耳鼻科医師に聞いたら・・・


まあ、普段それほどよい情報があるわけではありませんが。。。平成も今日までですし。

今日の行動はちなみに何でも平成最後ですね。
平成最後の朝ごはんを食べました。
というか、タイに居ますから、平成最後と言われてもなんとなくピンときませんが。

なみに、タイの仏歴で今日は2562年4月30日です。

明日の日本の「即位の日」は、タイも祝日で「国民労働日」というらしいです。労働日なのに休みです、ちょっと意味があれですけど。

ブログにお越しいただきました方々、そんなことですので、悪しからず。

赤坂のシガーバーでたまたま隣りで葉巻喫っていたアメリカ人の普通のおっさんがイメージするMR像

先日、日本に出張で帰国していたときに、銀座のいつも行くコネスール(シガーバー)での出来事です。
1人で葉巻を喫っていたときに、アメリカ人のおっさんと話した事がありました。

後で名刺もらいましたけど、NYに事務所を構える外人弁護士でした。赤坂とマンハッタンに個人経営の弁護士事務所を構えているという、なかなか敏腕弁護士なのかもしれません。へー、すごいなと思いました。

NY bar(資格)なので、まあ、普通のおっさんとは言いませんけど、いわゆる一般的なアメリカンです。

しかしながら、シガーバーで近くにいただけなので、どんな人だろうと関係ありません。向こうがこっちをちら見してくるので話しかけましたが、その時点ではどこの誰だかはわかりません。

白人だったので、欧米人だろうということぐらいはわかりますし、相手からしても僕のことを日本人のおっさんと思ったことでしょう。

人種は違いますが、シガーバーで葉巻を喫ってたまたま隣のソファーに居た同士のオッサンという時点で、その人のバックグランドなんて関係ありません。

こちらとしても、彼が例えばイエール大学の修士でNY州弁護士だろうと、はたまた、サンディエゴの高校中退してヨガインストラクターとして日本にやってきて、バイトしている英会話学校の日本人のOL生徒と付き合い始めたヤンキーだろうと、葉巻を喫っている時点で、知ったことではありません。

なんか、チラ見してくるので、こちらから話しかけました。

 俺:長い一日だったの?
 白人おっさん:まあね
 俺:ここにはよく来るの?
 おっさん:ちょくちょくくるよ。

 おっさん握手を求めてくる:僕名前はスティーブ
 俺:ケンです。

こんな感じで、俺は元々製薬会社のMRで、その後エージェントで、今バンコクに住んでいるという話をしました。

おっさんも、NY弁護士で事務所をマンハッタンと赤坂に持っている。日本人の彼女が居る、というような話をしたのです。

で、おっさんが聞いてきました。

「MRっていうのは、アメリカではだいたい可愛いオネイちゃんが売れてるよ。みんなドクターと付き合ったりして」

と。まあ、そういう話は俺は聞いてはいたものの、そこまで一般的なことなんだなと、少し興味深く聞きました。つまり、MR=かわいいオネイちゃんというのが、業界以外の、一般人に植え付けられているイメージなんだなと思いました。

アメリカ人のおっさんがイメージするMR像は、実はタイでは顕著

実際、タイではそれは顕著です。

タイではMRというと、調剤薬局にOTCやサプリ、そして化粧品などを売る人までを指しているようです。日本のように、エチカルドラッグだけを扱っている人ではないようです。

しかも、タイではMR=セクシーな女性という固定観念がけっこうあります。

逆に言えば、自分の容姿に自信のある女性は、製薬会社に面接に行き、MRになりたいという人が一定量居ます。前述のように、化粧品もサプリも、時には医療機器もこれらすべてを扱う人を、タイではMRと呼んでいるようです。

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実際に、タイできれいなMRに遭遇した話

ところで現在、タイに住んでいますが、タイに住む以前から、数少ないタイ人の友達が居ました。

昔からの古い友人の彼は、10年以上前に俺がアメリカに居たときに大学で出会った、数少ないタイ人クラスメートです。

まさかその頃は、俺が今こうしてバンコクに住むことになるなんて、夢にも思っていませんでしたので、とりたててタイ人だからといって、何ら特別な思いはありませんでした。

彼は今でもアメリカに残り、現在、大学の教授になっています。優秀ですよね。

それはよいのですが、SNSの影響で、アメリカ在住のタイ人のその彼が、最近、10年以上ぶりに連絡してきました。どうやら、SNSで俺がバンコクに居るらしいということを突き止めて、コンタクトをしたきたのです。

要件は、彼がアメリカからバンコクに一時的に里帰りするときに、親戚の家でみんな集まるから、来てくれという招待だったのです。

もちろん行きました。すごかったです。彼の親戚が何人も居て、その親戚という中の1人は、なんでもマンハッタンで長年タイ料理レストランを経営していたが、リタイアしてバンコクに帰ってきたらしいです。

彼の親戚のもうひとりは、同じように、なんと恵比寿周辺で長年タイ料理レストランを経営していたが、やはりリタイアしてバンコクに帰ってきている。そんな家族でした。

ですので、彼らは基本的に料理をつくるのだ大好き。お邪魔している間ずっとタイ料理を作ってくれまして、とてもラッキーな場面に呼ばれてハッピーでした。

さらに、そのタイ人の友達が一時帰国するということで、彼の、地元のタイの中学高校時代の友達が数人集まっていました。

友達たちの職業は、ヨーロッパ系のエアラインのCA、女医、そしてなんと、MRが居たのです。そのMRはとてもきれいな女性でした。。

で、その彼女は本当に化粧もバッチリ、服もおしゃれという感じで、実は、これがタイでのMRという雰囲気なのかと思いました。とにかく、MRというのはきれいな女性が多いのだ・・・それがタイなのだろうかと。

ちなみに、タイの有名女優のダビカ・ホーン(マイ)のインスタはこちらです。

日本人が個人輸入するのは、タイ、インドなどで作られている医薬品

さて、タイのMRが扱う製品は様々です。ビタミン剤みたいなサプリ、ちょっとした家庭用の例えば美容に使う機器、そして日本では処方薬になっている製品でもタイでは数多く処方箋なしで買えるので、それらも扱っています。たとえば、抗生剤や鎮痛剤などですよね。

タイでは、本当にびっくりしますが、日本では処方薬の抗生剤、抗菌剤はもちろん、糖尿病やコレステロールの慢性疾患の薬、ステロイド吸入剤なども処方箋なしで買えるのです。

よいのか、悪いのか。わかりません。たぶんそんなによいことではないでしょう、どちらかといえば。。。ですが、便利ではあることは確かです。

なので、結構、日本で言う、「医療用医薬品」が医師の診察なしに、簡単に手に入ります。

そこで考えるのが、よく日本で個人輸入で海外の薬を買う人が居ますよね。またそういうことを商売にしている個人輸入業者が沢山いますよね。

医薬品の個人輸入は、本当に驚くことばかりです。なぜなら、医師の診察も受けていないのに、実質かなりたくさんの種類の薬を買えてしまうからです。

だいたい、タイ製とかインド製が多かったりしますが、かなりの種類の薬を、個人輸入という形で買えるし、業者も多いですね。

それは本当に、よいのだろうか? と、思ってしまい、厚労省のホームページを見ると、

◆ 医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器を営業のために輸入するには、薬事法の規定により、厚生労働大臣の承認・許可等が必要です。

→営業のために輸入って、普通に日本で販売するためですよね。それには承認・許可が必要って、要するに製薬会社のやってることですね。そのためには、許可、承認、認可が必要。当たり前ですが、納得して安心します。

ところがです、

驚愕 医薬品個人輸入について、厚労省の見解 

◆ 一般の個人が自分で使用するために輸入(いわゆる個人輸入)する場合(海外から持ち帰る場合を含む。)には、原則として、地方厚生局(厚生労働省の地方支分部局)に必要書類を提出して、営業のための輸入でないことの証明を受ける必要がありますが、以下の範囲内については特例的に、税関の確認を受けたうえで輸入することができます。 当然この場合、輸入者自身が自己の個人的な使用に供することが前提ですので、輸入した医薬品等を、ほかの人へ売ったり、譲ったりすることは認められません。ほかの人の分をまとめて輸入することも認められていません。

→これが驚き桃の木です。個人輸入する場合、手続きすることは「原則として」ということです。ということは、手続きしなくても自己判断で輸入できてしまいます。

全面禁止にしなくてよいのかなあ・・・・

ちなみにですけど、そんななかでも、「重大な健康被害の起きるおそれがある医薬品」は、流石に個人レベルでは認められておらず、医師からの処方箋が必要だということです。

まあ、そりゃそうだよなと、思いつつその、個人レベルでは認められていない製品リストというのが、厚労省のウェブ上にありますので、見てみました。

まあ、普通に薬が色々載ってるんだろうなあと思いきや・・・・

https://www.mhlw.go.jp/topics/0104/dl/tp0401-1a.pdf

製造元は不明で、商品名はちゃんとついていて、なおかつ有害な物質が検出されたというリストのようです。ちょっと、イメージしていたリストと毛色が違いました。

その中で見ていくと、結構タイ製が多くて驚きです。

タイ 世界をリードする医療ツーリズム先進国 

ーー厚労省のWEBに載っている、個人レベルでも輸入が認められていない薬品のリストの中からの抜粋ーー
82 ヤンヒーホスピタルダイエット 製造元 不明(タイ) 形状不明
83 ヤンヒースペシャル  製造元不明(タイ)形状 不明
84 ヤンヒーリバウンド防止薬 製造元不明(タイ) 形状不明
85 ヤンヒーアドバンスセット  製造元不明(タイ)形状 不明
86 ヤンヒー・EVシリー ズ  製造元不明(タイ) 形状不明

などなどです。すごい具体的な商品名を、日本の厚労省のWEBページでリスト化されていてびっくりです。

ちなみにですが、このヤンヒーというのは、バンコクにあるヤンヒー病院のことだと思います。

ヤンヒー病院とは、世界一(だと思われる)美容整形外科をメインにした総合病院です。美容や健康をテーマにしていて、とても優秀な医師がたくさん居るらしいです。国際総合病院で、世界中から患者が訪れています。日本から訪れる患者さんもめっちゃ多いみたいです。WEBをみていただければ、納得いただけるかと思います。世界中からLGBTの患者さんも数多く来ております。

ヤンヒー病院

美容整形がメインなので、ちょっと、まあ、あれですけど、医療先進国タイの一面です。

ちなみにですけど、ヤンヒー病院はちょっと、特殊な例ではありますが、タイには、世界中から患者が訪れるレベルの高い総合病院が沢山あります。

日本人をメインの患者にする外来や入院施設も多いです。
サミティベート病院
ヴァムルンラート病院
バンコクホスピタル
BNH

などなどです。こういう病院には日本人のスタッフもたくさん働いております。日本人向けにマーケティングをやっているスタッフにキャリア相談をされたことがあります。

金儲け主義かといえば、そうかもしれません。でもそれは重要なビジネスなのです。そこはけっこう、ビジネス色ありありです。

中東や欧米からの患者さんを獲得するのも、タイ国の重要な外貨獲得手段のひとつなんだろうと思います。

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日本で医療ツーリズムは現実的か

日本も、経営難の病院とかは積極的に海外からの患者さんを受け入れたらよいのでは??と思いますが。トラブルなどを起こさない人をターゲットにです。

たとえば、裕福で余裕のある中国人とかであれば、日本の都会でも地方でも病院に喜んで来るかと思いますが、どうでしょうか。 まあ、ちょっと、日本ではカルチャー的に難しいですかねえ外国人を積極的に受け入れるのは。。。。

しかしながら、そうこうしているうちに、中国も、東南アジアも医療が目まぐるしく進歩して、日本は取り残されないですかね。。。。

というのも、最近、友達の友達で、フィリピン人の若い男性医師と話しました。とてもいいやつでした。

【唖然】日本の医療レベルについての感想を、各国を研修で回っている若いフィリピン人耳鼻科医師に聞いたら・・・

彼は英語も中国語もできるのですが、まだ若いので、アジア中心に各国を研修で回っています。日本の大学病院にも研修で行っていました。
耳鼻科なのですが、各国回っている、その

フィリピン人医師の彼曰く、ASEANと中国、日本では、日本が医療が遅れていると言うのです。

その発言に、もうびっくりです。

各国を研修で回った、彼の感想です。彼はとてもフェアで穏やかで良いやつなので、そのままの感想だと思います。なにか、負けず嫌いとか、そういう感じではありません。育ちが良くて、とても正直な明るいよいやつなので、率直な感想だと思います。

もちろん、全ての国民が全体的に標準の医療を受けているかといえば、それは日本が一番だとは思います。国民皆保険制度のおかげです。

しかしながら、先端の技術や先端の医療という意味においては、東南アジアのほうが進んでいると、彼は言うのです。

もうびっくりです。

保険とか無視で最先端の医療だけを追求する病院とか、日本では駄目かね?

日本  最先端の医療を追求できるのか

大丈夫かな日本と、思ってしまいます。将来、国民皆保険制度が崩壊などしたときに、日本はすぐに諸外国に諸々の技術や医療レベルをキャッチアップできるでしょうか。。。。。

たとえばですけど、一般人にはなかなか受診できないような、超最先端の病院とか作ったら駄目ですかね。世界の金持ちだけを相手にするような。

そういうのができて、ドンドン金持ちに普及すれば、いずれはそれらの最先端の技術のコストが安くなり、一般でも受診できるようになるとか、ないですかね。。。

金の話ではなくて、技術が取り残されるのが心配です。

Photo by DSD on Pexels.com

標準的医療を国民皆保険でというのは、日本の本当に世界に誇る、素晴らしいことではあるのですが、本当にそれはそう思うのですが、

一方で、今からでも、世界の金持ち相手に最新の医療を提供する病院とか、そういうのができてもよいのではないでしょうか。

そうしないと、遅れてしまうのでは。医療までも島国根性だと、やばいのでは?

そのためには、先端の医療にかぎり、先進医療保険などなどで対応などなど、いろいろ考えなければいけないことがたくさんあるかと思います。

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