全ての取引が記録されるなら、
ブロックチェーンの技術で、リアルワールドエビデンスは構築できないか、考えてみたりする。
全ての事象をトラッキングできる技術、しかもそれが暗号化されるのであれば、ブロックチェーン技術はPMSモニタリングに向いているのでは無いだろうか。
しかしながら、暗号化されて個々の端末に入ってしまうので、一元管理は課題になるのかもしれないが、それを克服するのはそれほど難しくはなさそうだ。
なぜこんなことを考えたかと言えば、単純な思いつきに他ならない。
なぜこんな思いつきをしたかと言えば、たまたまフィンテック絡みのリクルーティングをしているときに、少し勉強して、ブロックチェーンは分散型台帳技術と呼ばれているということを知ったので。
てっきり、色々な仮想通貨のことをブロックチェーンというのかと思っていました。
ブロックチェーンとは仮想通貨の技術を指している
ブロックチェーンは技術のことを指し、仮想通貨、ビットコインを支える中核技術とのこと。つまり、仮想通貨はビットコイン。それを動かす技術はブロックチェーンの1部ということなのか?。
台帳というくらいなので、ビットコインにまつわる全ての取引は、インターネット上に記録されている。これでリアルワールドエビデンスも記録されれば良い。ビッグデータを解析するAIエキスパートをいちいち雇わなくてもよくなるかも。パイソンやらRやらを熟知しなくても、解析できそうじゃね?
「サトシ・ナカモト」って誰?
それはミステリー。
ていうか本当に、誰だかわからないことになっている。その、正体不明の「サトシ・ナカモト」によって、2009年1月3日に誕生したビットコインの全ての取引は記録されている。暗号化されて保存されていて、特段、管理する仕組みが定まっていないので、集中的な権限が無いのが、リスク分散にもなり、逆に良いらしい。
ブロックチェーンは、技術を指す。
なので、ブロックチェーンでリアルワールドエビデンスを構築できるだろう。
リアルワールドエビデンスは、知らないけど、すでに、応用されようとしているのは、
・不動産取引
・貿易金融取引などのスマートコントラクト
・食品などのサプライチェーンのトラッキング
・その他
このその他は、医療にまつわることも含まれるだろう。
ただし、まだまだ絵空事に過ぎないだろう。なぜなら、フィンテックをめぐる事件が後をたたないからである。
もし間違ったことがエビデンスとして構築されたら、もうえらいことになる。しかも、事件や事故の責任は誰が取るのか。
法的な整備も待たれるだろう。
それに、やはり医療ともなると、高い倫理観が常に求められるので、こういったよくわからない人が作った仕組みなどは、敬遠されるだろう。
倫理、法律、責任など。まだでしょ。
ブロックチェーンにまつわる、事故や不祥事などをググると、出てくる出てくる。こんなに不完全なものは、医療への応用はまだまだ先と言わざるを得ない。
理屈で気には、ブロックチェーンの技術は、もしもセキュアなものであると確信できるならば、医療への応用は待った無しだ。
統計、データ解析、エピデミオロジー、保険、全てにおいて応用できるものばかり。
リスク管理を徹底すれば、本来のテクノロジーの恩恵に預かれるけど、またそのリスクというのはいたちごっこ。
ブロックチェーン用のリスク管理のソフトウェアをどんどん更新しなければならず、ここも全く遅れている分野である。
もしこのリスク管理もAIで作ったら、もうそのイタチごっこを人間が把握することがそのうちに不可能になるのでは。
勝手に、リスクが高まり、勝手にAIがソフトウェアをバージョンアップし、いつしか人間が追いつかなくなる。
やはり、医療への応用は、今の高いではとてもじゃ無いけど、怖いな。
サトシ・ナカモトって、まじで誰なの?
ビットコイン、また最近上がってる。