ニキビの薬 来るか? DMT310
DMT310
Dermata Therapeutics Inc.は、最近NASDAQに上場したカリフォルニアにあるベンチャー企業で皮膚科のパイプラインがあります。
パイプラインの目玉のDMT310は現在、中等度から重度のニキビの週一回の治療薬として開発中です。P2が終わったようですので、来年あたりに出てくるかと思われます。
しかもDMT30は天然資源由来だそうで、なんとなく、美容系にはフィットする感じがします。売れそうな気がします。美容系で天然由来って、良いですよね。安全性とかどうなるかだと思います。効果がある薬は結構副作用とかもあって、特に女性ですと妊娠の可能性のある方には使いづらいかと思います。DMT30は中等度から重症に使うということですので、副作用も多いでしょうね。わかりませんが。
市場的にはどうなのか、わからないことですが、例えばディフェリンのガルデルマは日本を撤退し、日本法人はレキットに移ったり、さらにプロアクティブに吸収されたりしました。ですので、売れればすごいでしょうが、ちょっとこのニキビの市場ってフレーキーなのかなと思います。
日本に上陸したら、どんなMRを採用するか
もし日本に上陸して単独か、コプロかわかりませんが、美人とイケメンMRを揃えた営業部隊を作ったら良いかと思います。現在タイに住んでおりますが、タイのMRって、美人ばかりだそうです。実際に見たことは何人かありますが、美人でした。タイでは、MRというと、セクシーで美人な人という、一般的なイメージさえあるらしいです。
多様性を重んじなければならないので、あまり容姿を前面に押し出す採用はできないと思いますが、前面に押し出さずに容姿を重視した採用って、結構あります。90年代ですが、製薬会社はむしろ競うようにこぞって新卒は美人を採用しました。しかもその頃は新卒では女性の数が上回りました。
ただしそれも大手にしかできないことで、僕が所属していた弱小メーカーは、美人どころか、女性そのものが一人も居ませんでした。ですので、他社大手で、美人ばかりいて会社の中とかどうなっているんだろう?なんて、思ったこともありました。
メーカーによって特徴がありました。可愛い系とか、綺麗系とか、背が高いとか。ふざけていると思うかもしれませんが、マジです。例えば、大阪本社の某外資は、新卒女子がみんなすらっとした綺麗系を明らかに揃えていたりしました。そんな新卒女子がものすごく田舎に配属されたりして、色々と問題が出てきたりしたりもしました。
2010年頃、ある外資の製薬企業で、その後吸収されてしまいましたが、当時着任したが外国人社長と面会しました。これからとるMRの採用戦略として、美人ばかり集めて欲しいと、明確にはっきりと、クリアに言われました。もちろん、おおっぴらに前面に言えないことで、だからこそ、大手のエージェントにもあまりお願いできないとも言っていました。ですので、明らかに、そういうことはあるのです。
ただし、単独で上陸すれば、そういう戦略も可能でしょうが、大手の1部門として上陸するときは、その部門だけ違った方法での採用は難しくなるかと思います。
M&Aの好材料になりそうな雰囲気満々
DMT310 HPから要約
- DMT310は、Spongillaプラットフォームテクノロジーから開発された
- DMT310はSpongillalacustrisの天然資源に由来する
- 週に1回の塗布
- 中等度から重度のにきび
- 軽度から中等度の乾癬
- 中等度から重度の丘疹膿疱性酒皶
- 皮膚の角質除去、コラーゲン産生の促進、閉じた面皰の開放(アクネ菌を殺すのに役立つ好気性環境の作成)
Dermata社にはTMT400、TMT410という候補もあります。ともに皮膚科の製品となっております。こちらなP1のようです。
経営陣を見るとCEOの方はビジネス寄りの方で、前職のSantarusというバイオ企業も吸収合併により売られているので、かなりM&Aには積極的な企業かと思います。最近科学者がCEOというケースが多いのですが、Dermataはビジネス寄りかと思います。今までの皮膚科専門会社みたいに、M&Aの良いターゲットになることはほぼ間違いないかと思います。

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