Jnana なんて読むの?

多分ですけど、答えは「ニャーナ」

どうやらサンスクリット語が語源らしいです。

Jnana Theraputic Inc はボストンにある、創薬を主体としたバイオ企業です。希少疾病、PKU、免疫、オンコロジーの開発をメインにしています。すでに、アッヴィ、ファイザーから投資を受けていて、今回、ロッシュとの提携がニュースになりました。

今回、ロッシュはJnanaのパイプラインについて40万ドルの提携をしたのです。えっと、40億円ですか。。なんか、まだ世の中に出ていない薬の奪い合いですよね。しかも薬になるかどうかもわからないのに、40億円も出すんですね。さすがです。

ああ、日本にも、こんな会社、無いんですかね? 期待された再生医療とかは、今どうなってるんでしょうか? なんか、ワクチンの工場とか作ってる場合じゃ無いですよね。

Jnanaはサンスクリットではジュニャーナ、バーリ語ではニャーナだそうです。仏教用語っぽいです。

パーリ語 ñāṇa
サンスクリット語 jñāna
中国語 智, 若那
日本語 智
(ローマ字: chi)
英語 knowledge

なんか、高尚な会社名ですよね。本当にボストンの会社なんでしょうか? この会社のロゴまーくも何やらサンスクリットの綴りを思わせるようなフォントです。

サンスクリットは、結構タイ人の名前とか、タイの王様の名前とかも由来していたりするのです。なので、タイに住んでいると少し身近です。仏教で言えば、日本は大乗仏教でしょうけど、タイは上座部仏教です。まあ、とはいえ、出どころはサンスクリットなので、タイの名前にもあるのかと思います。

地名にもあります。例えば、スリランカという国のスリは、崇高なという意味です。このスリは、例えばタイの多様のシーなかりんのシーは、実はスリなので、スリランカのスリです。シーラチャーというパタヤの手前の日本人の多い街も、綴りをよく見るとスリラチャなので、崇高な土地という意味になります。อำเภอศรีราชา 日本語だとシーラチャーですけど、英語の綴りはサンスクリットをリスペクトして Srirachaというふうに、Sriになるわけです。シラチャーソースのシラチャーです。

そんな話は、どうでも良いですよね。

ニャーナは、悟りだそうです。

この会社は、多分、悟っているのかと思います。

悟っている人々は誰なのでしょうか? もしかして、創業者が仏教徒? さあどうなんでしょうか? それは分かりません。

ジュニャーナ(梵: jñāna、若那、智)とは、サンスクリットで物事を分別する知恵・知識のこと。パーリ語では、ニャーナ(巴: ñāna)と言う。

バラモン教の伝統では、ウパニシャッドに記されているように、自身の中のアートマン(真我)を探求・分析することで、梵我一如の境地に到達する知恵「アートマ・ジュニャーナ」(Atma jnana)の獲得が目指されてきた。

ジャイナ教では、目指される最高の知識のことを「ケーヴァラ・ジュニャーナ」(Kevala Jñāna)、すなわち「「完全者」(ケーヴァリン)の知恵」と呼ぶ。

大乗仏教においては、般若経や龍樹・中観派によって、この分別的な「智」である「ジュニャーナ」(若那)を超えた、究極的な無分別の「慧」としての「プラジュニャー」(般若)が、釈迦の悟りの境地として賞揚された。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A

Jnana Therapeutics について
Jnana Therapeuticsは、次世代ケモプロテオミクスRAPIDプラットフォームを活用し、有効性が高く、アンメットニーズの高い疾患に対する薬剤を発見する、臨床段階のバイオテクノロジー企業です。Jnana社は、希少疾患、免疫疾患、癌を含む幅広い疾患を治療するためのファーストインクラスおよびベストインクラスの治療薬の開発に重点を置いています。Jnana社が100%保有するリードプログラムは、希少な遺伝的代謝疾患であるフェニルケトン尿症(PKU)の治療薬として、フェニルアラニン輸送体SLC6A19のアロステリック部位を標的としたファーストインクラスの経口投与の可能性を持つもので、Jnana社は、このような治療薬の開発に取り組んでいます。ボストンに拠点を置くJnana社は、低分子医薬品の創製と開発における科学的リーダー、経験豊富な経営陣、そしてライフサイエンス分野の主要投資家であるBain Capital Life Sciences、RA Capital Management、Polaris Partners、Versant Ventures、Avalon Ventures、Pfizer VenturesおよびAbbVie Venturesの支援を得て、設立された会社です。詳細については、www.jnanatx.com、TwitterとLinkedInでフォローしてください。

https://www.linkedin.com/company/jnana-therapeutics/

ケモプロテオミクス

Jnanaのポイントは、なんと言っても、ケモプロテオミクスです。意味がわかりません。まるで恐竜の名前のようです。トリケラトプスなら知っています。

ところが、知らないのは僕だけで、結構有名な概念のようです。色々と、こういうところでやっているようです。https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2022/pr20220517/pr20220517.html

分析、解析する技術のようです。読んでもわかりません。お疲れ様です。

ケモプロテオミクス

化合物と蛋白質の相互作用を解析する技術。プロテオミクスは、質量分析計などを利用し、網羅的に蛋白質の存在量を測定する技術だが、従来のプロテオミクスでは、蛋白質が持つ活性については解析できなかった。ケモプロテオミクスは、化合物と蛋白質との相互作用を手掛かりとして、蛋白質の生物活性を解析することができる。同技術を用いることで、フェノタイプスクリーニングでヒットした化合物の標的となる蛋白質を解析することもできる。

 ケモプロテオミクスの1つが、活性ベース蛋白質プロファイリング(Activity-Based Protein Profiling:ABPP)プローブを利用する手法だ。ABPPプローブは、生物活性を阻害することが分かっている化合物と、蛍光物質などのプローブをリンカーでつなげたプローブ。解析したいサンプル中にABPPプローブを添加すると、活性を持つ蛋白質にだけABPPプローブが結合するため、その蛍光量を検出することで、活性を持つ蛋白質を解析できる。

https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/011900001/18/07/05/00188/

なんというか、悟りを開いたかのようなバイオ企業が、ボストンにあるという話で、そこのパイプラインが高額でアッヴィ、ファイザー、そしてロッシュに買われているという話です。そのバイオ企業のポイントはケモプロテオミクスです。

患者さんにとっては新しい選択肢ができつつあるのは良いことです。ただ、日本の会社も頑張ってほしいです。

Jnanaはボストンのシーポートというエリアにあります。なんていうか、近くまでは行ったことあるのですが、用がないと行かないエリアです。そもそも、ボストンってあんまり良い感じがしないんですよね。それは個人的な問題ですけど。ただ、この海岸沿いに行けば、ケープコッドがあって、そこにはよくNYから船で行きました。なぜかといえば、Striped bassという、日本でいえばスズキみたいな魚がよく釣れるのです。ストライプ°ドバスを狙う人々をストライパーと言いました。そのストライパー向けの雑誌がありまして、20年前にケープコッドで釣ったバスのフォトを送ったら乗せてくれました。笑 なんか、寒いし、ホテルも高いし、クラムチャウダーとかロブスターは美味いかもだけど、自分には合いませんでした。ハーバード大学も見学したりしましたし、バークレー音楽院もチラッと行ったりしましたかね。。

というのも、なぜかこの悟りとか、叡智とかいうJnanaって、どっちかいえば東海岸の雰囲気かと思ったから、こんなことを言ってみました。バイオ企業といえば、今、カリフォルニアとか、あるいは東でもフロリダとかに多いかと思ったりしているのですが、この、いかにも深い雰囲気が、東というか、ニューイングランド地方の人々に合っているような気がするのです。ていうのも、会社のフォントをサンスクリットっぽくする時点で、思慮深い人々が中にいるんだろうなあ、と思ってしまいます。個人の感想ですよね? 笑