プラットフォームとしてのCSO

25歳 – 35歳のMRのあるある

・他業界からの未経験MRを目指す

オワコンと言われ続けて40年。MRはいまだに存在します。大きなリストラも、小さなリストラも過去には何度となくありましたが、採用もそれなりにあるのです。全体数は減ったかもしれませんが、若手を中心に採用が活発になるのも確かです。他業界の営業経験は、この超ホワイトなMRになるためには、必ず生かすことができます。特にMSの方々は歓迎とのことですが、どんな業界の営業職の方でも可能性があります。

最近は営業職のみならず、ホスピタリティ系職種の方々もMRへの転職ターゲットとして注目されています。例えばホテル業界、航空会社の客室係、などなど、そして自衛隊員も対象にしているCSO企業もございます。ご相談ください。

・CSOからCSO

他業界出身で未経験MRになり、1プロジェクト終了後の人。あるいは、同じCSOではあっても別クライアントのPJを打診され、そのPJがイマイチと考えている人。メーカーに転職するにはMRとしてのキャリアが少し浅いかなという人。こんなケースには、別のCSOでより良いPJに紹介できます。ご相談ください。

・国内中堅メーカーから領域を広げたい

国内中堅メーカーに新卒で入社したものの将来に不安を抱くケースです。開発パイプラインが欠乏していたり、現状扱っている製品も、特段新規性のあるような製品ではなかったり。そのまま何年も続けて良いのだろうか?と思ってしまいます。かといって、専門領域メーカーへの転職には経験値を問われるのでハードルが高い。そんなMRは、CSOでできれば専門領域で1、2PJを経験すると、次のキャリアの幅が広がります。例えば、そのまま国内企業でプライマリのまま3年後にメーカーに転職するよりは、3年間CSOでも専門領域を経てメーカーに転職した方が、転職先からのオファーも良いです。

・国内小メーカーから新薬メーカー経験を求めて

国内小メーカーは、例えば老舗の製薬会社が多かったりします。ヒット商品が1つか2つあって、それはOTCだったりするのですが、実は、医療用医薬品もあります。。みたいな会社です。それはそれで伝統があり悪い会社ではないかもしれませんが、いよいよこの先不安だったり、人生の大部分をその会社で過ごすわけにはいかないと思う時には、CSOへの転職をお勧めします。

★上記国内メーカーで、実際の会社名を知りたい方は、ぜひご連絡ください。

・単科専門メーカーからの

例えば眼科専門MR、漢方薬だけのMR、皮膚科専門MRです。単科だけを担当していると、転職の時に幅の狭さがネックになります。これも一概に言えなくて、例えば加齢黄斑変性の新しいバイオ製剤が出た、、なんていうことになった時には眼科経験は重宝されると思います。ただ、そんな時をずっと待つのは、どうだろうとも思います。漢方薬のMRは個人的には、すごいスキルだと思っています。身につけた知識は多分、ずっと役に立ちます。とはいえ、MRとしてキャリアを構築していくには、後々やはりしんどくなります。CSOでは、漢方初め、単科のみの経験者MRでもOKな新薬PJなんかも出たりするので、キャリア構築には有効かと思います。ただ、とは言え、最近は皮膚科のバイオ製剤の新薬ラッシュで、とにかく色々なメーカーがどんどん新薬を出しております。ですので、単科ではあったとしても、皮膚科経験は、もしかしたら今後食いっぱぐれない領域かもしれません。ただ、もし皮膚科だけで生きていくことを望んでいればの話です。そうではなければ、やはり、CSOで他科の新薬のMR経験を積むことも選択肢になってきます。

・ジェネリックメーカー

これも考え方かと思いますが、中にはジェネリックメーカーで楽しく仕事をしているMRも居ますし、大手は昇格すると結構給与額も高かったりするので、もし、ジェネリックの世界で生きていくと決めているのであれば、それはそれで良いことかと思います。ただ、やはり、ドクターとの深いトークや症例ベースでの提案をしたりするMRの仕事や、まだ世の中に出ていない画期的な新薬を扱うという希望があったりする場合は、CSOで新薬PJに携わることを目標に転職をした方が良いかと思います。ジェネリック経験のみでもOKな新薬PJもCSOにはあったりします。

・出戻りも結構あります

別業界に行ったけど、やっぱりMRに戻りたいという人々です。定期的に、一定数の方をサポートしております。新卒後5年くらいMRをやって、MRオワコンということで、医療機器メーカーやIT業界などの別業界に転職したものの、やっぱり超ホワイトのMRに戻りたいというケースです。元々メーカーではあったものの、他業界を挟んでいるので、なかなかメーカー案件はハードルが高かったりします。まだ30前後で若ければ、とりあえずCSOにMRとして復活して、1、2PJを経て、その後のキャリア展開も十分に考えられますので、大船に乗ったつもりでCSOにコントラクトMRとして復帰されたら良いかと思います。

・若いのに僻地配属、特に女性

新卒女性を友達も居なければ親戚も居ない、縁もゆかりもない土地へ配属する企業風土が僕には理解できません。もちろん、男女差があってはならないということもあるのかもしれませんが、そんなのこの日本社会なら暗黙の了解で新卒女性はある程度地元や、あるいは人口の多い都市への配属にするものだと思いたいです。前述のように、友達も親戚も誰も居ないような全く土地勘の無い僻地に、しかも最寄りの地方都市に出るのに3時間とかかかるような陸の孤島みたいな地域が、日本には結構あります。そんな土地に新卒で配属になった女性MRを今まで何人か転職サポートしたことがあります。一番印象に残っている方は、外資の中堅メーカーMRで、新卒で9年経った方でした。32歳になろうとしていました。「ぶっちゃけ僻地で彼氏ができても困るし、作りたくもないし、遠距離も非現実的だし。合コンなども不可能。たまにスケベな開業医のおっさんに飲みに連れていかれたり。たまに、地元の研修医の自慢話を聞いてデートっぽいこともしたりはした。それくらいしかなかった。」という訴えでした。その方は、首都圏出身で大学も首都圏の方でしたが、晴れて勤務地横浜でCMRに転職しました。

・メンタル

まあ、新卒で僻地にも関連するかもしれませんが、例え都会であったとしても、社会人になり突然親元から離れて一人暮らしを始める方も多く。数字もあれば仕事もきつく、社会人生活に馴染めなかったりする方が相当数います。時に、パワハラ、セクハラを受けながら耐えている人とかもたくさんいまして。。昔なら、世話焼きの同僚や年の近い、1個上の先輩などが面倒見てくれたり、相談に乗ってくれたりしたのでしょうけど、現代においては、同僚とは言えそんなに強い繋がりがあるわけでもなく、ひとりで色々と抱え込んだりするのです。そうなると、メンタルに支障をきたして、時には休職したりしなければならなくなったりします。メンタルで休職というのは、なかなか一筋縄ではいかないもので、長引いたりしますと、復帰そのものが困難になり、やがて退職したりするのです。でもこれって、誰にでもありうることで、しっかりと薬も治療もあるわけです。人によっては、治療が功を奏して、離職の後に、MRとしてまた復帰できる状況にまでなる方も多いです。そういう方は、まずコントラクトMRで肩慣らしです。離職期間、ブランクが多少あってもOKなPJもあったりしますので。

・産休育休明けは普通に行かない

特に製薬会社はヘルスケアカンパニーですから、女性の産休・育休制度には理解がある会社が多いのです。ところが、現場とはやはりギャップがあったりします。特に移動距離が長いメーカーや、出張もあるようなバイオベンチャーなどなどですと、どんなに産休、育休制度が充実していたとしても、復帰は相変わらずハードルが高くなります。日本の場合は、使う側も、転勤も不可でなおかつ時短勤務となると、重要施設などは担当することはできず、このご時世に及んでも、こういう産休明けの方の働き方に苦慮するメーカーがあったりします。本来おめでたくてハッピーな事なのですが、現実問題は、そのまま元通りに復活ということが叶ったりすることは滅多にありません。子育てもありますし、そんな方は、お気軽に勤務地限定で契約社員でも関係ないので、CSOでコントラクトMRとして復帰することが良いかと思います。ただしご主人の収入が低かったりすると話が微妙になってきたりはします。とはいえ、CMRでもそんなに給料は低くないので、まずはCSOで復帰をお勧めします。ご相談ください。

・社内結婚とか

社内結婚したりしますと、結婚後も夫婦で同じ会社にいたりすることはとても難しくなります。別に、居ても構いませんが、大体どちらかが止めるケースが多いです。メーカー転職案件がたくさんある時ならよかったかもしれませんが、なかなか昔ほど案件がなかったり、タイミングが悪かったりした時には、コントラクトとして転職をしたら良いかと思います。全然ありですよ。普通多いのは、奥さんの方がその会社を去るケースかと思います。

・ご主人の転勤など

MR同志の夫婦だったり、あるいは他業界でも転勤族のご主人がいる奥さまMRです。若いうちは2馬力でダブルインカムというところですが、やはり夫婦はご一緒に過ごすべきかと。そんな時は大体、奥さまMRの方が勤務地限定でCSOを志望します。勤務地限定だと、CSOは契約社員になりますが、別に問題ないです。PJがそうそうなくなるなんていうことはないですし、もし1PJ後に延長や他のPJ紹介がなければ、別のCSOに転職ということになります。2つか3つのPJをやるとなんだかんだで5年以上経過します。

・病気になることだって誰でもある

実際にそういう方も、過去に数人サポートさせていただきました。メンタルではなく、普通に病気で病院にかかることが必要になったり、休職したり、転勤できないなど、さまざまな事柄が生じてきます。もちろん、メーカーに勤めながら病欠などのサポートもありますが、結構大きな病気だったりすると、休職も長くなり、実際に復職など、制度的にできないことはないのですが、色々難しくなったりするのです。そんな方のCSOへのサポートをさせていただいたこともあります。その方はPJ終了後、病気も回復され、またメーカーへ転職されました。

・事情…生きてりゃ問題も抱える

人生はいろいろです。うまくいく時もあるし、うまくいかない時もありますよね。うっかりコンプラに引っかかってしまったり、社内でなんらかの問題を起こしてしまったり。会社にはバレてないけど、得意先でまずいことがあり、すぐさま遠くに行きたいとか。生きていれば、そういうこともあります。すぐにどこでも良いから、CSOで遠くに行きたいという方、過去に居ました。ただ、まあ、最近の若い方は、そういうやらかし系の方々も少なくなったというか、滅多に見なくなりました。

・CSOに興味がある

純粋にCSOのビジネスに興味があるという方、過去に居ました。大手国内製薬企業のMRの方でした。これは面接などでいう建前的なことではなく、本当にCSOに興味があったということです。特にCSOでのキャリアパスに興味があったということで、例えばコントラクトMRから、ビジネスディベロップメントや採用担当、PJマネージャーなどなどの職種に進むというケースもあります。CSOはサービス業ですので、そのような職種はとても重要です。とりあえずその方はMRとして入社しました。

35ー45歳のMRあるある

・転勤できない

35歳から40代になってくると、種々のライフイベントを経ている場合も多くなります。それは人生においてとても素晴らしいことではあるかと思いますが、一方で転勤などの手枷足枷になったりという言い方もできなくはありません。

家を買った・・・持ち家を持って、それが奥様はとても気に入ったりしていて、そんな矢先の転勤辞令。これって本当によくある話ですよね。なんで家を買うと、転勤させられるんでしょうね。ちょっと転勤はしづらいです。

奥様の実家近く・・・これはロケーションの問題です。奥様のご実家近くに住んでいる方は、大体転勤ができない状態になるケースが多いです。

家族の病院通い・・・色々なケースで、加療中の方は、慣れている病院から離れたくないというのもありました。特にお子さんのケースですと、なおさらです。

40歳を超えてくると、都心勤務の方々は、子供が私立の学校を受験したりということも出てきたりします。早期退職で、手挙げして、割り増した退職金をもらって、資金の目処がついていれば、なるべく子供さんと一緒が良いのです。

・早期退職

少し触れましたけど、早期退職です。対象年齢だったりしますよね。もちろん、バイオベンチャーとか、大手外資とかに誘われたりする方もいますが、一方でCSOへの転職も多いです。勤務地の縛りを少し緩めれば、正社員としてCSOに移れます。大体各社CSOの正社員のリミット年齢は47歳くらいです。前後ありますけど。少し勤務地を緩めても、正社員なら。。。ということでCSOに転職した多くの人々を今までサポートさせていただいております。

45ー55歳のMRあるある

・またまた早期退職

40代後半になりますと、支店長や部長などでバリバリやったりする人と、バイオベンチャーなどを渡り歩いて2000万円以上の年収や株式の配布を得ている人もいれば、地方で平和に1MRとして過ごしてきた方々など、だいぶ今までの経歴に特徴が出てきます。支店長部長などは、引き続き、バイオベンチャー立ち上げなどの職種を探すことになるのかと思いますが、一方で平和な1MRの方々の早期退職は、その後、20年、いや人によっては30年も転職経験の無い方々が転職先を探すことになったりするのです。注意した方が良いのは、友人や知り合いを気安く頼らないことです。はっきり言って、何か困った時のアドバイスは難しいです。活動する前に、まず、全体の流れを説明しますので、ぜひご連絡いただければと思います。特にCSOには、できれば47歳頃までに入社すると、正社員枠での採用が可能になります。実質60歳くらいまでは、残ることが原則ではありますができることになります。原則です。ただ、50歳を超えて、正社員枠がないので契約社員ということになった時でも、どのように進めるのが最適なのか、アドバイスさせていただきます。特に、他のエージェントさんではなかなか提供できないようなアドバイスができるかと思います。

・ライフイベント

アラヒフともなれば、それぞれの事情があるのは当たり前です。介護なんかもそうですし、子供の教育費とか、ローンの残りとか、色々と考えなければならないことだらけです。そんな中での、最適解を一緒に考えて、アドバイスをします。

・キャリアが荒れている人

結構経歴にキズというか、荒れている人も中にはいます。これは別に、自分が原因であることもあれば、Bad Luckだったこともあるかと思います。結果として、キャリアが荒れてしまっている。CSOも実は受けまくっている。。。そんな方のお話も伺えればと思います。あるひとは、聞き出して、まだ受けていないCSOがあり、そこに紹介して見事採用に至りました。

・とにかく何かないですか?

50歳代半ば以降になり、とにかく何か携われる案件とPJがあれば、興味あります、という方は少なくないです。平たく言えば、なんでもやりますという感じの人です。

・ワンチャンある

アラヒフでも、そこから何か新しいことが始まるなんてことは、大いにあり得るのです。考えてみれば、たった10年前は、アラフォーでMRとしてなんでも一流にこなす世代だったわけで、たった10年しか経っていないのですから。体力的に著しく衰えたなんてこともないですし、50前後まで全く知らなかった世界で活躍できることもあるかもしれませんよ。例えば、全く新しい領域とか、アラヒフから可能なPJも結構あります。今までの悔しい経験をリセットできます。ご相談ください。

・CSOは有益なプラットフォーム

ざっとですけど、CSOへの転職を考えるときの状況をそれぞれ思い出しながら羅列してみました。

CSOはそれぞれのケースでMRにとってものすごく有益なプラットフォームになり得ます。CSOをお考えだけど、色々と躊躇している方は、ぜひ何なりとご連絡いただければと思います。

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