先日、昔お世話になった先生と食事をしました。現在先生は都内の某病院の院長に就任されて数年経っています。私がお世話になった当時は都内の基幹病院の内科部長でした。
私がMRをしていた90年代は製薬会社の数が多かったと思います。合併前の会社が存在していたからです。現在のメガファーマは
当然数社の合併を繰り返して、会社としては1つですが当然のことながら合併前は数社があったので当たり前といえば当たり前です。当然MRの数も多かったのかもしれません。
多くのMRは当然競争もあるし、また仲良くもなります。競争の武器は、トークです。
以前はMRといえばトーク。ドクターとのトークの応酬です。トークしすぎて仕事に関係ないことまでトーク。時には仕事以外のトークに終始して終わるとうことも少なくありませんでした。今もそういうMRがいるかもしれませんが、それが良いとか悪いとかの評価はわかりません。なぜなら、今のMRはトークの他に競争に使う武器があるからです。それはiPadなどのテクノロジーでしょうか。
「iPadを持って近づいてくるMRがなんか嫌だ。」
と、先生は言いました。テクノロジーへの否定ではなく、トークが減ったということでした。
まあ、MRも色々とツールを使うことが会社側から求められているだろし、上司にもそのようなマネジメントをされているので仕方がありません。
ただ、iPadを使いながら、アイコンタクトをして先生とトークができたら素晴らしいと思いました。テクノロジーを使いこなして尚且つアイコンタクトもできるMRはすごいですね。